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MeseMoa.、go!go!vanillasなど【12/27(木)オススメ音楽記事】

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SPICE・12/27(木)オススメの音楽記事


↓記事はこちらをチェック↓
▼MeseMoa. 全国ツアーが東京ドームシティホールで閉幕 2019年ホールツアーを発表
http://spice.eplus.jp/articles/222460

▼go!go!vanillas 長谷川プリティ敬祐が意識回復
http://spice.eplus.jp/articles/222368

▼矢野顕子、藤巻亮太ら出演 ウィル・リーがミュージックディレクターを務める『EAST MEETS WEST 2019』日割りを発表
http://spice.eplus.jp/articles/222422

▼ギュウゾウ主催『ギュウ農フェス』来年5月に開催決定 ギャンパレ、ヤなことそっとミュート、EMPiREら第一弾出演者も発表に
http://spice.eplus.jp/articles/222424

▼『YATSUI FESTIVAL!』2019年も開催決定! 歌手デビューの副賞つき「フェス公式キャンペーンガール」の募集も開始
http://spice.eplus.jp/articles/222402

▼SPICE音楽担当が選ぶ「2018年のうちに聴いておきたい、今年世に出た名曲」7選
http://spice.eplus.jp/articles/221737

 

▽そのほかの記事はこちらから▽
https://spice.eplus.jp/articles/music


RADWIMPS ニューアルバム『ANTI ANTI GENERATION』のアナログ盤を来春にリリース決定

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RADWIMPSが12月12日にリリースした約2年振りとなるニューアルバム『ANTI ANTI GENERATION』を、アナログ盤として来年3月27日(水)にリリースすることが決定した。

アナログ盤は完全受注生産限定で、予約締切は2019年1月22日(火)までとなっている。

12月24日付オリコン週間合算アルバムランキングで1位を獲得、CDアルバム、デジタルアルバムの両ランキングで1位を獲得したニューアルバム『ANTI ANTI GENERATION』には、ONE OK ROCKのフロントマン・Taka、シンガーソングライター・あいみょん、NY在住のラッパー・MiyachiとSOIL&"PIMP"SESSIONSのTabu Zombieという豪華アーティストがゲスト参加している。

少女時代のソヒョン、日本単独ファンミーティングツアーを東西2会場で開催

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少女時代のソヒョンが、日本単独ファンミーティングツアーを開催することが決定した。

ソヒョンは、2018年11月にソウルKBSアリーナホールを皮切りに4ヶ月に及ぶファンミーティングツアーを実施。日本では、2019年2月2日に舞浜アンフィシアター(千葉)、2月11日にアルカイックホール(兵庫)で開催する。

両会場ともに、舞台と客席が手に届く程近い距離で、ソヒョンの一挙手一投足を目の前で見ることができる貴重な機会になりそうだ。

なお、今回のイベントでは数千余りのファンたちと交流する予定とのこと。

元INFINITEのHOYA、日本初の単独イベントを東京・大阪で開催

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K-POPボーイズグループ・INFINITEの元メンバー、HOYA(ホヤ)が、2019年1月23日に日本デビュー1stミニアルバム『Shower -Japanese Edition-』をリリース、日本では初開催となるHOYA名義でのリリースイベントの詳細を発表した。

今回のイベントは、フリースペースでのパフォーマンス観覧とHOYAとの交流が出来る「ミニライブ&握手会」、そして個別でじっくりHOYAとの時間が楽しめる「サイン会」の2種類のイベントが用意されている。

開催場所は、東京、大阪の2箇所で予定されており、東京は2019年1月24日(木)にヴィーナスフォートにて「ミニライブ&握手会」、1月27日(日)に都内某所にて「サイン会」。大阪は、1月26日(土) にあべのキューズモールにて「ミニライブ&握手会」、同日大阪某所にて「サイン会」となっている。

なお、「握手会」と「サイン会」は今回のミニアルバムに封入されているイベント券にて参加可能となっている。詳細はHOYAのJAPANオフィシャルサイト「HOYA JAPAN OFFICIAL SITE」(https://hoya-official.jp)にて確認を。

 

YOSHIKI “紅” “白”両組での出演が決定 『紅白歌合戦』の歴史上初

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YOSHIKIが、大晦日の『第69回NHK紅白歌合戦』に史上初となる「紅組」「白組」の両組で出演を果たすことがわかった。 

「初出場」で話題になったYOSHIKI feat. HYDEの「Red Swan」は「白組」、 世界的ソプラノ歌手サラ・ブライトマンとの「Miracle」は「紅組」という両組での出演。今年で69回目を迎える紅白歌合戦で初めてのこととなる。

なおYOSHIKIは、 X JAPANとして8回、HYDEもL'Arc~en~Cielとして5回、今回「Red Swan」でギターを弾くことが発表されたSUGIZOは、 X JAPANとして3回LUNA SEAとして1回、 サラ・ブライトマンも27年前に一度、紅白に出場している。

クイーン 年末年始の東京メトロ9路線に全28種類・約1000枚の中づり広告が登場

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クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの生き様を描きだした映画『ボヘミアン・ラプソディ』の世界的大ヒットに加え、映画のサントラはCDと配信をあわせて12月25日までに34万枚出荷を超えるなど、“第三次クイーン・ブーム”が到来している。

この大ヒットを受け、年末年始(12月31日~1月6日)に東京メトロ9路線にクイーンの中づり広告が登場することになった。広告にはフレディ・マーキュリーの言葉や名盤の紹介、今回のブームの一因となっているSNSの投稿、クイーンの歌詞等、全28種類、枚数では約1,000枚の中づり広告がランダムで掲出される。

中づり広告が掲出されるのは、各路線に1編成ずつで、その編成全車両の中づり広告がクイーンになる。対象路線の運行は毎日変わるため、乗車できるかどうかは運次第となっている。

また、クイーンの日本公式サイトでは大ヒットの御礼として、簡単なアンケートに答えるとプレゼントがあたるキャンペーンも開始している(https://questant.jp/q/Y1J4V5VP)。

クイーン中吊り広告

クイーン中吊り広告

クイーン中吊り広告

クイーン中吊り広告

 

ウエノコウジの誕生祭ライブを全国4ヶ所で開催 武藤ウエノのツアー情報も解禁に

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2019年3月27日で51歳を迎えるベーシスト・ウエノコウジ(the HIATUS、Radio Caroline)の誕生祭ライブが東京、名古屋、桐生、京都の4ケ所で開催されることが発表された。

誕生祭は武藤昭平withウエノコウジとしての出演となり、Zher the ZOO YOYOGIで行われる東京公演はゲストを迎えての2部構成。ゲストは後日発表される。また、磔磔で行われる京都公演は、2月28日にリリースしたアルバム『JUST ANOTHER DAY』のレコーディングメンバーとのバンド編成“武藤昭平withウエノコウジ BAND SET”(メンバー:武藤昭平、ウエノコウジ、藤井一彦、堀江博久)でステージに立つ。また、武藤の病気療養の為の活動休止中にキャンセルしたライブ会場を中心に、2019年より本格始動することも発表されており、この度4本のライブを開催することが発表された。

なお、武藤昭平が本日・12月28日に50歳誕生日を迎えることを受け、下北沢ガーデンで誕生祭が企画されているが、来年3月31日(日)には京都・磔磔でも誕生祭が開かれることが決定。こちらは勝手にしやがれとしての出演となる。

ハルカトミユキ 初のベスト盤のリリース&全国ツアーの開催を発表

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ハルカトミユキが初のベスト盤を2019年5月8日にリリースすることと、全国ツアーの開催が発表された。

ベスト盤はキャリア初のリリースで、収録曲は未確定だが新録曲も収録予定とのこと。それを受けての全国ツアーは翌6月に開催。現在行われている2人編成ではなくバンド編成で行われる。


SPICE×スペースシャワーTVのコラボイベント『エスカミVol.3』2月に開催決定 The Floor、TENDOUJI、FINLANDSの出演も発表に

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SPICEとスペースシャワーTVがタッグを組んだコラボイベント『エスカミ Vol.3』が、2月1日(金)にLIVE HOUSE FEVERで開催することが決定した。

出演は、新たなギターロックのスタンダードを北の地から鳴らすThe Floor。東京インディ/オルタナ・シーン屈指の愛されバンド・TENDOUJI。そして早耳ロックリスナーたちの間で話題となった女性ロックバンド・FINLANDSの3組が決定。

なお、チケットは本日・12月28日(金)18時より一般発売がスタートしているのでお見逃しなく。

JABBA DA FOOTBALL CLUB 「マジで悔いはねえ!」 対バンツアー『ファイトクラブツアー2』Creepy Nutsを迎え閉幕

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JABBA DA FOOTBALL CLUB『ファイトクラブツアー2~絶対負けられない戦いがそこにある~』
2018.12.19 代官山UNIT

4MCヒップホップクルー・JABBA DA FOOTBALL CLUBが11月から開催してきた対バンツアー『ファイトクラブツアー2 ~絶対負けられない戦いがそこにある~』のファイナルが代官山UNITで行われた。タワーレコード限定でリリースされた新曲「i&i」を引っ提げて開催された今回のツアーは、札幌、大阪、名古屋、仙台、広島、福岡で、踊Foot Works、どついたるねん、ドミコなど、スペシャルなゲストを迎えてきたが、東京はCreepy Nutsが出演。Kick a Showがサプライズで呼び込まれたほか、Sawagiとのバンドコラボが実現するなど、エンターテイメント性の高いパフォーマンスでフロアを魅了した。

Creepy Nuts・R-指定

Creepy Nuts・R-指定

「みなさん、1から10まで俺たちを数えてくれますか?」。R-指定の呼びかけから、数え歌のように自己紹介的な言葉を刻み、DJ松永が2台のターンテーブル上で鮮やかな手さばきを見せ、Creepy Nutsのショータイムがスタートした。「今日の主役はジャバ、俺たちは“助演男優賞”でございます」と、「助演男優賞」ではノリのいいビートで会場を湧かせると、R-指定が11人分の声色を使いわける「みんなちがって、みんないい」、音がループするトラックにのせて古典的な日本語ヒップホップを貫くという自身のやり方を宣言する「生業」へ。R-指定が全身でリズムを刻みながら、矢継ぎ早に繰り出される熱を帯びたフロウに導かれるように、フロアがじわじわと温まっていく。

Creepy Nuts・DJ 松永

Creepy Nuts・DJ 松永

MCでは、「JABBA DA FOOTBALL CLUBの曲を聴いていると、影響を受けた日本語ラップが同じなんじゃないかと、勝手にシンパシーを感じていました。ちゃんと韻を踏んで、面白く話を進めていく。もしかしたら、この先、失われてしまいそうな日本語ラップで突き進んでいると思います」と、対バン相手であるジャバへの想いを伝えたR-指定。そこからCreepy Nutsのライブでは恒例の「聖徳太子スタイル」へ突入した。その場にいるお客さんから集めた言葉をもとに即興のフリースタイルを見せるという彼らオリジナルの妙技だ。この日は「いつものミュージック」「平成最後」「最後の親知らず」「カフェイン」「トランペット」「ワナビー人間」「有馬記念」という7つの単語が上がると、それを即興で意味のある文章へと完成させたラップを披露。一朝一夕ではできない技の凄みにフロアが大きな喝采に包まれる。
そして、ジャジーなテイストの新曲「阿婆擦れ」を挟み、「4MC」として活動を続けるジャバへのリスペクトを伝えたR-指定。なかなか認められなかった自身の過去についても語ると、最後に、その泥臭い生き様を綴った哀愁のミディアムテンポ「朝焼け」で終演。自分たちが体現するスタイルへの誇りが滲み出たステージは、Creepy Nutsがヒップホップ界隈のみならず、どんな場所にも支持される理由がわかるステージだった。

Creepy Nuts・R-指定

Creepy Nuts・R-指定


JABBA DA FOOTBALL CLUBの4人――ASHTRAY、BAOBAB MC、NOLOV、ROVINは、RIP SLYME「SHALL WE?」のSEにのせてステージに現れた。1曲目は今年タワレコメンにも選出され、ジャバの出世作となった最新EP『FUCKING GOOD MILK SHAKE』でもオープニングを飾る「MONKEYS」。ノーDJの彼らは、メンバー全員がフロントに立つ。各ヴァースで全員が次々にマイクリレーをしながら、フックでは声を揃えて一体感のあるフロウ。陽性のトラックにのせた、どこか脱力感のあるパフォーマンスは、ジャバがRIP SLYMEやKICK THE CAN CREWらの系譜に連なるヒップホップであることを強く感じさせてくれるものだ。トラックはスタイリッシュなのに、その内容はご飯ネタというギャップが面白い「MESSI COOL」の曲中では、いきなり「ツアーで食べた美味しいもの」についてメンバー同士で振り返ったり、パーカッシブなビートにスピーディなラップをのせたパーティーチューン「BUSY! BUSY! BUSY!」で踊らせたり、フロアのお客さんのレスポンスを巻き込みながら、代官山UNITにハッピーな空間を作り上げていく。

JABBA DA FOOTBALL CLUB・NOLOV

JABBA DA FOOTBALL CLUB・NOLOV

JABBA DA FOOTBALL CLUB・ASHTRAY

JABBA DA FOOTBALL CLUB・ASHTRAY

長かったツアーを振り返り、「最後の相手がCreepy Nutsで、マジで嬉しいけど、マジでビリビリしてますよ!」と、凄まじかったクリーピーの「聖徳大使スタイル」に触れ、「うちに帰ってシャワーを浴びるときに、クリーピーもジャバもええな。あいつらもっと上に行くんじゃねえかな、と思ってあげてください」と伝えると、BAOBABのボイスパーカッションが口火を切った「すきにしちゃえば?」へ。彼らが影響を受けたウィーザーの「Island In The Sun」のビートをトロピカルなアレンジで聴かせると、「THINK RICH, LOOK GOOD」では、音源にもフィーチャーされているKick a Showがサプライズで登場した。オートチューンを使った色気漂うボーカルと4人のフロウが絡み合うと、「知らない曲でも知ったフリをして踊ってください」と言って、「MIDNIGHT GOOD GOOD MOOD」や「ハッピーアイスクリーム」というメロウなナンバーを連投。前半とは一転、フロアは穏やかなグルーヴに酔いしれた。

JABBA DA FOOTBALL CLUB

JABBA DA FOOTBALL CLUB

終盤、ステージにバンドセットを用意するために、メンバーがサブステージに移動。NOLOVが「ミラーボールがまわるとき、このロマンスもはじまるぜ」と、気障っぽいセリフを口にすると、クラブ感の強いダンスチューン「BRAIN WASH DYSCOPIA」でフロアを根こそぎ踊らせていく。そして、メインステージの準備が整うと、4人組インストバンド・Sawagiとのコラボタイムに突入した。ジャバの代表曲「STAY GOLD, LIFE GOES ON」とSawagiの「ibiza」をマッシュアップした楽曲を皮切りに演奏がスタートすると、nico(Dr)、雲丹亀卓人(Ba)コイチ(Key)、観音(Gt)が繰り出す生バンドの躍動感に背中を押されるように、ジャバのテンションも一段階あがっていく様が伝わってくる。

JABBA DA FOOTBALL CLUB・ROVIN

JABBA DA FOOTBALL CLUB・ROVIN


JABBA DA FOOTBALL CLUB・BAOBAB MC

JABBA DA FOOTBALL CLUB・BAOBAB MC

浮遊感漂うスローテンポ「月にタッチ」から、「みんな大好き!」と伝えた賑やかなパーティーチューン「君の街まで」まで畳みかけたところで、「これがいちばんやりたかったことだ!」と、喜びを爆発させたNOLOV。最後のMCでは、今年7月に開催した渋谷WWWでのワンマンライブ以降、何を作ったらいいのかわからなくなったことを伝えると、自分のルーツにあるSUM 41やグリーンデイ、BLINK 182などのポップパンクとヒップホップをミックスして作ったことで、その葛藤を打破できたという最新曲「i&i」を披露した。ヒップホップのマナーで腕を上下するのではなく、「こぶしを突き上げてくれ!」と訴えたジャバの新境地となる楽曲は、おそらく彼らのターニングポイントになる1曲だろう。

JABBA DA FOOTBALL CLUB

JABBA DA FOOTBALL CLUB

本編ラストに最高の盛り上がりを作り上げたあと、鳴り止まない手拍子に応えるかたちで登場したアンコールでは、NOLOVが「ファイトクラブツアーまわれて良かった。マジで悔いはねえ!」と満足そうな表情を見せ、彼らのステージには欠かせない「STAY GOLD,LIFE GOES ON」でライブを締めくくった。

JABBA DA FOOTBALL CLUBは来年2月6日に4曲入りEP『DON'T WORRY, BE HAPPY』をリリースする。いままで以上に知名度を上げることができたと同時に、葛藤もあった2018年を経て、彼らが迎える2019年は、ヒップホップグループとして、より唯一無二の存在感を放っていくような、そんな躍進の年になりそうだ。


文=秦理絵 撮影=Machida Chiaki

JABBA DA FOOTBALL CLUB

JABBA DA FOOTBALL CLUB

LUNA SEA 単なる再現ライブではなかった、バンドの進化の歴史をバックグラウンドから垣間見たクリスマス公演DAY1レポート

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LUNATIC X’MAS 2018-Introduction to the 30th Anniversary-IMAGE or REAL
2018.12.22 さいたまスーパーアリーナ

LUNA SEAが12月22日、23日の2日間、さいたまスーパーアリーナにて『LUNATIC X’MAS 2018-Introduction to the 30th Anniversary-』を開催した。いまや毎年恒例となったLUNA SEAのクリスマスライブだが、今回は、来たる結成30周年のアニバーサリーイヤーに向けて、初めてテーマを掲げたライブを開催。初日の公演ではメジャーデビューアルバム『IMAGE』を携えて1992年に行なった全国ツアー『IMAGE or REAL』を、2日目の公演ではメジャー2枚目のアルバム『EDEN』を携えて1993年に行なった全国ツアー『SEARCH FOR MY EDEN』を再構築したライブを開催し、大いに話題を集めた今回のクリスマスライブ。ここでは、その初日公演『IMAGE or REAL』のレポートをお届けする。

ライブは単に当時のライブを完全再現したものではなかった。“いま”のLUNA SEAとして、アルバム単位で自分たちの過去曲を演奏することで、LUNA SEAの楽曲、演奏、ライブ感、さらには照明などを含めた演出が、バンドの歴史のなかでどんな風に構築され、進化していったのか。それをバックグラウンドから垣間見ることができた、貴重なライブ体験となった。

LUNA SEA/RYUICHI 2018.12.22 撮影=LUNA SEA Inc.

LUNA SEA/RYUICHI 2018.12.22 撮影=LUNA SEA Inc.

客電が落ちると、オープニングSEは当時と同じケイト・ブッシュの名曲「Babooshka」だった。ステージを覆う紗幕には『IMAGE or REAL』のキービジュアルが映し出され、その少女がゆっくり瞬きすると爆発音が鳴り響き、ライブはオープニングから瞬発力全開の「Dejavu」で幕開け。アルバム『IMAGE』のなかでは、もっともライブで演奏され、LUNA SEA王道のキラーチューンへと成長した曲である。

真矢は青髪のエクステをつけ、Jは伸ばした髪にバンダナを纏う。誰よりもファンを興奮させたのはRYUICHIの姿だった。間奏明けにフードを脱ぎ、目元を黒くふちどったメイクとロングヘアのエクステをつけた昔の自分を再現したような容姿があらわになると、盛大な歓声が上がり、場内は狂乱状態に。次は、Jが“カッコイイ”としか言いようのない佇まいでベースを弾きながら前に出てきて、アルバムの曲順通り「MECHANICAL DANCE」の演奏へ。当時のサウンドの骨格は、驚くほどシンプル!! その分RYUICHのボーカルはパワフルさを増し、激しいシャウトも使う。歌い方の変貌ぶりに、会場はただただ興奮するしかない。これが、26年前のLUNA SEAなのか――。

観客が心を震わせ、感動しているところに「みんな元気ですか?」と普通に挨拶してくるところがなんともRYUICHIらしい。このライブをやるにあたって昔の映像を見直したこと伝えたRYUICHは「これを再現するのは無理かもと思いながら、でも、進化してるからさ!」と自信に満ちた口調でバンドを鼓舞する。そして「IMITATION」の演奏へ。この曲のタメを多用した独特なグルーヴ感が、いまのLUNA SEAを形成する重要なパーツへと進化していったのが、演奏から見えてくる。20年以上ぶりに「IN MIND」の演奏が始まると、客席が大いにざわめく。この曲はLUNA SEAには珍しいシャッフルビートで、ここではJが弾くメロディックなベースラインがとても新鮮だった。ギターがシンプルな分、こうしてリズム隊の骨格がよりあらわになるナンバーのあとにきた「Image」(読み:イマージュ)は、格別だった。アコギではなく、エレキで美しい旋律をアルペジオで奏でていくINORAN。音の一粒一粒が本当に美しい。その上で空間的広がりを感じさせる音とフレーズで、曲を装飾していくSUGIZO。それらをボトムで支える強靭なリズム隊。そのなかでRYUICHIのボーカルがローからそのオクターブ上までエモーショナルにテンションを上げていく。重厚でドラマティックなLUNA SEA。その原型がむき出しになったようなパフォーマンスが見られて、気持ちが昂る。

LUNA SEA/SUGIZO 2018.12.22 撮影=LUNA SEA Inc.

LUNA SEA/SUGIZO 2018.12.22 撮影=LUNA SEA Inc.

演奏が終わると、RYUICHIが「俺たちが通ってきた道、足跡、残してきた作品を俺たちが進化させながら30周年を迎えたい」と静かに語りかけた。これは、ひょっとしてアルバム再構築ライブが今後も続いていくということなのだろうか? そんな嬉しい予感を感じながら曲は「SANDY TIME」へ。ここからLUNA SEAの濃厚な世界観が幕を開けていく。ステージを覆った紗幕が壁となって始まったのは「WALL」。20年以上演奏していなかったこのナンバーは、アルバムのなかでも次作『EDEN』に通じるような幻想的かつ、抜け感のあるミディアムナンバーだ。音の厚み、さらに磨きをかけた音色、歌。いまのプレイで聴く「WALL」に、客席が興奮している。そうして、曲のアウトロで徐々にステージが暗くなり“くるぞ、くるぞ”と観客の期待感がマックスに高まったところでバイオリンを構えたSUGIZOのシルエットが紗幕に映し出され、美しいバイオリンの音色で場内をやさしく包んでいった。

「SUGIZOーっ!!」という歓声とともに湧き上がる盛大な拍手。だが、照明が暗転するとその拍手はすぐに途切れ、場内に静寂が訪れる。静まりかえった会場の緊張感が最高潮に高まった絶妙なタイミングで、真矢がドラムのカウントを入れ「VAMPIRE’S  TALK」が始まる。緊張感をキープしたまま淡々と曲が進行していくなか、ステージが真っ赤に染まったのを合図に間奏が始まると、RYUICHIが神がかった絶叫を唱え、SUGIZOのギターが炸裂。このブロックでは、5人の呼吸が生み出す間合い、バンド感、さらにそこに照明、演出なども加わって、これまで彼らが積み上げてきた経験値を結集させたステージングで、濃厚な世界観を描き出すLUNA SEAを観客に知らしめていった。

LUNA SEA/INORAN 2018.12.22 撮影=LUNA SEA Inc.

LUNA SEA/INORAN 2018.12.22 撮影=LUNA SEA Inc.

このあとは真矢のドラムソロ、Jのベースソロをはさんで、ライブは「FATE」から後半戦へ突入。目の覚めるような真っ赤な衣装に着替えてSUGIZOがステージに現れると、ファンのボルテージも急上昇。RYUICHIが、さきほどソロステージを披露した真矢とJをコールで讃えると、JはLUNA SEAとしてはこの2日間のライブで見納めとなるMARIAが描かれたESPのベースを掲げ、キスをおくった。そうして「今日は22日だけど、LUNA SEAのクリスマスだよね」といって、RYUICHIがSUGIZOのギターに合わせて「White Christmas」を歌唱し始める。一瞬で、これまでとはまったく違うラグジュアリーで、ベルベッドのような質感をもった上品な歌声に歌い方をシフトさせたRYUICHIに、ただただ圧倒された。そして、その歌声をキープしたままライブは「I for You 」へと美しい流れで展開していく。しっとりとせつない愛をムードいっぱいに届けたあと、アルバムのなかでもダークな最速・最短な暴走チューン「SYMPTOM」を投下。真矢のバスドラが勢いよく駆け抜けるなか、さっきまでの姿が嘘だったかのようにプリミティブになったRYUICHIが、激しく叫び続ける。それに食らいついて体をゆさぶる観客たちを「PRECIOUS…」、「TIME IS DEAD」で熱狂へと導き、RYUICHIが「アリーナ、お前ら全員でかかってこーい!」と煽りを入れたあと、銀テープが宙を舞い、最後はアルバムのラストに収録され、これまで大事なライブを何度も締めくくってきた人気曲「WISH 」を歌って、本編はフィニッシュ。

LUNA SEA/J 2018.12.22 撮影=LUNA SEA Inc.

LUNA SEA/J 2018.12.22 撮影=LUNA SEA Inc.

アンコールは「アンコール」と叫ぶ代わりに、SLAVE(LUNA SEAのファンの呼称)たちがスマホライトをかざし、一丸となって「きよしこの夜」の大合唱を始める。合唱に耳を傾け、聞き入っていたRYUICHIが「カウントもないのにすごいよね。練習してないよね? 誰から始めてるの? 誰かすごく声がデカいヤツがいるの?」と驚いた様子で語りかける。そこにJが素肌に白ジャケットという出で立ちで登場したものだから、ファンは狂喜乱舞! そうして、アルバムに収録された三拍子の、いまやLUNA SEAを象徴する名曲の一つとなった「MOON」が始まると、客席からはこの日1番の大歓声が湧き起こる。3機のミラーボールが光を反射するなかで、壮厳かつ神秘な世界を場内に作り上げたあとは、最新アルバム『LUV』の「Hold You Down」へ。その瞬間、無数のレーザーがステージから扇状に放たれ、演出、サウンド、すべてが現代へとトリップ。視界がすこーんと開けるようで、このトリップがたまらなく気持ちよかった。真矢とSUGIZOが手拍子を促すと、場内には観客のクラップ音が鳴り響き、まばゆい光に包まれ、会場いっぱいに幸せな空間が広がっていった。

LUNA SEA/真矢 2018.12.22 撮影=LUNA SEA Inc.

LUNA SEA/真矢 2018.12.22 撮影=LUNA SEA Inc.

このあと始まったメンバー紹介のコーナーでは、RYUICHIに言葉を求められたINORANが「『IMAGE or REAL』の時代、しゃべってなかったんで(笑)」と伝えると、RYUICHIも「動いてもいなかったしね(笑)」と補足を付け加える。すると、INORANが「今日の姿は見なかったことにしてくれー」といって場内の笑いを誘った。

そうして、このあとは「ROSIER」でJがマイクスタンドをぶん投げ、観客一丸のシンガロングを呼び起こした「TONIGHT」では、曲中にINORANが観客を煽りまくったあと曲を再スタートさせるというおなじみのパフォーマンスに続いて、最後は超久々にRYUICHIがステージの端から端までを全力で駆け抜けてみせた。こうして、今日のテンションを翌日のライブにつなぐようにして、彼らはこの日のライブを締めくくったのだった。

取材・文=東條祥恵 撮影=LUNA SEA Inc.

LUNA SEA 2018.12.22 撮影=LUNA SEA Inc.

LUNA SEA 2018.12.22 撮影=LUNA SEA Inc.

 

FINLANDS EP『UTOPIA』のリリースが決定 全国ツーマンツアーの開催も発表に

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ガールズロックバンド・FINLANDSが来年3月6日にEP『UTOPIA』をリリースすることが決定した。同時に、3月からリリースツーマン・ツアーを開催する事も発表された。

7月にリリースしたフルアルバム『BI』から、わずか8ヶ月での新作の発表。これまでにBALLOND'ORとのスプリットEPのリリースはあったが、FINLANDS単体では初のEPとなる。

また、合わせて発表された全国ツーマン・ツアー『UTOPIA TOUR』は3月15日よりスタート。東京・大阪・名古屋・仙台・福岡の5会場で行われる。チケットは本日よりオフィシャルHPで先行販売が開始となる。

go!go!vanillas ニューシングル「No.999」限定盤付属DVDは70分超のツアードキュメンタリー

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go!go!vanillasが来年2019年1月23日にリリースするシングル「No.999」(ナンバー・スリーナイン)の、9,999枚完全限定生産盤に付属するDVD内容が明らかになった。

「FOOLs Tour 2018 完全密着ドキュメンタリー ~Story of “音楽馬鹿達と春のナイトピクニック”~」と題されたこのDVDでは、2018年春に実施された対バンツアー11公演の全行程に密着。バニラズ初となるツアードキュメンタリーで、各地ステージ&バックヤード映像や対バンとの交流シーンなど、70分を超える貴重な内容づくしの映像作品となっている。

なお、DVDに収録されているツアーの日程と対バンは以下の通り。

「FOOLs Tour 2018~音楽馬鹿達と春のナイトピクニック~」
2018年
3月10日 沖縄 Output(ワンマン)
3月22日 宇都宮 HEAVEN'S ROCK VJ-2 w.) フレデリック
3月23日 郡山 HIPSHOT JAPAN w.) フレデリック
3月25日 青森 Quarter w.) フレデリック
3月29日 周南 RISING HALL w.) フレンズ
3月31日 大分 DRUM Be-0 w.) フレンズ
4月1日 長崎 DRUM Be-7 w.) フレンズ
4月14日 新潟 LOTS w.) KANA-BOON
4月21日 なんば Hatch w.) 04 Limited Sazabys
4月22日 名古屋 DIAMOND HALL w.) My Hair is Bad
5月5日 新木場 Studio Coast w.) BLUE ENCOUNT

DVDにはさらに、バニラズ初となるメンバーのオーディオコメンタリーも副音声で収録され、対バンツアーのマル秘エピソードがほぼノーカットで(?)収録されているという。

 

須田景凪 初の実写MV「パレイドリア」を公開

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ボカロP“バルーン”ことシンガーソングライターの須田景凪が、来年1月16日にリリースするEP『teeter』に収録となる新曲「パレイドリア」のMVを公開した。

本作品は須田景凪にとって初の実写となるMV。監督は水曜日のカンパネラ等多くのMVを手掛ける藤代雄一朗が担当。部屋の中で過ごす女性が次第に異空間に連れ出されていくかのような不思議な世界観のなか、これまで映像にはほとんど出てきたことのない須田の歌唱シーンも収められた映像となっている。

なお、今作EPには全6曲が収録。「パレイドリア」の他、ダンロップのスタッドレスタイヤ「WINTER MAXX 02」のプロモーションのために制作された短編アニメーション『ROAD TO YOU ~星降る丘の約束~』の主題歌「レソロジカ」、今年7月にYouTubeで公開され100万回再生を突破した「Dolly」などが収録される。

CDの初回プレス分には来年3月末から4月にかけて東名阪で開催されるワンマンツアー『須田景凪 TOUR 2019 "teeter"』のチケットの最速先行抽選受付シリアルナンバーが封入される。

 

AAA 2018年ラストライブで来年の全国アリーナツアーを発表

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AAAが12月26日、27日にパシフィコ横浜・国立大ホールで2018年最後の年末ライブ『AAA C.A.L After Party 2018』を開催した。

AAA

AAA

今年8月に発売されたAAAの最新アルバム『COLOR A LIFE』からリード曲「DEJAVU」、ドラマ主題歌にもなった「LIFE」や「Tomorrow」、そして来年1月9日に発売されるニューシングル「笑顔のループ」など全9曲をパフォーマンス。さらに、クイズコーナーやプレゼント抽選会など年末らしい企画が盛り沢山の内容でファンを楽しませた。27日の模様は全国の映画館で生中継され、会場に来ることができなかったファンにもしっかりとライブを届けた。

AAA

AAA

また、来年6月から全国アリーナツアー『AAA FAN MEETING ARENA TOUR 2019 ~FAN FUN FAN~』を開催することを発表された。なお、『AAA C.A.L After Party 2018』のセットリストのプレイリストも公開されているので、チェックしてみてはいかがだろうか。


撮影=田中聖太郎

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THE YELLOW MONKEY、バンド結成記念日に日本武道館公演 新作から初パフォーマンスも

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THE YELLOW MONKEYが、バンド結成記念日に日本武道館にて年末特別公演『メカラ ウロコ・29 -FINAL-』を開催。この公演の公式レポートが到着したので、是非ご覧いただきたい。


興奮の一夜となった。THE YELLOW MONKEYにとって2018年唯一となるライヴ<THE YELLOW MONKEY SUPER メカラ ウロコ・29 -FINAL->が大成功のまま、幕を降ろした。

ステージ裏にまで観客が入った超満員の日本武道館。

大歓声の中、現れたバンドは「ジュディ」「サイキック№9」と、いきなりアルバム『8』からの曲を演奏する。もともとこの<メカラ ウロコ>は、通常のライヴのセットリストにはなかなか入らないマニアックな曲を演奏することを目的に1996年から始まった企画だが、ファイナルと銘打たれた今回はその色合いがいっそう強い。序盤は先ほどの『8』からなんと都合5曲が披露されたり、全体としては3枚目までのアルバムの中の曲を多めに配置したりという徹底ぶりだった。そのことをヴォーカルの吉井和哉は「商店街というか、アーケードみたいな曲ばかりで、いつの時代も今っぽくないですけど」と言って笑いをとっていたが、たしかにヒットシングルやライヴでの定番曲を外して表現されるこのバンドの世界はじつに重厚。しかもこの日はいくつかの曲で大勢のストリングスがフィーチャーされ、サウンドの深みがさらに増していた。それはTHE YELLOW MONKEYというバンドの根本がいかに特異であり、また、いかにシリアスな世界を描いてきたかの証明でもあった。

THE YELLOW MONKEY(Photo by キセキミチコ)

THE YELLOW MONKEY(Photo by キセキミチコ)

ただ、そんな中でも中盤、初期の人気曲である「This Is For You」では会場に開放感が広がり、エンディングで吉井が「♪This Is For……ヒデアキ~」と唄うと、すぐそばで弾いていたギターのEMMAこと菊地英昭が笑顔を浮かべる。間のMCではメンバー4人が爆笑MCをくり広げ、吉井に「埴輪!」「土偶!」と振られたEMMAがポーズをとるとフロアに銀テープが飛び交う瞬間も。ドラムスのANNIEこと菊地英二はEMMAと一緒に遺跡について語ったり、ベースのHEESEYこと廣瀬洋一はかつての衣裳の型を使って今夜の衣裳を作ってきたりと、柔らかい話もたっぷり。メンバー同士の関係が良好であることを感じさせてくれた瞬間だった。

THE YELLOW MONKEY(Photo by キセキミチコ)

THE YELLOW MONKEY(Photo by キセキミチコ)

そして後半には、そうした楽曲に交えて新曲「天道虫」が初めてお披露目され、観客から大歓声が起こる。ライヴ映えするこのハードな曲は現在のTHE YELLOW MONKEYのカッコ良さを集約したものと言える。その後「甘い経験」「SUCK OF LIFE」「離れるな」と続くと、会場の熱気はさらに上昇。ボルテージが一気に上がったところで、バンドは舞台を去った。

アンコールを受けて再登場したメンバーは、まずインディーズ時代の楽曲「毛皮のコートのブルース」を演奏。音源化もされていない叙情的なバラードで、じつにコアな選曲だ。そしてクライマックスでおなじみの「アバンギャルドで行こうよ」「悲しきASIAN BOY」を連射したあと、吉井の口から2019年にニューアルバム『9999』(フォーナイン)の発売と全国ツアーを行うことがあらためて告げられる。カリフォルニアで録音したアルバムについては「すごく荒削りな部分もありますが、このバンドでしか鳴らせない音が詰まっていると信じてます」と語る彼であった。そしてライヴの大団円は、そのアルバムからの先行シングルとなる新曲「I don’t know」の初パフォーマンス。吉井いわく、「このバンドが19年の間に失っていたもの、失ったけど身体にしみついていたもの、そしてこれから待っている過酷なこと」を意識して書いたという。

THE YELLOW MONKEY(Photo by MITCH IKEDA)

THE YELLOW MONKEY(Photo by MITCH IKEDA)

全24曲、およそ3時間。バンドにとっては昨年の同日以来ちょうど1年ぶりとなるコンサートだったが、4人は最後までそれを感じさせないテンションで押し切った。ファンに笑顔で手を振り、別れを惜しむ彼ら。しかし明けて2019年、再会の日はすぐにやって来る。9枚目のアルバム『9999』で、そしてそれに伴うツアーで、新しいTHE YELLOW MONKEYに会えるのは、もうすぐだ。

(文:青木優)

Creepy Nuts、2マンツアー『生業』開催 ファイナル公演にZeebra

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Creepy Nutsが、2019年3月より2マンツアー『生業』を開催することを発表した。

ツアーのタイトルは未発売の新曲「生業」と同タイトルとなっており、今回は全てHIP HOP勢との対バンになるという。第一弾として、ツアーファイナルのお相手にHIP HOP界のレジェンドZeebraが出演することも同時に発表された。気になる人はチケット情報をチェックしてほしい。

イ・ホンギ、3年ぶりソロコンサートツアー完走 ラジオDJの夢も叶う

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FTISLANDのボーカリスト、イ・ホンギが3年ぶりとなるソロコンサート『LEE HONG GI (from FTISLAND) 2018 Solo Concert in Japan“Cheers”』を開催。3都市5公演をまわり、12月28日の大阪・オリックス劇場でファイナル公演を迎えた。ここでは、クリスマスイブ12月24日の神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールの模様をレポートする。

「ソロではバンドと異なることをやりたい」と公言するホンギだが、本ライブも12月5日にリリースしたばかりの2ndソロアルバム『Cheers』と、日韓の1stソロアルバム『FM302』、『AM302』のソロ曲を中心に、バラードや事務所の後輩バンド、N.Flyingのラッパー、スンヒョプとのコラボステージ、カヴァー曲など21曲を歌い、FTISLANDとは趣の異なる、ソロ・アーティスト、イ・ホンギの魅力を存分に発揮した。

イ・ホンギ(撮影:ヤマダマサヒロ)

イ・ホンギ(撮影:ヤマダマサヒロ)

FTISLANDではオープニングからロック全開でガツンとくる曲を持ってくるが、ソロコンサートはまず、「INSENSIBLE」、「雨が降ります」という2曲のバラードで、じっくり歌を聴かせるところから始まった。バンドをバックに時に目を閉じ、時に客席を見渡し歌うホンギの声は、いつにも増して伸びがいい。ボーカル力に定評のある彼だけに、その歌声にたちまち惹きつけられてしまう。

静かな曲を歌い終わり「ソロの僕を見せるために切ない曲でスタートしました。ここからはテンションを上げていきましょう!」と言うと、4人ダンサーが登場してダンスビートの効いたナンバーを3曲続ける。「Be Your Doll」では女性ダンサー2人とからむダンスに入る直前に「恥ずかしいところ!」と自ら申告してテレながら踊ったが、歌っている時のカッコよさと、こういうお茶目な部分のギャップがファンにはたまらないホンギらしさだ。

イ・ホンギ(撮影:ヤマダマサヒロ)

イ・ホンギ(撮影:ヤマダマサヒロ)

「Kings For A Day」ではファンにコーラス部分を唄わせたり、FTISLANDの楽曲「Champagne」ではコール&レスポンスでオーディエンスとのコミュニケーションを楽しんだり、ホンギもシャウトをしたり、歌いながらジャンプしたりとロッカーの本領を発揮して、束の間、FTISLANDのボーカリストの顔を見せると、ファンもいつものペースでクラップをして、彼の歌に身を任せる心地よさに酔いしれた。

かねてから「ラジオDJをするのが夢」と語っていたホンギだけに、MCコーナーではラジオブースが登場。3年前の初ソロコンサートでも、ラジオをテーマとしたアルバムにかけてラジオDJ風のMCを行ったが、4月まで韓国で長寿ラジオ番組『Kiss the Radio』のDJを1年半の間務めていただけあり、今回の進行はかなりスムーズ。事前にファンから募集した質問を読み上げ、悩みながらもホンギらしい珍回答やアドバイスで盛り上げた。笑いながらきいているときには忘れてしまっているが、日本語でこれだけスムーズなDJができてしまうのは、実はかなりスゴイことだ。「僕の声は特徴的だから、ラジオがピッタリ。自分にしかできないテーマでやりたかった」と、今回もDJコーナーを設けたが、これもソロコンならではのお楽しみのコーナーといえるだろう。

「3年ぶりのソロコンサートだから、ダンス(ホンギ曰く、動き)と、FTISLANDではできない曲を用意しました。次からは、僕がひとりで歌った曲を聴いてもらいます。FTISLANDではロックと明るい曲が多いけど、僕、バラードが得意なんだです(笑)。一言一言に気持ちを込めて歌うので、泣かないでね(笑)」と言って歌い始めたのは、ドラマ『美男<イケメン>ですね』で共に俳優として大ブレイクを果たした朋友、チャン・グンソクの入隊前最後の主演ドラマ『スイッチ~君と世界を変える~』でホンギが歌うOST曲「Raise Me up」。そして、仮面で正体を隠してボーカル力だけでバトルをする番組『覆面歌王』で歌った「中毒になった愛」、韓国ロック界の重鎮たちと路上ライブで旅費を稼ぎながらトルコを旅をする番組『イタカへ続く道』で歌った「彼女の恋人へ」という3曲のバラードを披露。そのあまりの上手さに聴き入り、シンとした会場に「昔はそうでもなかったけど、今歌うと深い感情にすごく共感できる曲。俺も成長したな(笑)。静かだね、笑お! 上手すぎた、俺?」と言って笑わせる。

「次のコーナーは、スペシャルゲストを迎えます!」と迎え入れたのは、事務所の後輩バンド、N.Flyingのリーダーでありラッパー&ボーカルのスンヒョプ。「ホンギ先輩とクリスマスにライブができて、大切な思い出になります」というスンヒョプは、今年の韓国でのソロ活動の際にも、音楽番組でフィーチャリングラッパーとしてホンギをサポート。その韓国活動曲『COOKIES』を含む3曲でコラボを務めた。ホンギの新作アルバム『Cheers』は、多くのラッパーとコラボしているのが特徴のひとつ。そしてもうひとつは、音楽番組やミュージックビデオで初めてダンスを披露したことが上げられるが、『COOKIES』のダンスはもちろん、パフォーマンス初披露となった「COME TO ME」では、女性ダンサーとのペアダンスを見せてファンを驚かせた。また『COOKIES』では韓国活動特有の“ファンコール”を日本のファンが再現。少し驚きながらも、喜ぶホンギの顔が印象的だった。

イ・ホンギ(撮影:ヤマダマサヒロ)

イ・ホンギ(撮影:ヤマダマサヒロ)

「僕の踊ってる姿、どう? 恥ずかしいけど、慣れてきた(笑)」と、笑顔を見せるホンギ。「僕はよく、SNSに皆さんが書き込んでくれるコメントを読むんだけど、“なんでホンギは、他の韓国アーティストみたいに愛してるってファンに言わないの?”ってコメントがあるんです。僕はお母さんにも“愛してる”って言わない。皆さんに伝えたい本当の気持ちは、“ありがとう”という感謝の言葉で、その100%の気持ちをこの曲に込めました」と言って、新作アルバム『Cheers』の日本オリジナル曲「Thank you」を熱唱したが、この曲はぜひ、歌詞を読み返してほしい。「メリークリスマス、イブ!」という言葉とクリスマスらしい鈴の音で始まったホンギのクリスマスソング「Miss X-Mass」では、「一緒に歌おうか」と、サビをファンに歌わせる。その声を聞いて「ありがとう!」と3階まで見渡して柔らかな笑顔を見せると、両手を広げ「メリークリスマス!」と叫んだ。本編の最後は、アルバム『Cheers』のリード曲「Pathfinders」で締めくくり、ミュージックビデオで大きな話題となったダンスを生披露して沸かせた。

アンコールでは、ホンギらしさが爆発するロックバラード「YELLOW」を1曲目にもってくると、サビの“You Are My YELLOW”をオーディエンスが大合唱し、FTISLANDのライブさながらの盛り上がりを見せた。「この曲を絶対にアンコールの最初に聴かせたかった」というホンギ。「夏頃、作曲に行き詰まってって気分が落ち込んだんです。そんな時って、誰かに話をきいてもらうだけで心が軽くなるじゃないですか。僕は太陽(YELLOW)に話をきいてもらってた。それにプリマドンナ(FTISLANDのファンの呼称)の色もYELLOW。お互い、話をききあえる関係だと思ってこの曲を作りました。この曲、大好きなんです」と本心を吐き出すと、最後は手拍子とファンの大きなコーラスの声で一体となる明るいロックバラード曲「GOOD NIGHT」で締めくくったが、FTISLANDの“やりきった感”とはまた違う、なんとも暖かな雰囲気でクロージングを迎えた。

イ・ホンギ(撮影:ヤマダマサヒロ)

イ・ホンギ(撮影:ヤマダマサヒロ)

そのライブ力と、ロックボーカリストとしての実力が評価されているイ・ホンギ。しかし、こうやってソロ・アーティストとして、バンドとは違ったボーカル力、ライブ力を見られるのはうれしい限り。どんな曲を歌っても、彼の“心を伝える歌”は変わらない。日々、さまざまなジャンルの歌に挑戦し続けるアーティストでありボーカリスト、イ・ホンギが堪能できたソロライブだった。

イ・ホンギ(撮影:ヤマダマサヒロ)

イ・ホンギ(撮影:ヤマダマサヒロ)

なお本ライブは、2月14日にフジテレビTWO/TWOsmartで放送予定。そして、本体であるFTISLANDとしては、2月12日の大阪・グランキューブ大阪、2月13日の岐阜・長良川国際会議場、2月15日の神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールで入隊前最後のファンミーティング『THE PRIMA TV SHOW starring FTISLAND』を開催。また、2月27日にはライブDVD/BD『Autumn Tour 2018 -Pretty Girl- at NIPPON BUDOKAN』もリリース予定。入隊が迫ってはいるが、「俺らはギリギリまでライブをする!」というホンギの言葉通り、2019年もFTISLAND、そしてイ・ホンギのロック魂は止まらない!

(文:坂本ゆかり)

PUSHIM、年末恒例ライブで20周年記念アルバムのリリースを発表

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PUSHIMが、12月27日に年末恒例となっているライブ『YEAR END PREMIUM LIVE 2018』を、ビルボードライブ東京にて開催した。また、20周年記念アルバムを2019年3月13日に発売することも発表した。このビルボードライブ東京公演より、ファーストステージのライブレポートをお届けする。

PUSHIM(撮影:@_24young_)

PUSHIM(撮影:@_24young_)

ライブはイントロが鳴り始めると会場は拍手に包まれ、新曲の「In My Village」からスタート。この日のバックバンドはHOME GROWNからTANCO(Bass), YUKKY(Drums)、そしてNODATIN(Guitar)、Mi3(Keyboards)、CHINO(Backing Vocal)に加え今年のGuest Vocal & Backing VocalとしてZIN(TOKYO CRITTERS / Soulflex)の演奏に時に優しく、時に力強く歌いあげ、生き様を歌うこの曲の歌詞を見事に表現していた。

PUSHIM(撮影:@_24young_)

PUSHIM(撮影:@_24young_)

その後もお馴染みのスタンダードナンバー「Light Up Your Fire」「Rising Sun」ではフロアから自然と手が挙がり、早くも熱気に包まれ、このライブならではのカバーナンバー「勝手にしやがれ」や今年リリースのギターのリフが印象的な「THE FREEDOM ROCK」など彼女の歌唱力を存分に味わえる構成、この日に合わせたスペシャルアレンジで演奏される音の数々に、自然と体を揺らしながら楽しんでいる観客の姿が印象的だった。本編最後には代表曲「Forever」で締めくくり、彼女のこれまでの集大成ともいえる新旧織り交ぜたレア曲ヒット曲満載の年末ならではのセットリストで観客を魅了した。

PUSHIM(撮影:@_24young_)

PUSHIM(撮影:@_24young_)

ライブ後半のMCでは「私は来年2019年、デビューして20周年になります。アルバムはほぼ出来上がっています。タイトルは『immature(インマチュア)』です。デビューして20年、レゲエの現場で歌いだして25年、まだやりたいことや、あかんなと思うことがあって、人間としてまだ未熟だなと思い、このタイトルをつけました。」と話し、20周年記念アルバムのリリースを発表。この日より特設サイトが開設されたこともあわせて発表されたので、気になる人はチェックしてみよう。

PUSHIM(撮影:@_24young_)

PUSHIM(撮影:@_24young_)

[ALEXANDROS]、2019年6月にさいたまスーパーアリーナ2DAYS ワンマン公演では初

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[ALEXANDROS]が、開催中のツアー『Sleepless in Japan Tour』のツアーファイナル公演を6月15日(土)16日(日)の二日間にわたって、さいたまスーパーアリーナで行うことを発表した。

さいたまスーパーアリーナでのワンマン公演は[ALEXANDROS]にとって初めてとなる。なお、オフィシャル・ファンクラブ「[ALEXANDROS]CREW」では、12月29日より会員を対象にチケット先行予約の受付がスタートするという。その他の先行予約については、公式サイトをチェックしてほしい。

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