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THE YELLOW MONKEY 結成30周年を祝すドームツアーの大阪公演が開催、再集結から始まったシーズン2を締め括る新曲も披露

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THE YELLOW MONKEY『THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR』2020.2.11(TUE)大阪・京セラドーム大阪

2019年から結成30周年のアニバーサリーイヤーに突入し、様々な企画を打ち上げてきたTHE YELLOW MONKEY。FM802による年末恒例のロックフェス『RADIO CRAZY』でのトリビュートライブでは、4人全員が登場するサプライズを敢行。そして結成日である12月28日からはバンド史上最大規模の3大ドームツアー『THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR』がスタートに。現メンバーが揃った始まりの地でもある名古屋での初日は大成功に終わり、ツアーは中盤の京セラドーム大阪へとコマを進める。
 
開演の時刻が迫る中、ステージには龍谷大学吹奏楽部の面々が、厳かに「マイウェイ」(「JAM」も交えつつ!)、そしてTHE YELLOW MONKEYの「見てないようで見てる」を奏でていく。自然と拍手が沸き起こるや、満を持してTHE YELLOW MONKEYとサポートの鶴谷崇(Key)がステージへ。

吉井和哉(Vo.Gt) 撮影=横山マサト

吉井和哉(Vo.Gt) 撮影=横山マサト

「全公演メニューを変えてお送りしております。今夜のテーマはロックンロールかな。始めようぜ大阪!」と(吉井和哉/Vo.Gt)の宣言どおり、強力なライブ・アンセムから宝物のような初期作、さらに2016年の再集結後に綴ったフレッシュなロックチューン(といっても馴染み具合は過去曲に勝るとも劣らない)が折り重なり、祝祭らしく輝かしいTHE YELLOW MONKEYディスコグラフィーを繰り広げていく。
 
「昔やらせてもらったとき(2001年)は、まだ大阪ドームという名前で。20年ぐらい前ですね。こんなにコンパクトでアットホームなドームだったとは!」との言葉に大きく頷きたくなるほど、今宵の京セラドームはなぜだか距離を感じない。第一声から吉井の明朗な歌声は会場全体を包み込み、アニー(菊地英二/Dr)の生むリズムは大きな波動を伴って肌身に衝撃を与える。エマ(菊地英昭/Gt)とヒーセ(廣瀬洋一/Ba)もくまなく音を届けようと、それぞれステージの端から端まで駆け抜けていく。その熱量はライブハウスの距離感そのもの。会場に集った全てのオーディエンスたちも、その瞬間瞬間を目に、耳に焼き付けようと、この上なく輝いた表情をたたえているのだ。

菊地英二(Dr) 撮影=横山マサト

菊地英二(Dr) 撮影=横山マサト

これまでの煌びやかなライティングとは打って変わり、落とされた照明下での「球根」。彼らを視認できるのはシルエットだけという空間で、吉井の切実たる歌声は一層際立ち、よりソリッドに客席へと迫りくる。ここでステージから伸びる花道を渡り、360度ぐるりと客席に囲まれた後方のセンターステージへ移動する4人。アリーナもスタンドもオーディエンス一人ひとりに対し、くまなく近くへという、愛を感じさせる仕掛けだ。続いては結成当時よく作っていたというブギーのナンバーをご機嫌にプレイ。 スタッフからキャッチしたタンバリンを手にダンサブルに歌う吉井。モニターには、かつての貴重なライブ映像が流れ、過去と現在が交差するステージとなり、改めて再集結の喜びを身に染み渡らせてくれる演出だ。
 
「おかげさまで、こんなに祝福された再集結はないんじゃないかと。しかも50代で初のドームツアーをやらせてもらっている。前代未聞のバンドじゃないかと思います」

菊地英昭(Gt) 撮影=横山マサト

菊地英昭(Gt) 撮影=横山マサト

その言葉に目一杯の拍手で応えるオーディエンスに向け、さらにギアを入れる彼ら。スリリングながら歌心あふれるリフを爪弾くエマ、軽やかにステージ中を駆けつつも重厚なリズムを刻むヒーセ。みずみずしいドラミングでバンドを骨太に支えるアニーに、吉井は時にコンダクターのように場を操り、また時に誰よりもこの場を楽しんでいる少年のような顔をのぞかせる。そんな吉井のピュアネスを投影した「JAM」では、大きなシンガロングに包まれる会場。ここでライブが終わってもおかしくないほど圧巻の一体感を生みつつセンターステージを降りた4人は、何と客席の間を横切りたくさんのオーディエンスと触れ合いながら一旦退場する。 再び登場した吹奏楽部メンバーと、歌詞になぞらえ総勢10人の「派手な着物のチンドン屋さん」を招いた「DANDAN」から後半戦へ! 同曲しかり、再集結後に発表した楽曲群には、極上のハピネスを感じずにはいられない。それはTHE YELLOW MONKEYにとってもオーディエンスにとっても、望み望まれた再会である証明といえるだろう。

廣瀬洋一(Ba) 撮影=上山陽介

廣瀬洋一(Ba) 撮影=上山陽介

続けて花火や特効でダイナミックに飾り、どこまでも天井知らずのテンションで突き破り続ける彼ら。「THE YELLOW MONKEY is My Life!」と高らかに宣言し、この大観衆のひとりも取りこぼすまいと歌い届ける吉井は、広大な会場全てを手中に収めたような気高さすら感じさせる。
 
「ロックスターみたいなものを志し、この素敵なメンバーに出会えて本当に運がよかった。たくさんの夢を叶えた。バンドって、ロックンロールって、ずっと続けてると本当にいろんなことがあって、自分たちの人生そのものだなと思う。解散して申し訳なかったけど、それでもやり続けることがロックンロールだなと。これからも自分たちが信じる大人のロックンロールを目指してやっていきます」
 
そして「(活動休止直前の)2000年、バンドが混沌としたときに生まれた曲。その当時、いつか明るい未来が待ってるんじゃないか、そう希望を持って作った曲です」と続けたのは「BRILLIANT WORLD」だ。叙情的な音色にのせ、あふれんばかりの笑顔を見せる4人の姿に大きく納得。彼らの眼前に広がる景色は、紛れもなく明るい未来そのものだろう。

THE YELLOW MONKEY 撮影=横山マサト

THE YELLOW MONKEY 撮影=横山マサト

「人間と一緒で、曲も運命を持っていると思うんです。生まれるべくして生まれるタイミング、みなさんの前に現れるタイミングがそれぞれの曲にある。再集結から始まったTHE YELLOW MONKEYのシーズン2は「ALRIGHT」で幕を開けた。締め括りにはこの曲を」とアニーのカウントを合図に吉井のアコギが導く最新曲「未来はみないで」を最後に初披露。「ALRIGHT」よりも以前、再集結後に初めて作ったというドラマティックな背景を持つ同曲。「THE YELLOW MONKEYからの手紙」と語るその詞世界は、オーディエンスにどう映っただろうか。「また会えるって 約束して」そう歌ったラスト、THE YELLOW MONKEYシーズン3の景色がちょっぴり垣間見えたような気がした。
 
なお、再集結時から熱くTHE YELLOW MONKEYを応援してきたFM802では、リスナーによる本公演のレポート企画を実施。毎週金曜オンエアの『AWESOME FRIDAYS』(18:00~20:00)にて当選したおおにくさん(草津市)は、「最高でした! いまだに興奮醒めません……! ライブではさらにかっこよく妖しくセクシー。一生追いかけます! THE YELLOW MONKEYは永久に不滅です!」と、熱気あふれるレポートを届けてくれた(2月14日(金)の番組にて、レポート全文をオンエア)。
 
大いに盛り上がった大阪公演を経て、『THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR』ツアーはいよいよ4月4日(土)、5日(日)に行われる最後の地・東京ドーム2DAYSを残すのみに。名古屋・大阪公演とは異なるセットリストでのステージは、シーズン2のエンディングを飾るにふさわしい盛大な宴となるに違いない。加えて3/13(金)には、最新曲「未来はみないで」の配信リリースも決定。THE YELLOW MONKEY30周年の集大成は見逃せないものとなるだろう。

THE YELLOW MONKEY『THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR』 撮影=横山マサト

THE YELLOW MONKEY『THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR』 撮影=横山マサト

取材・文=後藤愛 撮影=横山マサト、上山陽介


MUCC逹瑯がMCを務める音楽情報番組『いじくりROCKS!』、第1回目ゲストはTHE BACK HORN松田晋二

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MUCCのボーカル・逹瑯がメインMCを務める音楽情報番組『音楽情報ライヴ「いじくりROCKS!」』が、2月27日(木)より定期的な生配信番組としてスタートすることが決定した。

同番組は、毎回、洋邦問わず音楽業界の様々なニュース・トピックスをメインMCの逹瑯が、団長(NoGod)と共に独自の切り口で拾い上げていく“いじり型・音楽情報番組”。MAVERICK DC GROUP所属アーティストの情報や、逹瑯と交流の深いバンドの情報は勿論、MCが気になるアーティストや、クリエーター、文化人など幅広い分野を網羅。ゲストコーナーでは毎回1組のゲストを招き、気になる話題を中心に視聴者参加型でお送りする予定とのこと。

記念すべき第1回のゲストとして、逹瑯にとっては盟友ともいえる松田晋二(THE BACK HORN)の出演が決定している。

 

菅田将暉 「さよならエレジー」「まちがいさがし」がYouTube再生数1億回突破

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菅田将暉の楽曲「さよならエレジー」と「まちがいさがし」のミュージックビデオが、YouTubeにて再生数1億回を突破した。

両楽曲共にBillboard JAPANストリーミング・ソング・チャートにてストリーミング総再生数1億回を記録したばかり。「まちがいさがし」は公開から約8カ月半、「さよならエレジー」は約2年と半月での記録であり、ほぼ同タイミングでの1億再生突破となった。


 

 

RADWIMPS、ライブ映像作品からリハーサルやゲストとの交流の様子などを収めたドキュメンタリーのトレーラー公開

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RADWIMPSが3月18日(水)にリリースするLIVE Blu-ray&DVD『ANTI ANTI GENERATION TOUR 2019』の特典映像に収録されているドキュメンタリーのトレーラー映像が公開された。

11箇所20公演を駆け抜けた昨年のツアー。リハーサルやバックステージ、各公演でゲスト参加したアーティストとの交流の様子など、メンバーの素顔が垣間見れるオフショット満載のドキュメンタリー映像となっている。

同作には、昨年8月29日に行われた横浜アリーナ公演の模様を収録。当日ゲスト出演したあいみょんとの共演楽曲を含んだ本編23曲に加え、特典映像としてツアードキュメント映像と、ツアーにゲスト出演したアーティスト(Miyachi、タイタン・ゾンビーズ 、Taka[ONE OK ROCK]、三浦透子)との共演ステージの模様が収められている。

なお、3月からはバンドとして初の4大ドーム公演を含む7都市10公演の全国ツアー『こんにちは日本 ~KONNICHIWA NIPPON~ TOUR 2020』がスタートする。

 

Tempalay、Zepp DiverCityでのワンマン公演を発表

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Tempalayが、6月22日(月)にZepp DiverCityにてワンマン公演『大覚祭』を開催する。

彼らにとってワンマンとしては過去最大キャパシティとなる同公演だが、東名阪ワンマンツアー『TOUR2020』及びその追加公演が全て即日完売しており、注目を集めることは必至。オフィシャル先行が本日・2月25日(火)17時よりスタートしている。

また、Tempalayは明日・2月26日(水)に配信シングル「大東京万博」をリリース。0:00よりiTunes Storeなどの各配信サイトでの配信、Apple Music、Spotify等でのストリーミングがスタートする。同曲のミュージックビデオも同日18時に公開予定となっており、こちらはPERIMETRONが制作を担当している。

TAKURO(GLAY)、『JAZZ JAPAN AWARD 2019』アルバム・オブ・ザ・イヤー ニュー・ジャズ部門を受賞 受賞記念演奏を披露

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GLAYのギタリスト・TAKUROのソロプロジェクト「Journey without a map」が2019年にリリースした2ndソロインストアルバム『Journey without a map Ⅱ』が、『JAZZ JAPAN AWARD 2019』アルバム・オブ・ザ・イヤー ニュー・ジャズ部門を受賞した。そして2月15日(土)神奈川県・横浜にて行われた授賞式に出席し、受賞記念演奏を行った。

授賞式では自身をジャズの世界に、そしてソロインストの世界に導いてくれたドラマーのToshi Nagai、そしてB’zのTak Matsumotoに心から感謝の言葉を述べた。Toshi Nagaiはデビュー当時から今もなお、GLAYのサポートドラマーを務めている。彼の誘いからジャズバーなどで演奏することが増え、この経験がギタリストとしての未来像に大きく影響を与えたとTAKUROは語る。

TAKURO  Photo by Shiho Yabe/Jazz Japan

TAKURO  Photo by Shiho Yabe/Jazz Japan

TAKURO  Photo by Shiho Yabe/Jazz Japan

TAKURO  Photo by Shiho Yabe/Jazz Japan

そして盟友であり、ソロプロジェクトのプロデューサーも務める、日本を代表するギタリスト・Tak Matsumoto。TAKUROが常にギタリストとしての姿勢を勉強させられ、師とも仰いでいる彼から、ソロへの誘いをもらった事により、この「Journey without a map」は始まったという。

2人の恩師に感謝を述べ、受賞記念演奏がスタート。TAKUROの背には先ほど感謝を述べ、常にGLAY・ソロライブで共にしているToshi Nagaiがいる。静かなジャムから始まり、一曲目は「TM St.2am」でスタートした。心地よいミドルテンポで会場をくすぐりながら、2曲目には力強いトランペットが印象的な『SOUL FRIENDLY』。骨太なギターとトランペットが軸を作り、会場全体を音が突き抜けていった。

TAKURO  Photo by Shiho Yabe/Jazz Japan

TAKURO  Photo by Shiho Yabe/Jazz Japan

最後のナンバーの前にTAKUROから、「先ほど授賞式にも出演。ニュースタートなった米澤美玖!」と声をかけ、彼女のサックスを交えながら「Swingin’ Tokyo 2020」を披露した。アップテンポで華やかなナンバーがTAKUROの受賞、そして日本に世界中から人が来るであろう2020年に、デビュー25周年の活動として10年ぶりのベストアルバムリリースや15年ぶりとなるドームツアーを行うなど、精力的に活動するGLAYへのファンファーレのようであった。

なおGLAYで双璧をなすギターのHISASHI、そしてボーカルのTERUが本日・2月25日(火)、ムラーノ島にあるヴェネツィアンガラスアーティストの土田康彦氏の工房より無観客ライブを行う事を発表した。ライブの模様はオフィシャルYouTubeチャンネルで配信される。

秋山黄色、デビューアルバムより新曲「Caffeine」を今夜初オンエア MVのYouTubeプレミア公開も決定

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秋山黄色が、来週・3月4日にリリースするデビューアルバム『From DROPOUT』より新曲の「Caffeine」が、今夜J-WAVE(81.3FM)『SONAR MUSIC』にて初オンエアされることが決定した。

さらに、1週間後となる3月3日(火)22時に、同楽曲「Caffeine」のMVのYouTubeプレミア公開も決定した。

「Caffeine」MVプレミア公開

3月3日(火)22:00~
▼視聴予約はこちら

 

『MAWA LOOP OSAKA 2020』 第3弾出演アーティストでヒロシン、豆柴の大群、東京女子流、ヤナミューら10組を解禁

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5月5日(火祝)、6日(水祝)大阪・アメリカ村にて開催される都市型サーキットイベント『MAWA LOOP OSAKA 2020』が、第3弾アーティストとして10組を解禁した。

第3弾アーティスト

新井ひとみ / アンスリューム / かみやど / じゅじゅ / 東京女子流 / NEO JAPONISM / 悲撃のヒロイン症候群 / 豆柴の大群 / マリオネッ。 / ヤなことそっとミュート

現在イープラスにてオフィシャル2次先着先行を実施中なので、是非お早めにチェックしていただきたい。


THE SIXTH LIE ツアー初日の愛知公演にPELICAN FANCLUBとLASTGASP出演決定

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3月21日(土)の『KNOTFEST JAPAN2020』でオープニングアクトを務めるTHE SIXTH LIE (ザ シクスライ)が、自身のツアー『THE SIXTH LIE -LIVE TOUR2020-』の5月9日(土)愛知・新栄RAD SEVEN公演のゲストバンドを発表した。

同公演は、PELICAN FANCLUBとLASTGASPを迎えての3マンライブとなる。

『THE SIXTH LIE -LIVE2020-』は、5月9日(土) 新栄RADSEVEN、5月23日(土) 梅田Zeela、6月6日(土) 渋谷TSUTAYA O-Crestで開催する。

PELICAN FANCLUB

PELICAN FANCLUB

LASTGASP

LASTGASP

 

佐藤タイジ、ツアーファイナルは下北沢GARDENで ゲストにKenKenが登場

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佐藤タイジが、5月29日(金)東京・下北沢GARDENにて『My Hero Tour』のファイナル公演を行う。

同ツアーは、2019年9月にリリースした11年ぶりのソロアルバム『My Hero』のリリースツアーとして、集大成とも言えるライブになるとのこと。ゲストアーティストには、レコーディングにもツアーにも参加したKenKenが登場する。

チケットの先行先着販売は3月1日から開始され、ツアー会場での販売は松山公演より行なわれる。一般発売は3月19日(木)19:00よりスタートする。

フジファブリック、大阪城ホールライブ映像作品のダイジェストを公開

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明日・2月26日にライブ映像『フジファブリック 15th anniversary SPECIAL LIVE at 大阪城ホール2019 「IN MY TOWN」』をリリースするフジファブリック。フラゲ日となる本日、本作品のダイジェスト映像が公開された。

ダイジェスト映像には「若者のすべて」「Green Bird」「バウムクーヘン」「赤黄色の金木犀」「ブルー(Acoustic)」「LIFE」「Feverman」「手紙」計8曲の映像が抜粋して収録されている。

ライブ映像『フジファブリック 15th anniversary SPECIAL LIVE at 大阪城ホール2019 「IN MY TOWN」』は、幼少の頃から山内が地元として慣れ親しんだ地”大阪城ホール”でデビュー15周年を記念して行われたLIVEの商品化。DVDとBlu-rayの2形態でリリース。アンコールを含む全曲が収録され、初回仕様は当日のLIVE写真が収められた40Pのフォトブックレットも付属する豪華仕様となっている。

リリースを記念し、タワーレコード難波店では当日メンバーが着用した衣装展、そしてHMV&BOOKS SHIBUYA、HMV&BOOKS SHINSAIBASHIではそれぞれここでしか見ることができないエクスクルーシヴなものも含まれるパネル展も開催されている。

なお、フジファブリックは全国ツアー『フジファブリック LIVE TOUR 2020「I FAB U」』を開催中。

 

TOTALFAT 3人の新たな道しるべと人生の交差点、10枚目のフルアルバム『MILESTONE』をShunが語る

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昨年10月、15年活動を共にしたKuboty(Gt)が新木場STUDIO COASTでのライブをもって脱退。その直後(数時間後!)に、デジタルシングル「Give It All」にてスリーピース編成として新たなスタートを切ったTOTALFAT。<今日が最後って  笑って死ねるくらいに生きてきたのか? 生まれ変われ ゼロからの start>と高らかに歌い上げた同曲を皮切りに、「ALL AGES(Worth a Life)」「My Game」と立て続けに配信し、結成20周年のアニバーサリーイヤーとなる2020年に突入するや、新曲に加え前述のKuboty最後のライブの模様を収録したDVDをもコンパイルした豪華10thフルアルバム『MILESTONE』をリリース。ソロ20周年を迎えたレジェンドLOW IQ 01や、パンクをルーツにシーンを横断するレゲエDEE-JAY、J-REXXXをフィーチャリングに迎えた同作は、TOTALFATの新たなゼロ地点であると同時に、この20年を超えてきたからこそ出会った言葉と音楽が結晶となった渾身の1枚に仕上がった。2月26日(水)千葉LOOKより、全31公演に及ぶ『MILESTONE Tour 2020』がついに開幕。Kuboty脱退時の赤裸々な心情から、バンドを始めたあの頃の想い、Dragon AshのKj(Vo,Gt)ら偉大なる先人との秘蔵エピソードなど、今改めて音楽を楽しみ、音楽に導かれるTOTALFATの生き様をShun(Vo,B)が語る。

Shun(TOTALFAT)

Shun(TOTALFAT)

●Kubotyが自分の脱退を懸けて最後に起こしてくれたレボリューション●

――長年活動を共にしたKubotyさんが昨年10月に脱退しスリーピース体制になって、ついに初のアルバム『MILESTONE』が世に出たときの気持ちはどうでした?

(昨年4月の)脱退の発表前から俺らの一連の動きはもちろん始まっていて、まずはいろんなことを決めること、それを発表すること、発表してから脱退する最後まで向かうこと、そこから新しく始めること、リリースすること……1つ1つタスクを超えていくごとに、霧が晴れていくような感覚はすごくありましたね。

――バンドとスタッフだけの視野だったものを、リスナーやオーディエンスも含めてみんなでちゃんと共有していくと。

俺らを取り巻く全ての人が、「3人のTOTALFATってどんなものなんだろう?」という、はてなマークから始まって。でも、俺らは先に3人だけで練習をして演奏の感覚も掴んでいるから自信が生まれたり、このアルバムに入っている新曲もずっと前から共有しているから大丈夫だと思ってはいても……。

――世に出るまでには時差がありますもんね。

そうなんですよ、そこにやきもきしていて。これはインスタにも書いたんですけど、フラゲ日と言われるアルバムの入荷日に、この半年間、ずっと俺らの中で鳴っていた音楽をやっと何も気にせずみんなと共有できることに、ものすごくホッとして。今まではアルバムを出すごとにやっぱり評価は気にしていたし、「元々のファンはどう思うだろう?」とか思ったんですけど、そんなことよりも手前の、世に放てたことに対するこの喜びは、1stアルバム以来かもしれない。

――サウンド的にもその感じはむちゃくちゃ伝わってきます。

「3人でどんな曲を作るべきなんだろう?」みたいな話もしたんですけど、今回の作品は今までにないほど俺がイニシアチブを取って制作したので、どこを見渡してもパンクしか残らない状況になって。今日とかもそうなんですけど、バッド・レリジョンのパーカーの下に、バッド・レリジョンのTシャツを着るという(笑)、そういうモードを今は楽しんでいる感じですね。

――20年バンドをやってきて、またそんなフレッシュな自分になるとは。

でも、振り返ってみればラッキーだなとも思っていて。ずっと4人でやってきて、ここまで大きな変化って求めてもなかなか手に入らないと思ったし、Kubotyが身を呈したというか、自分の脱退を懸けて最後に起こしてくれたレボリューションなんですよ。だから俺らの音楽に対する価値観はより核心に迫ったし、演奏はよりシンプルな方向に刷新されたというか。

――脱退というブースターじゃないですけど。

そうなんですよ。ただ、バンドにはいろんなボタンがある中で、脱退というボタンにはちゃんと蓋が付いていて、パカッと開けて暗証番号まで押さないと開かない(笑)。

――簡単には押せない状態になっていると(笑)。

そうそう(笑)。それをKubotyがこじ開けて押してくれたんだなと。TOTALFATが世に登場する以前は日本では鳴っていなかった、メロコアとメタルを融合させた、速くてポップなTOTALFATのオリジナルな音楽を4人で残せたのは誇りだった。ただ、やっぱり意地じゃないですけど、4人のTOTALFATを超えていかないといけない。もしかしたらKubotyだって、TOTALFATをやりながらでも新しいことができたかもしれない。でも、その状況を作れずに辞めるという選択をさせてしまったのは申し訳なかったとも思うし、改めて3人でやっていこうとなったとき、まずは過去のTOTALFATをしっかり超えるために、俺からメンバーに「とにかくアルバムを作ろう!」と言って、すぐに動き出したんですよね。

●「Give It All」が書けて、俺ら自身も救われた●

Shun(TOTALFAT)

Shun(TOTALFAT)

――昨年の4月に脱退の発表をした直後から合宿もちょこちょこ行っていて、潜伏期間に制作はしっかりやってきた印象です。

これは4人のときからそうなんですけど、とにかくみんなで刺激を受けに行くのが好きというか。

――ライブを観にメンバーと海外に行ったりしていますもんね。

そうなんですよ。だから、別に合宿で曲が書けなくてもいいんです。一緒に滝を観に行ったり、蛍を観に行ったり(笑)、あと、風呂には必ずメンバー全員で入るんですけど、そうやって1つの物事を共有したり感動したりすると、俺が「あのときのあのことを書いた」と言えば、それ以上説明しなくてもすぐにセッションができるので。俺が1人で観たヤバい景色を4時間説明してもなかなか伝わらないけど、そういう言語を省くためにも一緒にいる感じですね。

――今作は3人で作った最初のフルアルバムと、4人でやった最後のライブDVDがセットになっていますが、まずはそのライブを振り返ってみてどうでした?

脱退の発表から半年の猶予期間というかラストランがあって、そこまでに35〜36本ライブをしてきたと思うんですけど、あまりにも楽し過ぎて、Kubotyが抜けることを一瞬忘れるという(笑)。不思議なもので、その残りの回数が見えた瞬間に、異常な充実感と尊さが湧いてきて、メンバーに対しても、ファンに対しても、ライブハウスに対しても、イベンターに対しても……本当に全ては限りあるものなんだなと気付かされました。いろんなことも許せるようになってきて、最終的に当日はスッキリというか、いい意味で平常運転のライブになったなと。まぁ最後は泣きましたけどね(笑)。

――こうやって映像に残せてよかったですね。

俺らはここ数年ずっと映像作品を出してこなかったので、逆にそれがいいタメにもなったのかなと。

――そのライブの翌日というか数時間後の0時には、スリーピース編成として初のMV「Give It All」が公開されて。

何が面白かったって、新木場のラストライブで、もうクッソ泣いてるんですよ。その打ち上げを下北沢でやって、乾杯でスピーチするときにまた涙が出てきて……。「本当によかったな~」みたいな感じで22時半ぐらいに呑み始めたんですけど、すぐに「Kubotyごめん、俺らもうすぐ1発目のMVが出るからちょっと携帯触っていい?」と酒を置いて、マネージャーも含めてみんなで情報の仕込みをするという(笑)。

――その「Give It All」の最後のフレーズ、<今日が最後って 笑って死ねるくらいに生きてきたのか? 生まれ変われ ゼロからの start>が、このタイミングで出てきたのも強烈で。

そこが3人になって一番最初に書いた歌詞ですね。弾き語りのパートをJose(Vo,Gt)が合宿のときに書いて温めていて、東京に戻ってもう1回スタジオに集まったときに、「ちょっとネタができたんだけど」と聴かせてくれて。俺はこの曲しかないだろうと思って、「ちょっと続きを作らせてくれ」と頼んで、2日ぐらいで完成できたかな。「Give It All」ができた瞬間に、「この曲だったら4人の余韻を消せるだろ!」という話になりましたね。

――ここでこの言葉が言えたのは最高だなと思いましたね。

結構、自分には問いかけました。ただ、悔いは残りましたからね、やっぱり。4人でもっとやりたかったし、ずっと4人でやっていくんだろうなと当然のように思っていたので。

――やり切った充実感と同時に、やっぱり……。

そこに対して「自分自身が納得できる歌詞って何なんだろう?」と考えて……「Give It All」が書けて、俺ら自身も救われたというか。「スリーピースのTOTALFATはこの感じで大丈夫だな」と安心できたので。

●パンクは居場所●

Shun(TOTALFAT)

Shun(TOTALFAT)

――MV第2弾となった「ALL AGES(Worth a Life)」は、TOTALFATが生まれるきっかけになった、オフスプリングのライブを観に行ったときのことですよね? パンクは誰も拒否しないというか、みんなを受け止める。あのときの気持ちをそのまま。

まさに。高校1年生のとき、埼玉から2時間ぐらい電車に乗って、舞浜の東京ベイNKホールに一生懸命ドレスアップして観に行ったんですけど、ゴリゴリのパンクスとかも結構いたから、「俺、ダサいかもしれない」とか、ちょっと不安になっちゃって……。でも、いざライブが始まったら何もかも全部関係なくて、オールフラットな空気だったんですよ。「プリティ・フライ」(1998)を出した頃だったから、ギャルもギャル男も、全カルチャーの人種がライブに来ていて、「パンクのライブなのにこんな感じなんだ!」と思って救われたんですよね。その翌月の雑誌『CROSSBEAT』のインタビューで、「オフスプリングにとってパンクは居場所なんだ。俺らがセルアウトしたとか思われようが、そんなことはどうでもいい。どんな服を着ていたって、そこに集まる全員がクールなんだよ」みたいなことを言っていて、「これだろ!」と。

――いや~エモいですね。それを20年後の自分が言うと。

逆にその言葉をもらってバンドを始めちゃってるから、俺もそれしか言えない節はあるんですよね。あとはこれをまた誰かが拾って次に……(笑)。

――受け継いでいく。どんなスタンスの人も排除しないこのマインドって、今の時代に一番必要なことに感じます。

そうだと思います。やっぱりね、居場所がないって辛いじゃないですか。俺は人生で一番怖いのが孤独だと思っていて。中学生の頃とかは特に孤独への恐怖感がすごくあったし、それがイヤだから自分で仲間を探そうと思って埼玉から東京の高校を受験して。自分が選んだ学校は制服も校則もなくて、「ここだったら俺が本当に求めている友達ができるかもしれない」と思って、ハイスタのTシャツの上にミスフィッツのパーカーを着て、俺に学食で話しかけてきたのがBunta(Dr)なので。「網にかかった!」と思いましたよ(笑)。

――言わば、ファッション=メッセージですもんね。

そうなんですよ。だから、何を着るかもすごく重要というか、自分を助けるのを身をもって体験しているので、今はそういうモードを普段から出していきたいのはありますね。

●イチさんは全てが粋なんですよ●

Shun(TOTALFAT)

Shun(TOTALFAT)

――今回はフィーチャリング曲が2曲ありますが、それこそ「Welcome to Our Neighborhood feat. LOW IQ 01」の歌詞もそのままに、イチさん(=LOW IQ 01)とは本当にご近所暮らしなんですね。

駆け足なら多分1回も息を吸わないで家に行けるぐらい近所です(笑)。だから、朝ランニングしようと思って家を出たら散歩中のイチさんに会ったり、ランチを食べようと入った店にイチさんがいたり、夕食の食材を買いにスーパーに行ったらイチさんに会うようなところなんですけど(笑)。そんな感じで去年の夏に3日連続で会ったときに呑んだんですけど、最後の夜にイチさんが「俺、ちょっと歌っちゃおうかな。何でも言ってよ」と言ってくれたので、その場でメンバーに「イチさんが歌うと言ってくれたから!」とLINEして(笑)。

――昨年の状況でのその言葉には、イチさんの優しさを感じますね。

イチさんこそね、SUPER STUPIDの休止を経てMASTER LOWとして大々的にやりつつ、LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERSでは3人だったり、LOW IQ & THE BEAT BREAKERでは2人だったり、いろんな形態でやってるからこそ、バンドはどんな形でもできるって誰よりも分かってる人なんですよ。一緒に呑んでるときにもいいアドバイスをたくさんもらって、実はそのときに「3人って面白いぞ」と聞いていたんです。TOTALFATのファンにLOW IQ 01を知ってもらいたかったし、だからこそ、イチさんが一番得意なビートとメロディをイメージしてこの曲を書いたんです。曲の入りのアコギのフレーズはSCAFULL KINGの「IRISH FARM」(2015)リスペクトみたいな感じなんですけど、イチさんもちゃんと分かってくれていて。あと、歌を録り終わったと思ったら、手ぶらでスタジオに来たはずのイチさんがポケットからアイリッシュのホイッスルを取り出して吹き始めて……! それもそのまま採用させてもらいました。

――いや~粋だな。

そう、イチさんは全てが粋なんですよ。歌の質感を結構細かくディレクションさせてもらっても、何1つ文句も言わずベストを尽くしてくれたし、むしろ「Shunの求めているものをもっと教えてほしい」と電話をかけてきてくれたり……心がやっぱりデカいなって。こういう人が音楽をやっているからこそ周りに人が集まってくるし、何より楽しそうなんですよ。ああいう先輩になりたいなって純粋に思います。

――近くにそういう背中を見せてくれる人がいるのは素晴らしいですね。一方、「We’re Gonna Make a Bridge feat. J-REXXX」は、このアルバムのスパイスにもなっていますね。

J(-REXXX)は本当によそのジャンルからというか、過去にも1曲一緒にやっているし、付き合いも長いので。最初の出会いは、Mighty Crownの事務所に遊びに行ったらたまたまJがいて、Masta Simon(MC)さんに「多分、相性がいいと思うから紹介するよ」って言われて。Jも元々のバックボーンはパンクで、出会ったときにゴリゴリの鋲ジャンを着ていたので、こいつは絶対にヤバいと(笑)。それから一緒にご飯に行ったり、Jのライブに通って口説いて関係が始まって。イチさんには細かくディレクションしましたけど、逆にJにはブランクだけ作って丸投げしたので、彼がメロディもリリックも考えて、そこに俺らは手も加えず。ただ、最初にJから返ってきたデモを最初に聴いたとき、あまりにもよくて涙が出てきて。結果、バースの部分を伸ばすという(笑)。

――自分たちの再出発に、こうやってはなむけの言葉や歌声をくれるのは嬉しいですね。

本当に嬉しいですね。実はまだ実現していないコラボもあるので、そのミュージシャンたちにはいずれ絶対に力を借りようと思っています。

●「めっちゃいい言葉じゃん!」と思って、その言葉がずっと引っかかってて●

Shun(TOTALFAT)

Shun(TOTALFAT)

――アルバムの最後には表題曲の「マイルストーン」が収録されていますが、意外にもレコーディング直前にデモができた曲だったと。

歌詞の元になる想いとか言葉はパラパラとあったんですけど、全然整理ができなくて。11曲書いて、「よし、明後日はレコーディングだ!」と思ったらやっとまとまってきて、間に合わないかもしれないけど、遅かれ早かれいつか形にはしなきゃいけない曲だからやってみるかと思って。この曲に関しては時間がなくて1回もセッションしなかったのもあるんですけど、大事な内容の曲だったのでBuntaもJoseも俺から出てくるものに手を加えようとしないでいてくれたのもありがたかったですね。そういうところにちゃんと肌感で付き合ってくれるというか。2人とも普段はものすごくうるさいんですよ。

――言うときは言うんだ。

言う言う! Buntaとかはハンパなく言う。でも、そのBuntaが何も言ってこなかったということは……まぁ実際、言われたら間に合わないなとは思ったんですけど(笑)、こうやってそのまま放り込ませてくれて。

――この歌詞には本当にリアルな分岐点が刻まれていて、不安も全部言葉になっていて。確かにこの曲はここで入れておきたい大事な1曲ですね。

そうですよね。あと、今までの俺らだったら次になっちゃっていたような気がします。でも、それをねじ込める体力が付いたなと自分でも思いました。歌詞に関しても、100%ハッピーストーリーじゃないんですけど、その先に見ているものだけはポジティブだよと。

――しかもこの「マイルストーン」=道しるべという言葉は、Dragon AshのKj(Vo.Gt)さんがTOTALFATにかけてくれた言葉だというのも何だか縁ですね。

あるライブ後にくれた言葉なんですけど、「今日のライブはお前らの大事なマイルストーンになると思う」と言われて。「めっちゃいい言葉じゃん!」と思って、その言葉がずっと引っかかってて。

――このアルバムはTOTALFATの新たなゼロ地点ですけど、20年やってきたからこそ出会えた言葉と音楽でできていて。

1月に東名阪でやった自分たちのイベント『PUNISHER'S NIGHT 2020』でも、Dragon Ashが力を貸してくれて。ただ、Kubotyが抜ける発表の前日ぐらいまで、いろんな人に大急ぎで連絡していたんですけど、毎回、緊張するわけじゃないですか。でも、そのたびに皆さんが気持ちを話してくれて、「ありがとうございます!」と泣きそうになりながら電話を切って、「はぁ〜次!」みたいな感じで頭の中がぐっちゃぐちゃで、(降谷)建志(=Kj)さんにも直接言わなきゃいけないのに、すっかり忘れていて……。脱退発表してから1週間ぐらい経って「あれ? 俺、建志さんにまだ言ってない!」と気付いて電話しても出なくて。そしたら「何?」とLINEが来て、「すみません、Kubotyの脱退の件で俺、報告するのをすっかり忘れてしまっていて……」と返したらすぐに電話がかかってきて、「え、マジで!?」って(笑)。

――ハハハ!

「いやあの建志さん、発表からもう1週間経ってるんですけど」っていう(笑)。

――この話、どういうオチなのかなと思っていたら(笑)。結果、他人から知る前に直接言えてよかったですね。

逆に「SNSをやっていないから分からなかったけど、俺らにできることがあったら力を貸すから言ってくれ」って……。『PUNISHER'S NIGHT 2020』にもダメ元で誘ってみたら東名2ヵ所OKしてくれて、打ち上げでもいろんなことを教えてくれました。ありがたいです、本当に。

――道しるべでもあるし交差点でもあるし、人生=音楽のTOTALFATらしいアルバムになりましたね。

最近、俺の中の流行りで「TOTALFAT FOR LIFE」という言葉をよく使ってるんですけど、あれもブリンク 182のマーク(・ホッパス)(Vo.B)が「ブリンク 182 For Life」ってたまにTwitterで呟くのがカッコいいなと思って。

――今、そうやって話している顔がめちゃくちゃいいですね。本当に少年というか。

ハハハ!(笑) そうなっちゃうんですよねぇ。

●俺らが求めているのは結果じゃない●

Shun(TOTALFAT)

Shun(TOTALFAT)

――いろんな想いとタイミングが揃ったアルバムを引っ提げて、リリースツアーを回れるとなったらこれもまた刺激的な旅になりそうですね。

とにかく今は進化しかできないというか、リハに入っても楽しくてしょうがなくて。今回は「公開・進化の過程ツアー」みたいなものなので、こんなに初日とファイナルが違うライブになるツアーは今後ないかも。今の俺らはギアが入ったときは本当にヤバいので、最後にはめっちゃうまくなっているんだろうな~(笑)。

――このツアーを経たら、また次の作品のアイデアもめちゃくちゃ出てきそうですね。

だから早くレコーディングしたいなと思っていて、少しずつ準備は始めています。まとまり切らなかった曲もたくさんあるし、あとは海外のアーティストとも連絡を取っていて、面白いことをしたいなと。

――今後のビジョンというか、改めて夢みたいなものはあります?

3人で初めて合わせたリハのときに、「3人で武道館、できるんじゃねぇの!?」みたいな話にもなっているぐらいなので(笑)。あるにはあるんですけど、もうちょい秘めておきたいなと。いつか俺らからしっかりした発表があったら、「あれだったのか!」と思ってください(笑)。

――ここにきて、初めてスタジオに入って「いけんじゃね?」と、そんな中高生みたいなことが今でも言い合える空気はいいですよね(笑)。

そうなんですよ、もう36っすよ!(笑) ただ、別にそれがかなわなくても全然よくて。俺らが求めているのは結果じゃないので。その過程で何ができたのか、そこに自分たちがどう向かっていったのかにちゃんと自信が持てる証と、その道すがらで得られる充実感の方が大事ですし、それがしっかりあったら、それ相応の結果は出るだろうと思っているので。

――今の言葉には、日々を生きるみんなが勇気付けられたと思います。

若いうちは貪欲に結果を求めることも大事だと思うし、俺たちもそうしてきたけど、そうやってかなったことと、かなわなかったことがやっぱりあったから。限りあるものじゃないですか、バンドだって絶対に。いつか終わりの日が来たときに、「ここまでやってきてよかったな」と思えればそれでいいと思うので。でも、並大抵のことじゃそうは思えないので、そこに向かうためにはやっぱり、今日が最後と笑って死ねるくらいに、その努力はしていきたいと思っています。

Shun(TOTALFAT)

Shun(TOTALFAT)

取材・文=奥“ボウイ”昌史  撮影=渡邉一生

Nulbarich さいたまスーパーアリーナ公演を完全収録した映像作品&ライブアルバム発売決定

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Nulbarichが、3月25日に初のライブ映像作品および配信限定のライブアルバム『Nulbarich ONE MAN LIVE –A STORY-』をリリースすることを発表した。

本作は、彼らが2019年12月に開催した自身最大規模の埼玉・さいたまスーパーアリーナで行ったワンマンライブ『Nulbarich ONE MAN LIVE –A STORY-at SAITAMA SUPER ARENA』を収録したもの。約15,000人が来場したこの公演では、メンバーの思いが詰め込まれたセットリストのもと、初期のナンバーから新曲まで計22曲が披露され、本作にはそのすべてが収められている。

iTunes Storeをはじめとする各音楽配信サイトでは、本作のリリースに先駆けて明日2月26日より「It's Who We Are」の先行配信がスタート。さらに3月11日には「VOICE」が先行配信される。Nulbarichの持ち味の一つでもある、オリジナルバージョンとは異なるアレンジが存分に堪能できる。

なお、各CDショップ店で本映像作品を予約または購入すると、先着でライブでのアレンジを元に再構築された「Ordinary (A STORY Remix)」の特典CDがプレゼントされる。一部特典の取り扱いのない店舗もあるので、詳細は購入予定の店舗にて確認してほしい。


>>【ライブレポート】Nulbarich キャリアも現在地も包摂したストーリー、初のさいたまスーパーアリーナで見せた破格の集中力

オメでたい頭でなにより、初の海外フェス『HEARTOWN ROCK FEST 2020』に出演決定

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オメでたい頭でなによりが、5月1日(金)に台湾・台中インターコンチネル野球場で開催される台湾最大級のラウドロック・フェス『山海屯搖滾祭 HEARTOWN ROCK FEST 2020』に出演することが決定した。

オメでたい頭でなによりにとっては初の海外公演となる『山海屯搖滾祭 HEARTOWN ROCK FEST 2020』には、開催3日間ですでに日本から、Crossfaith、SiM、Crystal Lake等の出演や、各国の名だたるアーティストが出演予定。また、JTBから日本のファンに向けたツアーも決定している。

山海屯搖滾祭 HEARTOWN ROCK FEST 2020

山海屯搖滾祭 HEARTOWN ROCK FEST 2020

LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS、ACIDMAN・大木、noodlesが集った今年の『貴ちゃんナイト』を振り返る

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貴ちゃんナイト Vol.12  2020.2.8  下北沢CLUB251

開場するやいなや観客たちが次々に、主催の“貴ちゃん”ことラジオパーソナリティ・中村貴子に声をかけたり手紙を渡しにいく。そんな光景に始まり、ライブ中はもちろん、出演者のセレクトしたBGM(今年はLOW IQ 01)が楽しい転換中も、すべてのライブが終わった後にフロアで記念撮影を行ったりして最後の一人がライブハウスを出るまで、いや、深夜まで続いた打ち上げが終わるその時まで。音楽愛だらけの夜だった。今年も。

noodles  撮影=俵和彦

noodles 撮影=俵和彦

リスナー有志による自主イベントから始まり、今年で12回目を数える『貴ちゃんナイト』。近年は基本的にこの下北沢CLUB251をホームとして、彼女がいちリスナーとして観たい組み合わせにこだわって行われるスリーマンのライブである。毎年レポートでも触れてきているが、やはりこの組み合わせの妙は他に類を見ないもので、出演者のジャンルや世代、活躍するシーンもバラバラ。にもかかわらず、見終えたときに納得感と満足感がしっかり残る顔ぶれになっているのだから、音楽の現場に長年発信者として携わりながら、同時にいつまでも音楽リスナー、音楽ラヴァーとしてのピュアな視点を失わない貴ちゃんならではの慧眼には恐れ入る。

大木伸夫  撮影=俵和彦

大木伸夫 撮影=俵和彦

今回の組み合わせは、貴ちゃんとは20年以上の付き合いになるというnoodles、彼女がステージMCなどで関わるフェス『中津川ソーラー』とも関わりが深い大木伸夫(ACIDMAN)、意外にも接点が生まれたのはここ数年ながら、その音に衝撃を受けたというLOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS。大木とLOW IQ 01(以下、イッチャン)は同じフェスなどに出ていたり、イッチャンのトリビュート盤『HELLO! LOW IQ 01』にACIDMANが参加していたりと、交流が目に見えるが、noodlesとはどうなのだろう?と思っていたら、イッチャン曰く、彼が「坊主で眉毛がなかった頃」にyokoと番組で共演したことがあるそうで、20年以上の時を経た再会の舞台だったらしい。

LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS  撮影=俵和彦

LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS 撮影=俵和彦

「音楽が好きで良かったと思える1日にしましょう!」

貴ちゃんの挨拶のあと、まずはnoodlesからステージに上がる。「よろしくお願いしまーす」と軽く手を上げながら笑みを浮かべるyoko。対照的に淡々とクールな佇まいのikuno。サポートを務めるドラマー・吉村由加が刻むタイトなミディアムビートの上へ、シンプルな8ビートのベースラインとパワーコードを刻むギターを乗せた「I’ll be a sensitive band tomorrow」からライブはスタートした。ちょっと気だるげに響く独特のアクセントをつけた歌声が、究極にミニマルなロックナンバーによく似合い、オリジナルな色を付けていく。かと思えば、「warning you」のようなポップなメロディと合わされば、どこかスウェディッシュポップも彷彿とさせる爽やかな印象にもなる歌声だから不思議だ。

noodles  撮影=俵和彦

noodles 撮影=俵和彦

noodles  撮影=俵和彦

noodles 撮影=俵和彦

たくましいビートとザクザクと刻むギターに身体が踊りだす「Grease」、中低音域のボーカルが心地良く響く「Ruby ground」、シンセ的なシークエンスも交えてのダンサブルな「Metaltic Nocturne」。これぞスリーピースというべき、余剰を削ぎ落として研ぎ澄ませたサウンドを軸としながら、随所にいろんな表情をのぞかせる楽曲たちが楽しい。あっという間のラストナンバーはショート&ファストな「965」だった。デビュー当時はメロディック勢との対バンも多かったというエピソードをMCで明かしていたが、それも頷けるようなパンキッシュな一面を焼き付け、喝采を浴びたのだった。

noodles  撮影=俵和彦

noodles 撮影=俵和彦

二番手は大木伸夫。言わずと知れたACIDMANのフロントマンが、この日はアコースティックギターによる弾き語りでの出演だ。近年ではピンボーカルでストリングスとコラボしたりと、シンガーとしての覚醒ぶりがすさまじい上、元々は速弾きを得意とするギターキッズでもあった彼だけに、歌とギターで聴かせてくれるこの環境は持ってこい。一曲目は「FREE STAR」で、ブレス多めの穏やかな歌声とうっすらリヴァーヴを効かせたギター、曲の構成も若干アレンジしてのプレイが、あっという間に観衆の耳目を引きつける。一転して、曲間ではリラックスした空気かつ、あえて余韻を断つように脱線しながらのトークでも楽しませていくのが大木流だ。

大木伸夫  撮影=俵和彦

大木伸夫 撮影=俵和彦

弦をパーカッシヴに叩きながら、アコギによく似合うボサノヴァ調のコードを爪弾いた「赤橙」に続いては、「歌い継いでいきたい曲」という曲紹介から、玉置浩二が作曲、ビートたけしが作詞/歌唱した「嘲笑」のカバーを。悠久の星々と人の生とを想起させる、大木にぴったりの曲だ。「この曲だけは自分のためにやりたい」と前置いてから、ループエフェクトを駆使してギターの音を多重に重ね、もはや重厚なギターインストとでも呼ぶべきイントロダクションから繋げた「世界が終わる夜」には、バンドでの演奏時と何ら変わりない熱量とエモーションが宿る。満場のクラップが弾んだ「Your Song」までの全5曲に、大木伸夫の音楽性も人間性も哲学も存分に込められていた。

大木伸夫  撮影=俵和彦

大木伸夫 撮影=俵和彦

LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS  撮影=俵和彦

LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS 撮影=俵和彦

SEが鳴り出した時点から一斉に手拍子が発生し、フロアのいたるところから「0」と「1」を象ったハンドサインが掲げられる中、『貴ちゃんナイト Vol.12』のトリを務めるLOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERSが登場した。「久しぶりの251、帰って来ました」「暴れろ!」イッチャンが叫ぶより早くオーディエンスが波打ち始め、「Delusions of Grandeur」からライブが始まった。ギターは前回のこのイベントのトリでもあったフルカワユタカ、ドラムはダゼこと山﨑聖之。それぞれにシーンを戦い抜いてきた猛者揃いのバンドは、斬れ味と重心の低さを両立した音をアグレッシヴな演奏で放ちながらも、リズムの変化やブレイクなどの展開は一切乱れることなくビシッと決まる。すごい。

LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS  撮影=俵和彦

LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS 撮影=俵和彦

LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS  撮影=俵和彦

LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS 撮影=俵和彦

実は先ごろ負った骨折が完治していなかったというイッチャンだったが、「イスを用意してたんだけど、関係ねえよ」と常に立ったまま……というか跳ねたり回ったりしながら、気迫のプレイを繰り広げる。最新作『TWENTY ONE』からスピード感満点の「Every Little Thing」や、フルカワのギターによるテーマパークの音楽みたいなイントロからの怒涛の展開が楽しい「Thorn in My Side」が披露されたほか、ソロ以降でも早20年を数える彼のキャリアから万遍なく選曲されたセットリスト。合間のMCでは饒舌を通り越して軽口やギャグも飛ばしまくるキャラクター。徹底的に陽性なパワーに満ちたパフォーマンス――。限りある時間のライブだが、盛り込まれた情報量と快楽性、そして興奮作用はズバ抜けてる。「もうちょっと飛ばしても大丈夫?」とフロアを挑発してからのラストスパートは、最新作からの「GO」、ソロ1作目『MASTER LOW』からの「Little Giant」、そしてSUPER STUPID時代の名曲「WHAT'S BORDERLESS?」と、時を遡るような3連投。カオティックな熱狂に包まれたフロアへと身を乗り出してベースを掲げる姿は、百戦錬磨のパンクヒーローそのものだった。

LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS  撮影=俵和彦

LOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERS 撮影=俵和彦

アンコールに応えて再び登場すると、イッチャンがアコギ、フルカワがエレキ、ボーカルにyokoを招いたセッションでTHE BLUE HEARTS「青空」を、続いてダゼと大木を呼び込んで、かつてACIDMANがカバーした「DISTANCE」を披露。本編よりリラックスした雰囲気で届けられる演奏や歌は言うことなしだったし、加えて、イッチャンが乱発するボケを一個一個丁寧に拾っていく大木の瞬発力も見所の一つだった。仕上げに「もうひと暴れ、よろしいでしょうか」と「T.O.A.S.T」を投下。普段の『貴ちゃんナイト』に比べればだいぶフィジカルな盛り上がりが生まれたライブだったが、終わってみればいつも通り、ピースフルな空気が場内には満ちていた。

LOW IQ 01 / yoko / フルカワユタカ  撮影=俵和彦

LOW IQ 01 / yoko / フルカワユタカ 撮影=俵和彦

LOW IQ 01 / 大木伸夫  撮影=俵和彦

LOW IQ 01 / 大木伸夫 撮影=俵和彦

いわば究極の自己満足であるはずの”貴ちゃんの見たい組み合わせ”というコンセプトは、リスナーにとって未知の音楽との出会いの場となり、演者にとっても普段とは違うハコで違うメンツと音を鳴らす機会となっている。利害も忖度もない。信頼と愛で成り立って、回を重ねているイベント。キャリアは遠く及ばないが、好きが高じて仕事になった者の一人として断言できる。こんなにも理想的なカタチはそうそうない。


取材・文=風間大洋 撮影=俵和彦

貴ちゃんナイト Vol.12  撮影=俵和彦

貴ちゃんナイト Vol.12 撮影=俵和彦


The Waterboys、4月に一夜限りの来日公演決定!

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スコットランドの至宝、The Waterboys (ザ・ウォーターボーイズ)の来日公演が決定した。

4/16 (木) に渋谷クラブクアトロにて、一夜限りの来日公演を行うこととなった。

 

昨年に通算13枚目となるオリジナル・アルバム『Where The Action Is (邦題:ホエア・ジ・アクション・イズ)』を発表しベテランとしての風格を見せつけ、同年のフジロック・フェスティバルでは瑞々しさすら感じさせるパフォーマンスでクラウドを沸かせたザ・ウォーターボーイズ。

この生粋のライブ・バンドが、4月に来日公演を行う。

この公演は、先に決まっていたオーストラリア・ツアーに準じて発表されたもので、昨年フジロックで見せたフルバンド形式ではなく、3人編成のスペシャル3ピースショウとなるとのこと。

メンバーはフロントのMike Scott(マイク・スコット)と、彼らのサウンドには欠かすことのできないフィドルのSteve Wickham(スティーヴ・ウィッカム)、そしてキーボードのPaul Brown(ポール・ブラウン)の3人。

この三人で繰り広げられる一夜限りの来日公演は、見逃せない。

 

 

鈴木雅之 デビュー40周年記念アルバム『ALL TIME ROCK ‘N’ ROLL』発売決定、スタレビ、黒沢薫、川畑要ら参加

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本日2月25日にデビュー40周年を迎えた鈴木雅之が、4月15日(水)に40th Anniversaryアルバム『ALL TIME ROCK ‘N’ ROLL』 をリリースすることを発表した。

1980年にシングル「ランナウェイ」でデビューしてから、シャネルズ、RATS & STAR、ソロボーカリストとして活躍してきた鈴木雅之が贈る今作は、40年のストーリーだけでなく、進化する鈴木雅之を楽しめるアルバムに仕上がっている。

「Mr. Black 2nd」 と題したDisc1には、第一弾コラボレーションアーティストとして、小西康陽、スターダスト☆レビュー、ゴスペラッツ、ダウンタウン・エナメルブラザーズ<黒沢薫(ゴスペラーズ)・川畑要 (CHEMISTRY)>、少林兄弟といった豪華ラインナップが参加。「ランナウェイ」「涙のスウィート・チェリー」 など、シャネルズのオリジナル再録や、鈴木のルーツミュージックである洋楽曲カバーが収録され、デビューアルバム『Mr.Black』(1980年5月21日発売)を彷彿させルロックンロールが詰まっている。第二弾アーティストの発表も楽しみにしていよう。

そして今年は子年(ねずみどし)ということで「the year of RATS best」と名付けたDisc2には、代表曲「め組のひと」「ハリケーン」 などシャネルズ、RATS & STAR、ゴスペラッツ時代の厳選ヒットナンバーを20曲収録。

Disc3は「Perfect Vision」 と題し、“今”の鈴木雅之を詰め込んだアニバーサリーに相応しい新曲が収録される。こちらには、第一弾としてNHK BSプレミアムドラマ『盤上の向日葵』主題歌(2019年9月放送)で反響を集めたアンジェラ・アキプロデュースの 「ポラリス」が収録されることが決定している。

また、本日よりアルバム特設サイトがオープンし、スターダスト☆レビューとデビュー曲「ランナウェイ」を再録したバージョンのミュージックビデオなどが公開されている。
 

■鈴木雅之コメント

鈴木雅之、祝40周年!

幸運にも長い間歌い続けると節目節目でアニヴァーサリー・イヤーを迎えることが出来ます。鈴木雅之のラヴソングを愛してくれた皆さんがいて、奇跡のようなたくさんの人達との出逢いがあったからこそ、この大切な時間を積み重ねてこれたのだと思います。感謝の気持ちを込めながら、80年代 90年代 00年代時間を飛び越えて楽しめるアルバム『ALL TIME ROCK ‘N’ ROLL』をつくりました。

40年歌い続けてきたヴォーカリストとしての過去・現在・未来を感じてもらえるプライドと遊び心が詰まったロックンロール・アルバムです。一緒に “LET'S TWIST AGAIN!”

ロックンロールであなたのハートに火をつけたい!

 

BTS ポール・マッカートニー以来初のNYCグランド・セントラル・ターミナルでパフォーマンス

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BTSが最新アルバム『MAP OF THE SOUL : 7』のリード曲「ON」のパフォーマンスを初披露した。

BTSは2月24日(以下現地時間)、アメリカNBCチャンネルで放送された『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン(The Tonight Show Starring Jimmy Fallon、以下‘ジミー・ファロン・ショー’)』に出演し、パフォーマンスとトークを披露。

この日の番組では、4thアルバム『MAP OF THE SOUL : 7』のリード曲「ON」のステージを初めて公開。マーチングバンド、数人のダンサーと一緒に披露するパワフルなダンスをはじめ、途中のダンスブレイクなど多彩な振り付けはBTSならではの大規模パフォーマンスとなった。

ニューヨーク・グランド・セントラル・ターミナル(Grand Central Terminal)で繰り広げられた今回のステージは、先日21日に公開された「ON」のKinetic Manifesto Film : Come Prima performed by BTSとはまた違う雄壮な雰囲気で視聴者を虜にした。なおBTSは、2018年のポール・マッカートニー以後、グランド・セントラル・ターミナルでライブをした唯一のアーティストとなる。

BTS 写真提供:'Andrew Lipovsky/NBC'

BTS 写真提供:'Andrew Lipovsky/NBC'

また、この日の番組ではジミー・ファロンとニューヨークの各所を訪れ、電車でお互いの初印象やニューアルバムについてなど、様々なテーマで話したほか、全世界のファンから事前に募集した質問に答える時間も設けられた。

BTSは「小さいレーベルからスタートし、このように世界的に成功できるということが立証できてうれしい。言語、国、人種も異なるが僕らの曲を聴いてくれて、楽しんでくれて光栄で、そういう力で引き続きライブができると思う」と話した。

他にもメンバーたちはジミー・ファロンと共に「電車オリンピック(Subway Olympics)」ゲームや、ニューヨークの象徴的食堂である「カッツ・デリカテッセン(Katz’s Delicatessen)」を訪問し、楽しげな様子を見せた。

BTS 写真提供:'Andrew Lipovsky/NBC'

BTS 写真提供:'Andrew Lipovsky/NBC'

 

宮本浩次、ソロアルバム『宮本、独歩。』“初回限定2019ライブベスト盤”の詳細&ティザー映像を公開

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2020年3月4日に発売となる、宮本浩次のファーストソロ・アルバム『宮本、独歩。』から、「初回限定2019ライブベスト盤」の詳細が解禁された。

「初回限定2019ライブベスト盤」には、ソロデビューを果たし、精力的にライブ活動を行ってきた2019年を記録した特典音源・映像を収録。それぞれのライブによって異なるメンバーで演奏されており、同じ楽曲でも違う表情を見ることができる。また、「初回限定2019ライブベスト盤」のティザー映像もYouTubeにて公開された。

さらに、テレビ東京系『ガイアの夜明け』エンディングテーマとしてオンエア中の「夜明けのうた」が、本日から先行配信開始となった。

 

アルルカン主催イベント『アルルカンサーカス』にlynch.、Plastic Tree、キズら出演決定

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2020年6月5日(金)、6月6日(土)に日本青年館で開催される『アルルカンサーカス』の出演者が発表された。

6月5日(金)にはアルルカン、lynch.、キズ、RAZORが、6月6日(土)にはアルルカン、Plastic Tree、vistlip、DEZERTの出演が決定した。

Plastic Tree、lynch.というキャリアアーティストから、直系の先輩バンドであるvistlip、盟友DEZERTやRAZOR、後輩のキズなど、両日ともにアルルカンに縁が深いアーティストが出揃った。

また、公演当日にはライブ以外にも、観客参加型の様々な催しが計画されており、会場全体が“サーカス小屋”のように楽しめる趣向が凝らされるとのこと。また、来場者にも“内に秘めた『なりたい自分』を表現する為”にと、非日常で特別な一日をバンドと共に作って貰おうというコンセプトも打ち出し、仮装専用の更衣スペースも完備する予定だという。

lynch.

lynch.

キズ

キズ

RAZOR

RAZOR

Plastic Tree

Plastic Tree

vistlip

vistlip

DEZERT

DEZERT

 

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