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OKAMOTO’S、初のベストアルバムの全貌を公開 ジャケットではデビューアルバムを再現

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デビュー10周年を迎えたOKAMOTO’Sが4月15日にリリースするベストアルバム『10’S BEST』の全貌が公開された。

2CDに収録される楽曲のラインナップは、Disc1はファン投票で決定された楽曲を厳選。人気投票順に楽曲が並べられ、人気楽曲を一気に聴くことができる構成となっている。

Disc2には、現在STORESのCMソングとして起用されている新曲の「Dance To Moonlight」をはじめとしたメンバーが厳選した楽曲が収録されており、各年代で印象的な楽曲や、配信のみでリリースされた人気曲、アルバムに収録されなかった未発表曲などが収められている。

初回生産限定盤及び完全生産限定盤には、2019年に開催された初の日本武道館公演の模様が収められたBlu-rayが付属。さらに完全生産限定盤は、おまけ付きの豪華パッケージに限定LP「Early Years Collection」が同梱されるほか、Blu-rayにもメンバーのスペシャルインタビューが追加で収録。

そして、本日解禁されたジャケット写真は、OKAMOTO’Sのデビューアルバム『10’S』のセルフオマージュ。10年前の撮影時に使用したオブジェを使用し、10年後にタイムスリップしたかのようなビジュアルとなっている。

『10’S BEST』

『10’S BEST』


『A FLOOD OF CIRCUS 2020』ゲスト第1弾としてGLIM SPANKY、SCOOBIE DO、WOMCADOLEを発表

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a flood of circle主催のロックンロールサーカス『A FLOOD OF CIRCUS 2020』のゲスト第1弾が発表された。

『A FLOOD OF CIRCUS 2020』6月28日(日)渋谷公演のゲストにGLIM SPANKY、『A FLOOD OF CIRCUS大巡業 2020』4月28日(火)・29日(水祝)札幌2days公演にSCOOBIE DO、6月12日(金)広島・13日(土)岡山公演にWOMCADOLEの出演が決定。なお、一般発売に先駆けチケット先行受付が開始となった。

MOROHAアフロの『逢いたい、相対。』第二十一回目のゲストは伊集院 光 本当の欲望は何かをシンプルに考えることが必要

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MOROHAアフロの『逢いたい、相対。』、第二十一回目のゲストは伊集院 光。そもそも今回の対談が実現した経緯は、伊集院がパーソナリティーを務めている人気ラジオ番組 TBSラジオ『月曜JUNK  伊集院光  深夜の馬鹿力』でMOROHAの楽曲を度々流すようになったことがキッカケである。またアフロ自身も伊集院のラジオ番組を愛聴する熱心なリスナーであり、著書も集めるほど会いたかった1人だと言う。2人が会話の中で導き出したのは、ラジオとラップの意外な共通点だった。

●「MOROHAはすごく良いんだけど、深夜放送を聴いているリスナーをえぐりすぎて賛否が出ると思うよ」という話をしました●

伊集院:よろしくお願いします。MOROHAを聴きまくってる大ファンってとこまでは行ってないんで、もしも失礼があったらゴメンなさい。

アフロ:とんでもないです! そもそも、どこで俺らを知ってくださったんですか?

伊集院:深夜ラジオのDJとはいいつつも、僕はほとんど楽曲を選ぶことをしなくて、基本は金子(洋平)という担当ディレクターに任せているんです。ある日、彼がMOROHAのCDを持ってきまして。最初に「宿命」を聴いたんですけど、その時、金子Dと「これを生放送で(『JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』の放送時間はAM1:00 - 3:00)流してしまうと深夜にリスナーをえぐりすぎちゃうんじゃないか」と心配をしたことかな。「MOROHAはすごく良いんだけど、深夜放送を聴いているリスナーをえぐりすぎて賛否出ると思うよ」という話をしました。そういう相談するのは珍しいケースでしたね。

アフロ:番組を聴いていると若手のインディーズバンドの曲もかかるので、伊集院さんがチョイスしているのかなと思ってました。あれは金子さんが選んでいたんですね。

伊集院:そうですね。自分の直感的なファッションセンスや音楽センスに対しては、いつも一旦疑ってしまうから他人に任せたいところがあって。それで気に入れば「あのバンドをもう一回かけてくれ」と言うことはあるんですけど。

アフロ:今まで伊集院さんが引っかかったアーティストは誰ですか?

伊集院:フラワーカンパニーズとか友川カズキかなぁ。あとはECDが急に刺さって、一時期はECDばっかりをかけている頃もありましたね。

アフロ:我々の曲を最初にかけてくださった時、「この時間にかけたら刺さる曲ではあるな」と言ってくださったじゃないですか。曲をかけた後に、その曲に対して喋ってくれることは滅多にないので嬉しかったです。

伊集院:そうか、生放送でも喋ったんだっけ。多分それを正直に喋った理由は、リスナーに「ちょっと痛い刺さり方をしたとしても、それは普通のコトだ」と思ってほしいという僕の保身があったと思う。自分が他人から一番言われたくないことを突きつけられた瞬間って、受け入れられた時はその相手をリスペクトするし、受け入れられない時は嫌悪感を抱く。MOROHAはその瀬戸際にあると思いました。「宿命」の中にある<あの頃のこと黒歴史だって笑ってる俺達はあの頃の俺達から見たらいったい何色の未来なんだろうね?>という言葉って、あまりに力がありすぎて、深夜の悶々とラジオを聴いている時に不意打ちされたら、尊敬と嫌悪のどっちかに大きく振れるだろうと思ったんだ。

アフロ:先ほどファッションと音楽を一度受け入れてから、自分の感覚を疑うと話してましたが、俺もその感覚がずっとあって。基本的に俺は何でも否定から入っちゃうんです。それでも好きにならざるを得なかったものというか、むしろ負けたなと思ったものだけが信用できるという気持ちで向き合ってきました。俺の腕組みを力づくで解いてきて胸を痛めつける、ということは自分の核心を突いているんだなと。

伊集院:あと、ここまで抵抗しているということは、もはやほぼ「負け」を認めざるをえないという「ひれ伏すフェーズ」に入っているんだろうなと。最初のうちは「痛いから嫌」で良かったんだけど、「ここまで痛いということは認めざるを得ないんだろうな」と。さらに、今52歳になって変わってきたのは「嫌悪の先にしか発見がない」ということで。「嫌かも」と思ったものを掘っていくのが癖になってきてる。マゾ。結局、この執念深い性格で長年突き詰めてきた好きなことには「もう知っていること」か「これ以上、知りようのないこと」の2通りしか残ってないと思う。逆に、ものすごく嫌ってきたものの中には、好きになり過ぎるのが怖いくて無理やり遠ざけたものがあるかもと。だから今、根っから馬鹿にしていた「犬を飼うこと」「自転車に乗ること」「ランニングをすること」「ディズニーランドへ行くこと」このあたり全部やってます。

アフロ:俺にとっては(自身の頭を指差して)まさにコレがそうなんです。俺、ずっと丸坊主だったんですよ。「自分はコレだ」と決めて、周りもそれを受け入れてくれてる安心感ったらないなと思って。10数年ぶりに美容室へ行って、ちょっと伸ばした頭髪を髪型として作ってみたんです。他にもTiK ToKをなんとなくダウンロードしてみたり。

伊集院:すごい分かる。確認した上で「やっぱり向かない」なら良いんだけど、今は「直感で嫌ったものを全部捨てるほどの贅沢はできねぇな」という感じになってますかね。かつて僕には「メジャーなものなんて、ロクなもんじゃねえ」という考えの時期があって。爆笑問題の太田光という人間は、あんなひねくれた感じなのに王(貞治)選手が好きだったり、サザンが好きだったり、SMAPが好きだったりもするんです。彼は「伊集院の考えは、逆にメジャーに踊らされているのと一緒だ」という指摘を僕にしてきた。「流行っているものが悪いという判断は、完全にメジャーに踊らされている」と言われた時に「あぁ、そうなんだな」と腑に落ちましたね。

●ブランディングしている自分にも、ちょっと嘘臭さを感じがするんです●

アフロ:それで言うと、何が本当なのか分からなくなってきませんか?

伊集院:すごく面倒くさいのは、このやり方って、自分の調子が良い時は全てのことが正解に思えるかわりに、悪いときは悪循環になって全てがキツくなるから、ホント精神バランス次第というところ。「ディズニーランドを楽しんでしまっている俺は、若い頃の俺にはどう映っているか」というモードへ傾いて凹む。この過去の自分に対して「お前は俺の歳を経験してないからわかんねえだろうけどな、逆にありなんだよ!」とねじ伏せることができるのは、精神的に調子が良い時。まあこのブレがキツイんだけど、このキツさの中からしか、自分の予想しないものは生まれないんだと信じて頑張るしかなくて。それが「一貫性がない」と言われようが、コチラは「いついかなるときも一貫性のないことを言ってるんだ」という一貫性があると思い続けるしかないかな。

アフロ:俺も曲によっては、ものすごく矛盾しているんですよ。ある曲では「金だ」と歌って、もう一方では「金じゃない」と歌っているんですよね。だけど、どっちもその時は本気でそう思っている。だから矛盾しているんですけど、どっちも嘘じゃない。

伊集院:もっと言えば「世の中、金だ」と本気で思っている人は、わざわざ「金だ」なんて言わないじゃない。それも含めたら矛盾なんかないんだけど、安心してるとそのうち自己洗脳されちゃう怖さもあって。ストレートに「金だ」と思うようになったら「俺はドブに落ちるんじゃねえか」みたい恐怖が付いて回るから、まあ、一生楽じゃないと思うよ。

アフロ:それこそ俺は「映画は何が好き?」と聞かれたら「繊細なフランス映画とかはわからん! 『タイタニック』とか『アルマゲドン』とか分かりやすいのが好き!」と答えたり、「とんかつ屋で塩を勧められても直ぐソースかけちゃうぜ!」というエピソードを、そこかしこで話したりしてる自分を見て、本当ではあるんですけど「大味が好きなガサツな俺!」を何処かで意識している姿にちょっと嘘臭さを感じるんですよね。

伊集院:わかるわあ。「あえて」の「逆に」の「裏の裏」みたいのやってるうちわかんなくなったり、そのことに飽きたり、しまいに自分ツッコミが入ってきちゃう。

アフロ:「疑い続けなければいけない」という話で言えば、先ほど撮影中にカメラマンさんが「笑ってください」と言ったら、伊集院さんが「笑って、と言われて見せる笑顔って本当の笑顔なのかな?」と言ったじゃないですか。そういうことを俺はMOROHAの歌詞にしてきたと思いました。例えばなんですけど、伊集院さんの『のはなし』(※伊集院光のエッセイ集)を全巻買ってまして、今日は恥ずかしながらサインをしてもらおうと持ってきたんですよ。で、サインをもらうなら1巻だろうと思ったんだけど、順番通りに買っているから昔に遡れば遡るほど俺は金がないわけなんです。で、1巻を見たら裏にブックオフの値札が付いてた。

伊集院:ハハハ。

アフロ:俺はヤバイと思って、爪でカリカリと削ってシールを剥がしたんです。その時に「この瞬間のことを曲にしなきゃいけないな」と。

伊集院:そう! 絶対にそうだと思う! もう全部言うべきだよね!

アフロ:その時、自分のダサさで胃液が込み上がるじゃないですか。臓器を焼きながら上がってくる感じというのが、問答無用で真実なんですよね。

伊集院:あと間違いなく、自分たちは幸せなんだよね。どんな失敗もどんな苦しみも、ネタにした時に全部昇華されるから。

アフロ:どんな出来事も捨てるところがないということですね。

伊集院:ラジオで番組前に考えていたとおり面白くなったというのと、番組前は何も考えて無くて、やってみたら面白かったっていうのは、何ていうか……「引き分け」でね。番組前に喋ろうと思ってたことが、生放送で広がりすぎて、破綻しかけて、なんだかわからなくなったときが、自分の中で大勝利。旅の計画を緻密に考えるけど、それが破綻しかけているところを力づくに戻そうとして、それが戻らずに困り果てて座り込んでいる感じをラジオで話すのが一番たのしくて。

アフロ:それは聴いている人の反応はさておきですか? それとも話が想定外の方向に転んだ方がウケも良いんですか?

伊集院:1人喋りの反応って自分の中にしかないから、リスナーのリアクションは音楽のライブとも違うんです。音楽のライブは生身の観客が目の前にいるから「あれ? 思ったより乗ってないな」ということがあるじゃないですか。だけどラジオの生放送だと、自分の面白いと思う感覚を疑い始めたら終わりだと思う。CDを買った人がどう聴いてるかなんてレコーディングの時点では分からないでしょ? 「この歌絶対気に入ってもらえる!」というのは根拠のない自信のはずなんです。でも「良い曲ができた」と思う自分の感覚を疑ってしまったら、もう終わりだろうと。絶対、現実のリスナーと僕の脳内リスナーはシンクロしてると信じたい。

●視聴者の関心を引きつける一番分かりやすいのは「何をするか分からない」こと●

アフロ:俺が歌詞を書く上で決めているのが、小学4年生に伝わらないような難しい言葉を使わないという。もっと言えば、ポエムなんて推敲なものには絶対にしないという感覚でやっていて。で、俺らは2人組なので、基本的には相方(UK)がフラットに歌詞を読んで「そこからそれている時は教えて」というやり取りで曲を作っていくんです。俺らも同じように自分たちの感覚を大事にしているから、第三者のジャッジを当てにしようと思ったことはないですね。ただ、俺が抱えている葛藤が1つあって。テレビでライブをするじゃないですか。ライブハウスと同じ熱量でライブをやっても、やっぱり画面1つ隔てた時に「伝わるもの」も「伝わらないもの」になってしまってる感覚があるんです。伊集院さんは、この差ってなんだと思います?

伊集院:テレビという箱の安心感だと思う。テレビという箱に収まると、大きな事件ですら安心して観られるってすごくないですか? 画面を隔てることで「向こう側で起きてること」として安心しながら観ることができるんじゃないかなと。

アフロ:そうなると「テレビでは熱量が伝わらないと思った方が良いのか?」と疑問が浮かぶんですよね。もしそうなら、俺の歌詞の内容とUKの音楽性を冷めたまま出して「美味いかどうか」というところでしかテレビの向こう側に提示できないのかなと。だけどそうかと思えば、ブルーハーツが初めてテレビに出演した時は、テレビ局に電話が殺到したという例もあるじゃないですか。

伊集院:視聴者の関心を引きつける一番分かりやすいのは「何をするか分からないこと」だと思う。かつて(忌野)清志郎さんが「偽善者」という曲を作って、FMラジオ局を批判する内容に歌詞を変えて『ヒットスタジオR&N』で歌った。生放送で清志郎さんは「FM●● 腐ったラジオ」や「お●んこ野郎 FM●●」と歌い続けたんですよ。その後から「あの人は何をしでかすか分からない」という目で見られるようになったのね、それが正しいやり方かどうかはわからないけど。そうそう、この流れでもう一つ清志郎さんの話。もう随分前、僕は『王様のブランチ』にレギュラーで出ていたのですが、若かった僕はその緩い空気に正直ストレス溜めてたの。ラジオで毒舌を吐いている人間が、あんな緩い空気の中にいるのはどうなのよと。その番組の音楽コーナーに、とあるアーティストが出たのね。その人は世間の印象だとすごい尖ったアーティストのイメージだったから、俺の中では「ブランチ出ちゃうんだ」と思って。トークをひとしきり終えた後に、レポーターの女の子が「●●さん、即興で番組の歌を歌ってください」と言ったのね。それに対して、一度は明らかに動揺したんだけど「それは出来ないね!」 とカッコつけて断って、僕はそれに対して超ダセエと思った。「ブランチ出といて、そこはかっこつけんのか!?」 と。次の週、今度は清志郎さんがゲストで来まして、同じようにレポーターが「清志郎さん、即興で番組の歌を作ってください」と言った。そしたら清志郎さんは、ギターを持ってきて大声で歌ったのよ。「ブランチ! ブランチ! 僕とブランチ!」 と、もう楽しそうに延々と。で、いつまでも止めてくれないから、締めのコメントをしないままCMへ行ってニュースになっちゃったのね。あれが夜ヒットのときよりさらにカッコよかった。「番組を壊してやろう」じゃなくて、純粋に楽しくなっちゃってるの。その時に「こういうことなんだ、俺のスタンス糞だせえ」と思ったんだよね。

アフロ:生放送の「何をするか分からない」という、予測のつかない感じが面白いと。

伊集院:そうそう。だけど録画したものを流すとなったら話は別だよね。

アフロ:それこそ事前に収録を終えているから安心感もあるし、視聴者も何を流すのか予告で観てますもんね。

伊集院:だから自分は、深夜の馬鹿力を事前録音できなくて。何度かやってみたことがあるんだけど、30分経ったあたりから「ごめんごめん、もう一度やり直しさせてくれ」と。自分の中で「やり直せる」という意識があると、さっきの追い詰められた時に出るパワーが出なくなるの。

アフロ:そしたら収録番組の場合、どう臨むのが良いんですか?

伊集院:もう相手を選ぶしかないのかなって。アンタッチャブルもザキヤマは柴田(英嗣)を笑わせようとしてるよね。良くも悪くも、ネタ番組の客は笑う前提で呼ばれる人がいて、本人たちも笑う気満々で来るでしょ。そうすると予定調和臭が出ちゃう。だけど本当に面白い人たちは、もはや観覧客でもスタジオで声出して笑うスタッフでもなくて、相方を笑わせに行くことでその向こうのテレビの前の視聴者を笑わせようとしているのかも。

アフロ:アンタッチャブルさんの話は、すごく参考になります。俺でいえばUKのギターフレーズに感動しながら、UKに響かせるつもりで歌うという事ですよね。

伊集院:だと思うんだよね。僕は一人喋りだから、ラジオで喋る時、一番大事にしているのは「中学2年生だった自分を笑わせる」ということで。あの頃の自分に申し訳ないと思うレベルはやめようと。そういう漠然とした基準は自分の中にありますかね。

●俺、若手の頃にすごいノイローゼになったことがあって●

アフロ:当時ヌルイと思っていた『王様のブランチ』に今、出演することになったらどうします?

伊集院:すげえちゃんと出る! 全力で出る! それでいうと、テレビショッピングというのが昔はすごいカッコ悪い仕事だと思ってた。まずその枠をダチョウ倶楽部がちょっと破った気がするんだよね。「テレビショッピングなのに面白い」という。あと、なぎら健壱さん。なぎらさんがテレビショッピングに出たの。「ちょっと待ってくれ! あのなぎら健壱がそんな仕事をするのかよ!」 と思ったら、ほとんどのコメントが「これ、3億円くらいしますよね」という形の行き過ぎた全肯定なの。「なぎらさん、最後に一言ください」と言われたら「お父さんが死んだ日もコレ食べたい」という、もはや神がかってるんだよ。それを観たら自分の「緩い番組に出ない」という考え方はレベルが低いなと。そこで随分、ラクになったかな。自分の発言に嘘はつかないという決まりは守りつつ、そこに立ち向かっていかないとカッコ悪いなって。今、ラジオショッピングをやっているんだけど「紹介する商品を僕は全肯定をしないので、代わりにギャランティのランクを下げてもらって構わない」と言って。「もし褒めさせたいなら僕が嘘をつかなくて良いものを持ってきて」と、偉そうに。で、ショッピングのスタッフ頑張ってくれてるのね。そのおかげで素直に褒められるし、今度はそれに答えるためにも褒めるボキャブラリーを、僕の絶対的なオリジナルのものにしようと。

アフロ:緩いと思っている場所でもストイックに自分の美学を追求しながら挑むという事ですよね。ただ、いざ、そういう場に飛び込んで上手くできなかった時はもう通常の倍はへこみますよね。

伊集院:へこむ、すっげえへこむ。

アフロ:ただ「へこまない戦いをしてもしょうがない」ということですよね。

伊集院:そうなんだよね。そこで斜に構える若さもないし。

アフロ:それは、ある日パタっと出来るものですか?

伊集院:ゆっくりだったかなあ。今も完全じゃない。だから毎日、悶絶しながら帰りますよ。「今回は媚びすぎたな」「今日は無意味に辛口だった」とか。

アフロ:俺も音楽活動の中で葛藤があります。ラジオやテレビ番組のMCの方と喋った時に全然、俺らの音楽を聴いてないんだなと分かる瞬間があるんです。そうなると話している自分もそうですし、どうしてもカメラに映っている背景やスタジオ自体がとんでもなくウソの塊に見えてしまうんですよ。

伊集院:ふふ、分かる。

アフロ:ここに映っている自分らを、それこそ中2の俺が見たらどう思うんだろうと。そこで結局、自分の温度を下げちゃう時があるんです。

伊集院:だけど、そのMCの人も帰り道は同じように思っているんじゃないかな。その人なりに、自分の立場や状況の中で戦っているんだろうと思う。「売れている人は、そういうところをオフれるんだろう」と思ったりするじゃないですか。意外にみんなそういうわけじゃないのも分かる、今度は「歳を取れば大丈夫だろう」と思っていたんだけど、52歳になっても大丈夫じゃないわけで。だから、みんな葛藤やもがきを続けて生きているんだろうなと。

アフロ:そうかぁ。そうやって葛藤する人に響く音楽を作りたいと思っているので、その人にもやっぱり届くものを作れたらいいなと思います。誰しもが同じように悩み続けていくんでしょうね。

伊集院:特に、昔は悩みが酷かった。若手の頃にすごいノイローゼになったことがあって。事務所にも入ってなくて、フリーでラジオやっていた時のことなんだけど。自分は了承してないのに「あのイベントに出るって言ったよね?」と言われて、出たくないイベントに強制参加させられることが続いたり、番組スタッフと口論した時に立場が弱い自分は偉い人に押し切られることが続いたりして。その時にマイクのスイッチが入ってないと一切喋れなくなって。誰かが録音して証拠を取っておいてくれないと、リスナーが聞いていてくれないと疑心暗鬼になって話せないんだ。当時、カミさんと付き合い始めた時期だったんだけど、彼女とも喋れない。で、彼女がおもちゃのマイクを買ってくるという。

アフロ:要するに、録音されている安心感がないと会話ができない。

伊集院:そうそう。逆に、ラジオはみんなが聴いているから絶好調で。人気もすげえ出てたし、どんどん評価も上がってた。で、発言権も増えてきて、ノイローゼが終わった。その瞬間すごく気持ち良いのね。ありとあらゆるものが素敵に見えてきたの。もう脳内麻薬の蛇口がぶっ壊れた感じ。それを「鬱抜け」って言う人もいるらしいよ。その後も何度か精神的なピンチが訪れたんだけど、鬱抜けの経験があるから「早くノイローゼが来い」「治った時の感覚がほしいから、一旦ノイローゼになりたい!」 と思うようになった。そうなると気持ちに余裕があるからノイローゼ来なくなる。なんか嬉しいような寂しいような。

●結局は「何で好きだったのか」しかなくて●

アフロ:自分に災難があった時に、仕事は上手くいってたわけですよね。音楽も「良い曲を作るには、不幸でい続けろ」という意見が多いんですけど、その話と近いのかなと思って。

伊集院:結局ね、波は繰り返すと思う。調子が悪かったからだよね。

アフロ:そうですね。良い状態を保ちたいと思いつつ、調子が崩れる時はやってきますよね。

伊集院:その下り坂は絶対に来る。そんな時に「この調子の悪さを抜けたら気持ち良いのが待ってる」と思えるようになったら、不安を早く抜けられるような気がする。

アフロ:それは経験を積んだ結果ですか?

伊集院:うん。なかなか偉そうなことは言えないけど。あとは解消方法を自分で見つけることも大事で、僕は物欲がなくなったらダメなのね。録音機材が大好きでよく買うんだけど、それが欲しくなくなる時って「どうせ俺なんて何買ったところで何も面白いもの作らねえじゃん」と思っちゃう時だから、ふと湧いた物欲に逆らわない。調子悪くなりそうな時、自分で自分の物欲煽ったり立ち直りも早いかな。そういうのをいくつか持つことで、鬱を解消しやすくしてます。

アフロ:俺にとっては、それがライブなんです。伊集院さんが機材を買うように、俺は先々のライブを決めることによって、自分を最前線から逃さないようにしているんです。だから何の意味もなくスケジュール帳を開くことがあるんですけど、それは先の予定を確認して、逃げられないぞ、未来があるんだと自覚する作業というか。

伊集院:それが一番健康的だし、それしか方法がないよ。ラジオで喋るしか、ライブで歌うしか方法がない。良くも悪くもだけど。ありがたいことに中卒の52歳で資格もない自分の条件をハローワークに打ち込んでみたら、何にも仕事の選択肢がないんだよね。それが分かった時に「もう、この仕事しかないじゃん」と吹っ切れたかな。

アフロ:俺が実家の長野に帰ると、親父が「もしもお前が田舎で働くとしたら」というシミュレーションをしてくれるんですよ。28歳の時は「30歳までに帰ってきたら、多くはないけど選べるくらいの仕事はあるぞ」と言ってたんです。いよいよ30歳を超えたら「帰ってきても食ってはいけるけど、もう仕事は選べねえぞ」と言われて。だけど、東京にいたら仕事が溢れているわけで、ちょっと田舎の感覚とは違うじゃないですか。そこに溶けてしまったら田舎育だからこそ持ち得た唯一の武器「切迫感」を手放す事になってしまう。だから親父にそれを言われる度に不安だけど、その武器の感触を確かめて安心するんです。

伊集院:この辺り突き詰めていくとね、「何で好きだったんだろう」の確認しかないのかな。お笑いをやってる若手の子に「どうしたら売れるんですか?」と聞かれるけど、こっちも分からないし、不安になるだけだから「どうしたら売れるのか」を考えるのは辞めた方が良いんじゃないか、と思う。特に現代は、あまりに世の中の好みが変わるスピードが速いし、いろんなことが多様化しているから、分析して追いかけても追いつかないと思う。結局は「何で好きだったのか」しかなくて。「今、あのジャンルが手狭だから、それに詳しい芸人になろう」という傾向はあるんだけど、そんな正しい地道な努力をできる性格の人は芸人をやってないんじゃないかなと。

アフロ:自分も年下の子から「どうすれば良いですか?」 と聞かれるんですけど、「基本的には自分の欲望に素直になることだと思う」と話してて。

伊集院:そう思う! ただ、その欲望が間違っていないか見極めるのが大事で。例えば「今、何を食べたいのか」を素直に従ったら痩せる気がするんだけど、その手前に変なストレスがあれば深夜に焼肉を食べたくなったりするの。それは今、食べたい物に従っているようで実は違ってて。

アフロ:ストレスのせいで食欲が乱れてる。

伊集院:そうそう。冷静に「自分の本当の欲望は何か?」を考えることが必要かなと。自分の都合の良いところへ行こうとはするんだけど、「今の都合ではなく、そもそもどうして自分がそうしたかったのか」を考えた時に本当の答えが出ると思う。

●そこを幸せだと思わなければ、この仕事をやっている価値が半減するよね●

アフロ:音楽をやっている人って本当のことを歌うのが商売なのに、本当のことを言わせてくれない風潮がある気がして。皆が善ばかり叫ぶもんだから「誰が一番良い人間ですか!?グランプリ」をみてるみたいで。だけど「チヤホヤされたい」「お金が欲しい」「良い女を抱きたい」とか、そういう多くの人間が持っているはずの欲望を口にすると「芸術ってそうじゃないから」と言う人が現れるんです。

伊集院:うんうん、分かる。

アフロ:田舎のライブハウスの強面の店長から「音楽の道で自分を追求したいんだろ?」 と言われて、女の子にモテたいだけの童貞の高校生男子が「は、はい」と頷くしかない、みたいな状況は往々にしてある。でも、それだと本当のモチベーションと向き合えないから良くないと思うんです。だから自分の欲望に従って、「金持ちになりたいなら、そのためにどうすれば良いか? チヤホヤされたいなら、そのためにどうすれば良いか? そうやって自分の道を選んだ方が良いよ」と俺は言ってきたんです。だけど今、伊集院さんが仰ったことは更に奥行きのある話ですよね?

伊集院:仮に「モテたくてやるアプローチ」の中で、「自分が他人から評価を得られるやすい手段が音楽だった」という理由で音楽の道を選んだとして、いつか「モテたい」という道と「音楽のクオリティを高める」道が反した時に、また思案する所が来ると思う。 そうなった場合「自分はなんで音楽が好きなのか」「音楽で何を表現したいのか」を改めて考えないといけないのかな。

アフロ:お笑いだったら、自分についてしまった世間の評価をネタにすることができる。だけど、ミュージシャンは「自分はこういう人間です」というイメージで売ってしまってるから、一度イメージがついたら訂正する場がなくなってくる。Aに行ったり、Bに行ったりというのがどんどん許されなくなっていくんです。

伊集院:「前と言ってたことが違うじゃねえか」と。深夜ラジオのパーソナリティもそういう面あるよ。

アフロ:そこのしんどさが「幻想を売っているミュージシャン」はある気がします。

伊集院:それでいうと、今話したことを歌っていいのがラップの幸せな部分の気がするんだよね。他のジャンルよりも、ずっと得なことじゃないかな?

アフロ:それは本当にそう思いますね。

伊集院:ダジャレが浮かんだとして、それがダサいと自分でも分かっているけど、思いついたことを言わずにいられない。そんな時に、その話を膨らませてからダジャレを言うことによって、すごくレベルの高いダジャレになったりするでしょ?

アフロ:ラップは文字数が沢山あるから、ということですよね。

伊集院:そうそう。「そうまでして言うダジャレがそれかい!」 というのが新しいギャグになるのと一緒で。2時間かけてトークができるラジオや、多くの言葉を詰め込めるラップというスタイルは恵まれている方じゃないかな。

アフロ:話に奥行きを出せますよね。メロディにしたら「ふとんがふっとんだ」ですけど、「この前、ふとんを買って。しかも、そのふとんがフカフカで」と。

伊集院:「この下に火薬を仕込んで時限装置を押すと、ふとんがどうなるか。ま、この後はダジャレになるんですけど……」なんて延々と言ってたら、テレビはその尺を待ってくれないけど、ラジオで布団が吹っ飛ぶまでの経緯を25分喋ったら後なら相当面白い話になる。昔、お正月は誰も聴いてないだろうと思って変なラジオ特番をやってたんだけど、中でもいき過ぎたのが「ユーミンベストヒットスペシャル」。架空のリクエストメールを読んでユーミン(松任谷由実)の曲をかけ続けていたんですよ。笑いを一切入れず。いかにも松任谷由実さんのファンが聴いてくれそうな感じで。それを1時間近くやったところで「なんちゃって」と言っていつもの番組に戻ったの。もう楽しくて。次にやるとしたら2時間放送して、ネタバラシをしないまま終わろうかなと。

アフロ:ハハハ。「なんちゃって」の「な」で番組が切れるくらいのヤツですね。

伊集院:さすが! スベったことすらもギャグにできるから、別にスベっても良い。それが自分たちを飽きさせないでやることだし、逆にいくら求められても飽きたことをやっても仕方がないし、面白くならないと信じてるし、自分がワクワクして面白がってることをワクワクして面白がってくれている人がいるはず! そこを幸せだと思わなければ、この仕事をやっている価値が半減するよね。

スタッフ:すいません、そろそろお時間が。

伊集院:もうそんな時間かあ。いやぁ、音楽業界の若者もちゃんと悩んでいるよね。みんな自分以外の人間は悩んでないと思うけど、そんなもんだよね。こうして、おじさんが年下に色々聞かれると、偉そうに答えちゃうんだけど、半分は、いや80%は自分に対する「そうしなければいけないんだ!」 という戒めみたいなものですよ。僕も読み返して肝に銘じます。若者に言ったからには、こう生きようと。

文=真貝聡 撮影=森好弘

KOTORI主催サーキットイベント『TORI ROCK FESTIVAL 2020』第一弾出演アーティストを発表

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KOTORIが6月21日に下北沢のライブハウス5会場で開催する『TORI ROCK FESTIVAL 2020』の第一弾アーティストが発表された。

And Protector、Cody・Lee(李)、elephant、mabuta、裸体、waterweedの出演が決定した。なお、チケットは本日から二次先行抽選がスタートする。

sumika「センス・オブ・ワンダー」と進研ゼミとのコラボムービーが完成

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sumikaの新曲「センス・オブ・ワンダー」と進研ゼミとのスペシャルムービーが公開となった。同曲はTVCM『進研ゼミ2020』のCMソングに起用されている。

sumikaの片岡健太(Vo/Gt)は「気になることを見つけたのに、やってみる前にまずは検索エンジンでレビューを調べてしまう。やる前からやった気になって、失敗談が一つでもあれば、その道は選ばない。そんな選択の仕方をするようになってしまったのは、いつからだろう?想像を超えるような感動は、失敗を怖れずにやってみた先にしかない。派手に転んでもいいから、全力で走ってみたい。自分自身が”あの頃”をもう一度思い出す為の、決意の歌です。」と応援ソングながら、自分達への意思もコメントしている。

映像は学校で撮影され、学生のエキストラを交え、出演している学生の背中をsumikaがそっと後押ししている温かいスペシャルムービーとなっている。

なお、新作『Harmonize e.p』は3月4日(水)に発売され、2020年・3月からバンド史上最大規模となる全国10都市13公演のアリーナツアー『sumika Arena Tour 2020 -Daily’s Lamp-』を開催する。

 

 

スキマスイッチ 無観客ライブを生配信

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2020年2月26日(水)発表の新型コロナウイルス感染症対策の基本方針に従い、スキマスイッチの全国ツアー『SUKIMASWITCH TOUR 2019~2020 POPMAN’S CARNIVAL Vol.2』千秋楽公演にあたる2月28日(金)熊本県 市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)公演の開催延期が昨日発表された。その後、スキマスイッチ、ツアースタッフで協議を重ね、2020年2月28日(金)19時より無観客でライブを生配信することとなった。
 
なお、配信内容はツアーとは異なるとのこと。

■スキマスイッチ本人コメント

新型コロナウィルス感染拡大を考慮し、スキマスイッチのツアーファイナル熊本公演を延期することになりました。
これについては何度も話し合いを重ねての結果ではありますが、その中で僕たち自身やサポートしてくれるミュージシャン、そして楽器、心強いスタッフがいる環境があって、何より僕たちのことを待ってくれているファンの皆さんがいるということで何かしたい!じゃあ何が出来る?ということになり、無観客ライブの生配信ということにたどり着きました。
明日ファイナルを迎える予定だったツアーの内容とはまた違った内容で、さらに配信も携帯端末からなのでどこまでのクオリティで伝えられるかはわかりませんが、精一杯ライブという空間をお届けしたいと思います。
観てもらえる皆さんと共有できたら幸いです。
スキマスイッチ
大橋卓弥
常田真太郎

ウルフルズ・トータス松本、NHK連ドラ『おちょやん』に出演決定 杉咲花演じるヒロイン役の父親役として出演

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ウルフルズのトータス松本(Vo/Gt)が、2020年度後期連続テレビ小説『おちょやん』に出演することが決定した。

役どころは、すでにヒロイン役として発表されている杉咲花が演じる竹井千代の父親、竹井テルヲ役。トータス松本がNHK連続テレビ小説へ出演するのは今回が初となる。連続テレビ小説『おちょやん』は、2020年9月28日(月)より放送開始予定とのこと。

CIX 日本1stシングル「Revival」リード曲を先行配信

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4月1日にJAPAN 1st シングル「Revival」をリリースするCIX(シーアイエックス)が、リード楽曲「Revival」を3月13日(金)に先行配信することが決定、ジャケット写真も公開された。

前作1st EPアルバム『HELLO Chapter 1. Hello, Stranger [Japanese ver.]』収録曲の「My New World」に引き続き、全編日本語で歌われているオリジナル楽曲で、3月13日(金)日本時間0時に全世界同時音源解禁となる。

 


SF9 スーツ姿でクールに歌い踊る「Good Guy -Japanese ver.-」MV公開

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SF9の日本6thシングル「Good Guy」(4月15日発売)のタイトル曲「Good Guy -Japanese ver.-」のミュージックビデオが公開された。

「Good Guy -Japanese ver.-」は、韓国の音楽番組で3冠をとった「Good Guy」の日本語バージョン。ミュージックビデオはシャンデリアの部屋×黒スーツ、真っ赤な部屋×白スーツでそれぞれがSF9の魅力を引き出す対極なコンセプトで撮影された。溢れ出す情熱を大人の落ち着きとクールさで隠すような表情で歌い、踊る姿に注目だ。

 

THE YELLOW MONKEY アルバム収録曲「Balloon Balloon」がWOWOW欧州サッカー テーマソングに決定

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THE YELLOW MONKEYが昨年2019年にリリースした19年ぶり9枚目のオリジナルアルバム『9999』の収録曲「Balloon Balloon」が、WOWOW欧州サッカー テーマソングに決定した。

「UEFA EURO 2020™ サッカー欧州選手権」は今夏、史上初となるヨーロッパ11カ国12都市で開催されるサッカーの祭典。6月12日の開幕戦から7月12日の決勝まで全51試合がWOWOWで完全生中継される、この4年に一度のサッカーの祭典を「Balloon Balloon」が熱く盛り上げる。

「Balloon Balloon」は、3月1日よりWOWOWのユーロ関連番組内で使用される。


■THE YELLOW MONKEY 吉井和哉 コメント

「Balloon Balloon」という曲はヨーロッパの古びたアパートが舞台になったラブソングです。
夢を膨らませ、何かに夢中になって燃え尽きる人たちの歌です。
熱いヨーロッパのサッカーを伝えるWOWOWからこの曲が流れるのを想像するだけでドキドキします。

 

>>【ライブレポート】THE YELLOW MONKEY 結成30周年を祝すドームツアーの大阪公演が開催、再集結から始まったシーズン2を締め括る新曲も披露

chelmico フィットネスジムとのコラボソング「Limit」MV公開

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chelmicoの新曲「Limit」がデジタルシングルとして2月28日にリリースされた。

この楽曲は、全国に300以上の店舗を展開するフィットネスジム『JOYFIT』とのコラボソング。“ジムにJOYを取り戻そう”をテーマに、ストイックでハードルが高いと思われがちなジムへのハードルを下げ、楽しいイメージへ一新することを目的に、chelmicoのミュージックビデオや楽曲を通して、自分らしくマイペースなジムとの付き合い方を発信するというプロジェクト。

そのメイン施策として本日2月28日よりコラボMVが公開された。監督は、数々のミュージックビデオを手掛け、SPACE SHOWER MUSIC AWARDS2018で「VIDEO OF THE YEAR」に輝いた田辺秀伸が担当。等身大の本音がこもった力強いリリックとは裏腹に、ふだんのchelmicoがあまり見せることのないクールな表情や雰囲気と、アクロバティックなバックダンサーに惹きつけられる、中毒性の高い内容に仕上がっている。

さらに、撮影の様子を収めたメイキング動画が3月6日(金)、独占インタビュー動画が3月13日(金)に公開予定。また、本日23時よりchelmico公式LINE LIVE とtwitter LIVEにて「Limit」の発売を記念した配信番組の放送も急遽決定。ミュージックステーション生放送直後の、興奮冷めやらぬ状態での生配信となる。

なお、全国ツアーの追加公演『chelmico 感謝祭Tour -BAND SET-』も決定。5月9日(土)大阪BIGCAT、5月16日(土)東京EX THEATER ROPPONGIで行われる追加公演は、メジャーデビュー以来、初の試みとなるバンドセットでのパフォーマンスとなる。

 

パク・ボゴム、1stアルバムから新曲「Dear My Friend」MVのティザー映像を公開

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パク・ボゴムが、新曲「Dear My Friend」MVのティザー映像を公開した。

同曲は3月18日(水)に発売するファーストアルバム『blue bird』収録のリード曲。春を感じさせる優しいメロディーと、爽やかな笑顔が印象的な予告となっている。

アルバムには自ら作詞した新曲「空を見上げてごらん」ほか、日本デビュー曲「Bloomin’」を自らピアノ伴奏したアコースティックバージョンなど全11曲が収録される。

 

ヤバイTシャツ屋さん、新曲「泡 Our Music」が『いち髪』新CMに抜擢

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ヤバイTシャツ屋さんの新シングル「うなぎのぼり」収録の新曲「泡 Our Music」が、「いち髪」インバスシリーズの新CM「玄関開けて、すぐシャンプー」篇に起用されることが決定した。

3月6日から放映される本CMは、帽子をかぶって帰宅した女性がシャンプーしたい気持ちが高まり、「泡 Our Music」を口ずさみながらバスルームへと向かっていき、「いち髪」を使ってノリノリでシャンプーする映像となっているとのこと。

「いち髪」ブランドWEBサイトでは、3月2日(月)より先行して公開される。

SKY-HI、初のベストアルバムを6月にリリース決定 ピアノメインにアレンジした「アイリスライト 2020」の映像も公開に

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SKY-HI、初のベストアルバム『SKY-HI’s THE BEST』が2020年6月17日発売されることが決定した。

あわせて、新アーティスト写真も公開された。このフォトセッション時に撮り下ろされた写真は「お名前入り受注生産限定盤」に同梱される写真集に掲載されるとのこと。

合わせて、ファンの中でも人気の高い「アイリスライト」をピアノメインにアレンジした新録楽曲「アイリスライト 2020」のティザー映像も公開された。


このバストアルバムのCDは歌唱楽曲を収録するPOPS BEST、RAP曲を収録するRAP BEST、コラボレーション楽曲を収録するCOLLABORATION BESTの3枚組となり、新曲や新たなアレンジでVocalレコーディングを行った楽曲などを多数収録しているとのこと。そして、全曲リマスタリングを行う充実の内容となっている。

LIVE盤のDVD/Blu-rayには、2019年12月11日に豊洲PITで行われた『SKY-HI Round A Ground 2019 ~Count Down SKY-HI~』の模様を収録。このLIVEはファンからリクエストを募った楽曲の上位20曲をカウントダウン形式で、自身のバンドSUPER FLYERSとともに披露した集大成ともいえるライブとなっている。

そして、mu-moショップ/AAA Party/AAA mobile限定の「お名前入り受注生産限定盤」は、期間中の予約で名前を入れたBOX仕様に。これまでに発表されたMVと特典映像、副音声にSKY-HI本人によるMV解説を収録したDVD/Blu-ray、新たに録り下ろされた写真や、最新のLIVE写真等を収めた写真集(4c/100p, A4サイズ)、オリジナルグッズを同梱した豪華仕様となっているとのこと。

SKY-HI コメント

この時代にベストアルバムを作る理由は大きく二つで、一つ目は正直に言えば昔の曲を聴くと、主に歌唱に置いて恥ずかしい気持ちになる事が増えたからです。
喉の手術から歌に向き合う事が増えて、やり直したい曲が多いなぁという気持ちが非常に強かったので、このタイミングで新たに届け直したい曲を歌い直させてもらいました。他に収録する新曲も、もう少し頑張ればアルバムが作れるレベルなのに、本当にやりたい事全てやらせてもらえて感謝しかないです。

そしてもう一つは、新しく進みたい道が明確になってきたので、一度増えすぎた荷物を整理して、改めてスタートを切りたかったからです。
ファンアイテムとしても、入門編としても、この上ない一作に出来たと思います。
人生の限られた時間を僕の音楽に割いてくれた人への愛と感謝とリスペクトを込めてお届けしますので、この時代にこんな人間がそこにいたのだ、という事実を手元に置いていただけたらこの上なく嬉しいです。
月並みな言葉になってしまうけど、本当に色々な人に支えてもらってどうにか歩いて来れているんだなと深く感じていますし、そう言った感情は全部アルバムに込められればなと思います。

お客さん五人のクラブのステージも、武道館も、喜びも葛藤も、全てに幸せを感じています。
SUPER FLYERS、今のスタッフ、過去のスタッフにも感謝を。
全ての応援してくれている人々にも、俺の事を嫌いな人にも感謝しています。
本当にありがとう!!愛してるよ!!

とにかく、今までの自分の人生全てを今作に全部詰めます!では、どうか、アルバム越しに会いましょう!!

never young beach 劇場版オリジナルアニメーション『サイダーのように言葉が湧き上がる』主題歌を書き下ろし

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never young beachがニューシングル「サイダーのように⾔葉が湧き上がる」を5月13日にリリースすることを発表した。
 
このシングルは、5月15日に公開される劇場版オリジナルアニメーション『サイダーのように言葉が湧き上がる』の主題歌として書き下ろした新曲。カップリングには新曲「シティサイド・ラプソディ」を収録し、CDと7インチ・アナログ盤の2形態でリリースされる。

なお本作には、シングルリリースを記念したオリジナルグッズの当たる応募券が封入される。
 
また、『「サイダーのように⾔葉が湧き上がる」オリジナル・サウンドトラック』が同じ5月13日にリリースされることも決定。主題歌の他、劇中歌として大貫妙⼦が書き下ろした「YAMAZAKURA」、そして牛尾憲輔が制作した劇伴が収録される。

劇場版オリジナルアニメーション「サイダーのように⾔葉が湧き上がる」

劇場版オリジナルアニメーション「サイダーのように⾔葉が湧き上がる」

 


ゆず最新作『YUZUTAWN』オフィシャルインタビュー到着 「楽曲の中で自分たちらしさを見つけていくことができた」

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ゆずが2020年3月4日にリリースするアルバム『YUZUTAWN』について北川悠仁、岩沢厚治が語ったオフィシャルインタビューが到着。以下、その内容をお届けする。

――アルバム『YUZUTOWN』、まずはどのように制作がスタートしたのでしょうか? 

北川:「公園通り」が2018年の5月リリースで、言ってしまえばそこからスタートしてるんですけど、いきなりアルバムを〝さあ作ろう〟っていうよりは、活動を続けながらシングルをだんだん積み上げていってアルバムというものの姿が見え始めたというか。それでじゃあアルバムを作ろうかってなったときに今ある曲を眺めながら、どういうアルバムにしたらいいのかなっていうのをそこで考え始めたんですよね。 

――そういう意味では、アルバムの成り立ちとしては自然というか。そこからどのようにコンセプトが生まれて、各曲とリンクしていったんでしょうか? 

北川:シングル曲を制作しながらもアルバムに向けての曲作りを同時に進めていく中で、出来上がっていく曲が、前作の『BIG YELL』でやった応援歌とか、20周年からあった〝国民的アーティスト・ゆず〟みたいなものではない、より身近な曲がポロポロと出来始めていったんですよね。そういう曲ってシングルとアルバム収録曲で分けていたようなイメージだったんですよ。つまり、アルバムの中では個人的なものや身近な曲っていうのもあるんですけど、シングルは割と背負うものが大きいという感じだった。でもだんだんその隔たりがなくなっていって、ナチュラルな曲というのかな――もちろん簡単に作っているという意味ではなく――より自然に出てくる言葉みたいなものがあったので、そういった感覚からコンセプトを探し始めました。で、そのときにプロデューサーと話していく中で、『YUZUTOWN』というものが出てきたんです。大きな「国」や「世界」ではなくて、街の中で暮らす人たちの息遣いとか葛藤とか、出会い別れ、そういうものを表現している曲が多かったということが「TOWN」というコンセプトに結びついていったんです。それが固まって、ジャケットのアートワークのイメージが並行して出来上がり、レコーディングも同時に進んでいったという感じですね。 

――制作作業はドームツアーと平行して行われたんですか? 

岩沢:ドームツアーがありがたいことにというか、毎週末あるようなものではなくて比較的間が空くスケジュールだったので、合間合間で進めていったという感じですね。 

――先ほどアートワークのお話が出ましたが、ピクセルアートで懐かしさと今っぽさが共存するワクワクするようなものが出来上がりましたね。 

北川:『YUZUTOWN』というコンセプトからアートワークに広げて話をしていく中で、絶対面白いものが出来上がるなっていう手応えを、最初の時点から感じていました。今回はピクセルアートのeBoyと全面的にコラボレーションしたのですが、彼らから上がってくるラフが、もうブッチギリで良くて(笑)、安心して作品作りができましたね。特に今回は早いスタートが切れたというか。レコーディングって大抵追い詰められてガガガってやらなきゃいけなくなるんですけど、そうするとアートワークとか、コンセプトの伝え方みたいなこととか、本来じっくりやりたいことも時間切れになっちゃう、みたいなことがなくもなかったので、かなり早い段階から曲を仕上げていって、全体が見えるようにっていうのは心がけながら作っていきましたね。そうすると楽曲制作のペースに合わせてアートワークの進行も早くできるので、すごくリンクしながら作れていった感じがありました。だから例えば収録曲の「チャイナタウン」で描いた中華街だったり、「イマサラ」のカレー屋さんだったり、それから「SEIMEI」の木もあるんですけど、曲の世界観とアートワークががっちりリンクしてできましたね。逆にビジュアルが形になっていくのを見ていると曲もどんどん色づけしやすかったですしね。 

――なるほど。同時進行しているからこそ相互にインスパイアされるものがあると。特に「イマサラ」はハイパーな打ち込みが特徴的なインド・ポップとも言うべき曲で驚きました。 

岩沢:長いことゆずでやってるんですけど、いよいよどうすればいいんだろうって状態になったんですよ、この曲は(笑)。で、紐解いていくと、我々がJ-POPと呼んでいる音楽では、コード内の3度の音をすごく大事にすることによって成立するんですけど、この曲では一切通じないということがわかったんです。そうなった時にいろんなチューニングを試して、あるオープン・チューニングを開発したんですよ、これだ!っていう。そこでようやく居場所が見つけられましたね(笑)。シタールにも負けないアコギができました。 

――音楽的にもいろんな要素が入っているのが、まさに『YUZUTOWN』というコンセプトを表現していますよね。 

北川:そうですね。

――例えば、和音階を駆使した「花咲ク街」では、「雨のち晴レルヤ」などで追及してきた楽曲の世界観をさらに推し進め、また、「GreenGreen」では90年代バンドサウンドへのアプローチという、実はこれまであまりなかったタイプの楽曲にもチャレンジされていて、深化と進化の両方のベクトルが同じ街の中に存在しています。 

北川:確かに。そういうことも含めて、フラットな状態で臨めたアルバムだと思います。「花咲ク街」に関しては、和音階って特別に意識しているわけではないんですけど、やっぱりDNAの中にあるんでしょうね。それはもう、「夏色」も「栄光の架橋」もそうですからね。ただ今回はそこの部分をより意識して作ったんですけど、それはより和モノポップスにしようということではなくて、そこにオルタナティブな要素をハイブリッドした形で新しいものにチャレンジしたかったからなんです。歌詞の内容も、エールではないんですよね。もうちょっとそっと見守る感じで、そこがこのアルバムでの存在証明というか、今僕らがやりたいことが詰まってる曲になったと思います。そして「GreenGreen」は、80年代が歌謡曲の時代だったとしたら、90年代ってバンドサウンドが全盛になった時代だと思うんですよね。そこに僕らがパッと、カウンターのように出てきた(笑)。もちろん僕も聴いてはいたんだけど、ゆずとしてそういった90年代バンドサウンドみたいなものは、もしかしたらあえて避けていたのかもしれないですね。巡り巡ってこういったサウンドが僕らから出てきたと いうのは、意外と言えば意外かもしれない。ただ、大切なのは良いメロディーと良い歌詞、これに尽きるんです。 

岩沢:どちらも僕らが若かったらできてない曲だと思いますね。 ポップだけどどっしりしてるんですよね。その微妙な加減はやっぱり自分たちの音楽を追求してきたからこそ出せるものなのかなという気がしています。 

『YUZUTAWN』初回盤

『YUZUTAWN』初回盤

――「フラットな状態」というお話がありましたが、そこの部分をもう少し詳しく教えてください。

北川:『BIG YELL』で、すごくいいアルバムができたという手応えを感じたのと同時に、いつもだったら例えば「代官山リフレイン」とか、そういう私小説的なものをアルバムの中に必ず置きたくなるんですけど、それを置く場所がなかったんです。本当に〝YELL〟に特化したアルバムが出来上がって、それはそれでもちろんやりきった充実感はあったんですけど、一方で満たされない部分というか、不完全燃焼の部分もあって、そこを「公園通り」というシングルで表現できたんです。実際にシングルとして出して、ファンやリスナーとの距離感みたいなものが『BIG YELL』でやった時とはまた違う形で届いた感じがあったんですよね。リスナーもこういう曲を待っていた、みたいなのがタイミング的にもすごくあったみたいで。自分の中で〝ゆず〟だったり〝リーダー〟だったり、なんか大きくなりすぎた存在をすごくフラットに戻して曲を書くことが出来始めたんですよ。そういう意味で、フラットな状態で臨めたアルバムです。そしてそこはすごく大きかった気がしますね。 

――それはある意味で、ゆずらしさの再確認ということだったんでしょうか? 

北川:だと思います。それと期せずして弾き語りドームツアーがあって、それはもうアルバムツアーとかリリースに沿ったものではなかったから、自分たちで作ってきた310曲をかたっぱしから聴いたし、その中で自分が心揺れるものとか、当時はわからなかったけど逆に今の方が寄り添えるなぁみたいなものもあって、そこですごく再確認ができましたね。ああ、ゆずの良さってこういうところにあったなって。ただ弾き語りというスタイルの再確認ではなくて、楽曲の中で自分たちらしさを見つけていくことができた時間でしたね。 

岩沢:弾き語りドームツアーはやっぱりやって良かったというか、なんだろうな、自分たちから発する音楽がちょっと自分たちに引き寄せられたというか、取り戻すような感じがすごくあって。ああ、そういえばこんな感じでやってたなっていう、これしかなかったなっていうのを再確認できましたね。だから結果論ですけど、今から振り返ると弾き語りドームツアーが良いきっかけになったと思いますね。 

北川:だから、すごい日常に近いというか(笑)。夜中歌詞が浮かんで飛び起きて、「いいかも!」とか、すごく個人的に音楽を作っていましたね。もしかしたら作っている段階ではあんまりリスナーも意識してなかったかもしれないっていうくらい、作りたいメロディとか歌詞を日々考えながら音楽と一緒に生きているような感じでした。時代性っていうのも変な話あんまり意識してなかったと思いますね。やっぱりどんどん多様化してるじゃないですか。その中でむやみに時代を追うよりは、好きなことをすごく丁寧にやるってことが逆に今っぽいし、リアリティーがあると僕は思ったんですよね。だからそれをすごく素直にやりました。 

――そこには初期衝動とはまた違う、熟練した手触りのようなものを感じますね。

北川:絶妙なところを狙ったような気がします。1曲1曲の曲のコンセプトをすごくしっかり持って作ってはいるんだけど、それでいてそれらがアルバムというまとまった形になったときも1曲1曲がバラつかないというか、主観と客観を用いながら作っていましたね。 

岩沢:アルバムを作り続けてきているので、そこには当然こだわりがあるんですけど、後々未来の人が今僕らのやってることを見たら、何やってるんだよって言うかもしれない(笑)。でもアルバムとしてまとまったときに見える景色っていうのが確実にあるし、それによって成立するツアーというのが絶対にありますからね。そこは信じているんです。 

――さて。様々な音楽的要素や過去や未来といった時間軸もフラットに盛り込んだ、アルバム『YUZUTOWN』。1曲目は「SEIMEI」で始まります。この曲から始めようと思ったのは? 

北川:当初はアルバムをこの曲で締めくくろうと思ってたんですよ。まずは『YUZUTOWN』の世界に入ってきてもらって、最後にそのコンセプトごと包み込むようなイメージで「SEIMEI」を持って行こうかなって思ってました。そもそもドームツアーに向けて書いた曲で、大きなテーマを扱ってはいるんですけど、でもここで歌われているのはすごく身近なものだったりもするんですよね。そう考えたら、アルバムがこの曲から始まるのも面白いんじゃないかなって思ったんです。ドームツアーからの歩みも感じられるし。さらにアルバム用のアレンジを「栄光の架橋」でタッグを組んだ松任谷正隆さん、それに最近の僕らのことを一番知ってくれている蔦谷好位置くんの二人にお願いするという超豪華な布陣で臨みました (笑)。最終的なアレンジに落とし込むまで試行錯誤を繰り返してたんですが、そこである時、松任谷さんが SAKURA STUDIO(※ゆずが主にプリプロなどに使用するプライベートスタジオ)にわざわざ来てくれて、僕らがいつも使っているピアノで前奏を弾いてくれたんですよ。その瞬間一気に見えました。ピアノもそうですし、ドラムやストリングスなど「SEIMEI」は生の楽器にこだわって、その脈動を感じてもらえるような曲になったんじゃないかなと思いますね。だから1曲目というよりも、「M-0」といった感じで、2019からずっとやってきたものと、2020をつなぐ架橋のようなイメージで、アルバム『YUZUTOWN』は「SEIMEI」から始まります。 

岩沢:弾き語りとして作って演奏もした曲を、さらにリアレンジして曲をグレードアップさせるっていうその過程に、ゆずが歩んできた道のりを感じてもらえると思うし、僕らとしても、曲がどうなっても根っこは変わらないなっていう強さの部分を再認識しましたね。 

――そしてラスト「公園通り」。ここで表現されている、あの頃と現在の二重写しになった街の景色が、いろんな意味で今回のアルバムのいたるところに透けて見えるようです。 

北川:僕は青春時代が良かったとは必ずしも思ってなくて(笑)。 初期の曲も青春時代が終わった後に書いたものが多いんです。もう戻れないなっていう感覚で。でもその時は心のどこかで戻りたいっていう気持ちがあったんでしょうね。前に進んでいく恐怖心みたいなものもあっただろうし。でも今はそういう恐怖心なんて まったくない。 

岩沢:やっぱり年齢を重ねてくるとそれなりの膿も出ますし(笑)、まだまだ爽快な汗も出ますし、いろんなものが出ますよね。曲を作るってそういうことかなって思うから、膿が出てしまっても別に驚くことはなく、そりゃあ出るわって(笑)。そういうのを全部受け止めないとリアルにならないですよね。きれいごとばかりでは歌にならないのと同じように。そこはいつまでも自然体でありたいなと思います。

レディー・ガガが約3年ぶりのシングルをリリース MVも公開に

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レディー・ガガが3年ぶりとなるニュー・シングル「Stupid Love」をリリ―ス。同時にミュージックビデオも解禁した。

同曲は、レディー・ガガとして6枚目のオリジナルアルバムからのファーストシングルであることもわかっている。アルバムの発売日や詳細については、後日発表される予定だ。

テイラー・スウィフトが「The Man」ミュージックビデオを公開 自ら監督を務め、特殊メイクで男装も

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テイラー・スウィフトが、自ら監督を務めたシングル「The Man」のミュージック・ビデオを公開した。

同曲は2019年にリリースされた全米No.1アルバム『Lover』からの最新シングルカット。“もし自分が男だったら”という視点で書かれた曲で、男性優位の社会に対するテイラー流のメッセージが込められている

アルバム『Lover』の購入・試聴は以下より。

https://taylor.lnk.to/Lover

雨のパレード Hondaとスペシャルコラボ「Walk on」MVを公開

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雨のパレードが、Hondaのキャンペーン「Honda×Musicバイクに乗っちゃう? MUSIC FES.」の第二弾アーティストして登場。最新アルバム『BORDERLESS』収録曲「Walk on」のミュージックビデオをBMFスペシャルサイトで公開した。

「Honda×Music バイク乗っちゃう?MUSIC FES.」(以下、BMF)は、Hondaと今を全力で走るアーティストがコラボレーションし、50ccから125ccの原一・原二バイクの登場するミュージックビデオを制作・発表していく企画。第一弾として、マカロニえんぴつ「恋人ごっこ」のコラボミュージックビデオが公開されているが、その企画第二弾アーティストとして雨のパレードが抜擢。最新アルバム『BORDERLESS』の中でも人気を博す1曲、「Walk on」のミュージックビデオをHondaとコラボで制作し、本日2月28日に公開された。

公開されたミュージックビデオでは、憧れの新天地での“理想と現実”、“過去と現在”の狭間で葛藤する女性を描き、バンドシーンと交錯することで楽曲の世界観を表現している。本ミュージックビデオは、3月中旬までキャンペーンサイト限定で先行公開される。

 

『ACO CHiLL CAMP 2020』第四弾出演者としてbird、上原りさ、谷本賢一郎を発表

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2020年5月16日(土)と17日(日)の2日間、静岡県御殿場市「富士山樹空の森」にて開催される『ACO CHiLL CAMP 2020 powered by KIRIN/富士御殿場蒸溜所 ~アソブ、オドロク、フジサン、キャンプ。~』の第四弾出演者発表が行われた。

今回発表されたのは、ソウルフルな歌声で魅了し続けるシンガー&ソング・ライターのbird、NHK番組『おかあさんといっしょ』でパント!のおねえさんを昨年まで務めていた 上原りさ、さらにNHK番組『フックブックロー』のけっさくくん役でおなじみの谷本賢一郎が決定。今回の発表でこれまでに発表された、HY、PUFFY、氣志團、矢井田 瞳、OAU、横山だいすけ、EXILE USA、ガンバレルーヤ、COWCOWらとあわせて23組の出演者が解禁となった。

チケットは、明日・2月29日(土)より一般発売がスタート。あわせて、日帰りも便利な東京と横浜発着のバスツアーや開催地の御殿場市観光協会で購入できるお得な御殿場割りも発売開始となる。

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