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『VIVA LA ROCK 2019』ACIDMAN、BIGMAMA、クリープハイプ、SiM、大森靖子ら第一弾出演アーティストを20組発表

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2019年5月3日(金・祝)から6日(月・休)の4日間、さいたまスーパーアリーナにて開催される『VIVA LA ROCK 2019』。その第1弾出演アーティスト20組が発表された。発表にともない、4日券の先行販売が開始した。

今回発表された第1弾出演アーティストは以下の通り。

ACIDMAN  / 大森靖子 / Official髭男dism / クリープハイプ / SiM / 神聖かまってちゃん / ズーカラデル / w.o.d. / teto / TOTALFAT / ニトロデイ / ハルカミライ / Hump Back / BIGMAMA / FIVE NEW OLD / BLUE ENCOUNT /  Base Ball Bear / The BONEZ / YAJICO GIRL / LAMP IN TERREN


また、2019年のビバラは初の4日間開催に加え、今までの「アリーナモード」から装いを大きく変えた「スタジアムモード」での開催となる。今までSTAR STAGEとVIVA! STAGEの間にあった「壁」や「通路」を取り払い、この2つのステージを1つの広大な空間の中にデザインするという。

そして、2019年1月12日(土)に北浦和KYARAにて無料パーティーであるビバラのキックオフパーティー『KICK OFF VIVA!!!』や、新たに始動するオフィシャルボランティアチーム「VIVA LA FORCE」の募集開始も発表となった。


TRI4TH インタビュー 史上最高にロックしてるジャズバンド、その誕生物語とメジャー1stアルバムを語る

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サックスとトランペットを擁する編成は、ごく普通のジャズクインテット。だがその音は、ロックスピリット溢れるドラムを筆頭に、様々なジャンルを横断してフロアを沸騰させる熱狂のダンスミュージック。ジャズ界の風雲児・TRI4THが結成12年にしてついにメジャー進出し、代表曲の再録音に新曲を加えたニューアルバム『ANTHOLOGY』をリリースする。当初はジャズ未経験のメンバーが、いかにしてジャズ界に旋風を巻き起こす存在へと進化したのか? そのルーツと音楽性を読み解くSPICE初登場インタビュー!

――このバンドは実は相当に長いキャリアを持っているんですよね。結成が2006年だから今年で12年。

伊藤隆郎(Dr):トランペットの織田とドラムの伊藤と、初代ピアニストの3人が結成メンバーですね。ピアノトリオなのにベースがいないという、イレギュラーなスタートでした。

――なんでそうなったんですか。

伊藤:ミュージシャンの友達が少なかったんですよ(笑)。

織田祐亮(Tp):音的にそういう編成を選んだわけではなくて、知人友人で集まったらこの編成だったという。

伊藤:同じ音楽大学に通っていてクラシック音楽をやっていたので、当初はジャズに精通していたわけではなく、ジャズへの憧れだけでスタートしたところがあるので。それをどうやって音楽に昇華していけるか?というのが結成のきっかけです。最初は全然できなかったですもんね。アドリブもできなくて。

織田:全部書いてたんですよ、譜面に。ロックやポップスに近い作り方をしてましたね。

伊藤:2年後にサックスの藤田くんが加入して、その時点でもまだベースがいない。

藤田淳之介(Sax):僕もクラシックをやっていたんですけど、ジャズに興味があって、バンドものをやりたくて。楽しいことがやれそうだと思って加入しました。僕も、ベースがいない違和感はなかったですね。

伊藤:同じ感覚だから、やれたと思うんですよ。“こんなのジャズじゃないでしょ”とか思ってたら、集まってなかった。固定概念がない状態でスタートしたのが良かったのかなと。

TRI4TH 伊藤隆郎(Dr)

TRI4TH 伊藤隆郎(Dr)

――それ、すごい重要なキーワードですよ。このバンドのアイデンティティとして。

伊藤:スタートがそうだったから、今もどんどん変わっていくことに対して違和感がないし、最初からそうだったんですよね。

――そしてついにベーシストが登場。

関谷友貴(B):僕はアメリカでジャズを勉強していたので。本音で話すと、みんなジャズできねえなと思ってました。

伊藤:失礼な男だな(笑)。

関谷:でもみんなクラシック出身で、ジャズ・ミュージシャンでは絶対書けない曲を書いていて、すごく面白いなと。自分が加入するのは、TRI4THが三谷幸喜さんのミュージカル(『TALK LIKE SINGING』/2009年11月に東京とニューヨークで公演)に参加するタイミングで、餃子の王将でヘッドハンティングされました。

伊藤:安いな(笑)。

関谷:餃子につられて二つ返事で入っちゃいました。自分はエレキベースでジャズをやっていたんですけど、バンドに加入するタイミングでウッドベースを始めたので、自分もレベル1からスタートしてる。一緒に成長していける友達が増えたなと思いました。

――そしてラスト・ピースがピアノの竹内さん。

藤田:ピアノが抜けて、メンバー不在の時期があったんですよ。

竹内大輔(Pf):その間に知り合って、半年ぐらいサポートをして、僕はガストで誘われました。

伊藤:安いな(笑)。

藤田:僕は下北沢の五右衛門でしたね。

――庶民派だ(笑)。すごい親近感。

竹内:僕は小さい頃からクラシックピアノをやって、高校からジャズをやってたので、書き譜も読めるし、コード進行でアドリブも取れるんですけど、それを併せ持ったバンドはやったことがなくて。今思えば、刺激的だったことを重要視したんですね。TRI4THはホーンバンドなんですけど、ピアノの役割も重要で、ただのバッキングにとどまらない作り方をしていたので。TRI4THはヨーロピアンジャズもやっていて、ベースとピアノがユニゾンするとか、ほかのバンドではやらないようなことをやっていたので。

TRI4TH 織田祐亮(Tp)

TRI4TH 織田祐亮(Tp)

■ライブの3日前にはMC台本を入稿!?

――TRI4THは“踊れるジャズ”を掲げて活動してきましたけど。ざっくり言うと、90年代のクラブジャズのムーヴメントに大きな影響を受けてる感じですか。

伊藤:須永辰緒(DJ、音楽プロデューサー)さんに出会ったのが大きなきっかけで、1st CDをリリースするにあたって「まずこれを聴いて、咀嚼してみろ」という感じで、いろんな種を蒔いてくれたんですよ。それがきっかけでヨーロピアンジャズ、北欧のジャズをよく聴くようになりました。ファイヴ・コーナーズ・クインテット、ハイ・ファイヴ・クインテットとか、いわゆる新しいハードバップを。日本で言うクラブジャズが向こうにあるかどうかわからないですけど、日本と同じような風土と空気感を、ヨーロピアンジャズに感じたんですね。そこで僕らが日本でやるクラブジャズは何かとか、須永辰緒さんの立ち上げた“踊れるジャズ”というコンセプトを、実際に曲を聴くことで理解してきたところがあって、それが最初のきっかけではありましたね。

――ライブパフォーマンスはどうですか。今は、ロックバンドか?と思うくらいガンガン声を上げて、動き回って盛り上げるスタイルですけど、それは当時から?

伊藤:いや、辰緒さんからも「面白くないからしゃべんないほうがいいよ」と言われて、黙って演奏してましたね(笑)。

藤田:ホーンも、スタンドマイクで吹いてたし。

伊藤:そもそも、そういうパフォーマンスをすることに誰も秀でていなかった。僕は今でこそMCをやってますけど、当時は一切しゃべってなくて。織田さんがしゃべってたんですけど、原稿を一字一句しっかり書いてMCしてたんで。

織田:ライブの3日前にはMC台本を入稿するんですよ。それ以降に何か言われても、「もう入稿終わってるから」って断る(笑)。

TRI4TH 藤田淳之介(Sax)

TRI4TH 藤田淳之介(Sax)

――それがどこかのタイミングでハジけちゃった。

伊藤:竹内くんが加入した頃までは、演奏面のスキルアップに集中してたと思うんですよ。でも3rdアルバム(2013年『FIVE COLOR ELEMEMTS』)から4thアルバム(2015年『AWAKENING』)の間にそれぞれのプロジェクトがあって、僕は個人的に冷牟田(竜之/元東京スカパラダイスオーケストラ)さんのTHE MANというバンドに加入した時期で、冷牟田さんからいろんな話をうかがって、スカパラはどういうステージングをやってきたのかとか、細かくうかがったんですよ。それこそ、上から見てるスタッフがインカムで立ち位置の指示を出すぐらいの時代もあったみたいで、本当にストイックに見せ方にこだわってきたらしくて。スカパラといえばインストを知らない人でも知っているモンスターバンドだし、彼らのライブパフォーマンスの秘密を教えてもらって、それを自分のバンドに持って帰って、この5人で何ができるか?を考え始めたんですね。その一環として、ドラムをただ叩いてるだけじゃなくて、立って叩くのもそうだし、声を使えばもっとインパクトが出せるし、誰もやらないことを一人ひとりがやっていくと、ライブのハイライトも増えるし、パフォーマンスで人を高揚させることができる。そういう意識がそこで芽生えたと思うんですよ。

――ああー。なるほど。

伊藤:そこまでの期間は、演奏スキルやアレンジの完成度を高めていくためには必要な時間だったと思うんですけど、逆に言うともう十二分に準備はできていたし、とにかくライブで圧倒的なパフォーマンスをすれば絶対にお客さんを虜にすることができるという自信がついてきたんですね。

TRI4TH 竹内大輔(Pf)

TRI4TH 竹内大輔(Pf)

■“ジャズバンドは何でもできる”ということを示した一枚

――そこから快進撃が始まって、2018年の現在へ。今回初めてのメジャーレーベルからのアルバムとしてリリースされるのが『ANTHOLOGY』で、代表曲の再録音と新曲で構成された、自己紹介的なベスト盤と言っていいですかね。

伊藤:バンド結成12年で初のメジャーレーベルからのリリースなので、今まで応援してくれたみなさんへの恩返しはもちろん、この一枚をきっかけにいろんなフィールドの人が僕たちの音楽を聴いてくれる可能性がすごく高いので、名刺代わりの一枚というか、ライブに来たら何が起こるのかを体感してもらえるような一枚を作ろうと思ったんですね。アートワークを竹内俊太郎さんにお願いしたんですけど、いろんなカルチャーシーンから注目されてる方ですし、本当に素敵な絵を描いてくれてました。

――全員で語りましょう。どんな作品ですか。

藤田:今の僕たちのライブを切り取った作品で、一枚聴いて「楽しいライブだったな」と思ってもらえたらうれしいなと思います。ここからまた進化していくと思いますけど、まずはこれを押さえて、今後を楽しみにしてもらえたらうれしいです。

――個人的に、心の推し曲をぜひ。

藤田:えーっと、そうですね、僕が一番目立つのは4曲目(「Guns of Saxophone」)ですかね(笑)。

――いやー、間違いなくこれでしょう。「Guns of Saxophone」のサックスの破壊力はすごいですよ。

藤田:これを中高生たちがコピーしてくれるとうれしいです。このフレーズはけっこう大変で、同じサックスプレイヤーからも「すごいことやってるね」と言われるので、サックスはいろいろできるんだという可能性を提示できた曲だと思います。サックスは楽曲のベースラインでありメロディもあるということを、楽しんでもらえたらうれしいです。

竹内:セルフカバーした曲に関しては、ライブで何年もやってきたおなじみの楽曲たちばかりなんですね。それがどんどん変化して、アレンジも変わったし、オーディエンスを盛り上げるためにいろいろ変えてきた部分を詰め込んで、今の完成形のアレンジになっているので、それと新曲とのバランスを聴いてほしいです。昔はもっとジャズらしい構成を考えて作ってたんですけど、今の新曲はライブでどう見せるか?が根本的にあってアレンジしてる。両方が一つにパッケージされて、バランスよく収められたアルバムだと思います。

TRI4TH 関谷友貴(Ba)

TRI4TH 関谷友貴(Ba)

――心の推し曲、お願いします。

竹内:TRI4THはライブパフォーマンスが激しい曲が多いんですけど、クラシック出身者が多いこともあって、バラードがお薦めです。6曲目(「Green Field」)と11曲目(「Final Call」)が僕が作らせてもらった曲ですけど、音色のきれいさやアンサンブルの良さにも注目してもらえたらうれしいなと思います。それぞれの楽器の役割を考えて、メロディにもちゃんと意味が込められていて、それをいかに歌心あるように吹くかを考えながら作った曲なので、そこを聴いてほしいです。

関谷:TRI4THが今後進むであろう流れとして、ロックフェスに出て行くのが一つの大きな目標で、ロックバンドに引けを取らない音を作ろうというのがあったんですよ。ロック=ディストーションギターというイメージが繋がると思うんですけど、うちはギターがいないので、ウッドベースをエフェクターを使って歪ませたり、いろんな音色を実験しながら何作か作ってきて、今回は史上最高にロックしてるジャズバンドになったと思います。

――おお。言い切った。

関谷:あと聴きどころとしては、これまでレコーディングとミックスのエンジニアが同じ方だったんですけど、今回は曲に合うようにいろんな方を投入してます。個人的に衝撃を受けたのは「FULL DRIVE」で、僕が作曲させてもらったんですけど、ミックスが強烈で、これぞスカ!という最高のサウンドに仕上がってます。

織田:メジャー1作目にお届けするに名刺にふさわしいベストアルバムになりました。最初はクラシック、そしてヨーロピアンジャズから始まって、ずっと学んできたものを踏襲しつつ、メジャーデビューのタイミングでいい形で新しい変化を提示できたんじゃないかなと思ってます。パッと聴いて今までと一番違うのは“声が入ってる”ことで、それも楽曲のかなり大きな割合を占めている。1曲目の新曲「Stompin’Boogie」が個人的にすごく気に入っていて、サビで曲名を叫ぶのは、ヒップホップ的でもあるし、ギターウルフが「カミナリワン!」って叫んだりとか、そういう良さもあると思っていて。

――ああー。なるほど。

織田:インストシーンにおいて、新しい技を生み出したんじゃないかな?と思うし、もっと面白くしていける手応えを感じてます。


――頭の2曲は強烈ですよ。「Stompin’Boogie」もそうだし、「Maximum Shout」の<ハイ・ホー・レッツ・ゴー!>も。どこのパンクバンドかと思いました(笑)。

伊藤:「Stompin’Boogie」「Maximum Shout」には叫び声が入っていて、特に<ハイ・ホー・レッツ・ゴー!>は、聴く人が聴けば誰だってわかるフレーズだし。ただ自分の中で思うのが、僕たちのライブに足を運んでくださる方の多くが、僕たちのルーツをそんなに知らない気がして、そういうところを掘り起こして知らない世代にも伝わるようなキャッチーな方法はないのか?ということを模索していて、それが「Maximum Shout」の<ハイ・ホー・レッツゴー!>だったり、「FULL DRIVE」の<ワン・ツー!>というのも、知ってる人はニヤリとするポイントだと思うし。ルーツを振り返って今の自分たちの音とブレンドして、TRI4TH流の音楽として提示していくことが、今の時代には新しいことなんじゃないかと思ってます。時代はぐるぐる巡るものだし、何もないところからは生まれないと思うので、何かと何かを掛け合わせたら面白くなるということの繰り返しだと思うんですよ。そういった面白さが1、2曲目の新曲には出せてると思います。

――そう思いますね。

伊藤:それぞれのルーツであるクラシック、ジャズ、パンク、ロックンロールとかを取り込んで、“ジャズバンドは何でもできるんだ”ということをこの一枚で披露して、ジャズを好きな人はもちろん楽しめるだろうし、ロックやヒップホップやJ-POPのリスナーも楽しんでもらえる一枚になってるんじゃないかなと思います。再録音した曲に関しても、ライブアレンジがどんどん変わってきてるし、既存の曲を進化させていくことはジャズの大きな魅力だと思うので。バンドのテーマとして、変わり続けていくことと、ずっと変わらずに芯に持ってなきゃいけない信念と、そのバランスがうまく収められたアルバムですね。これをきっかけにライブに足を運んでもらえれば、絶対に楽しんでもらえる自信があります。ぜひ来てほしいですね。

取材・文=宮本英夫

 

西野カナ、期間限定コラボカフェ『Love Collection 2 Cafe』を全国4都市にオープン コラボメニューは“pink&mintレアチーズケーキ”など

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西野カナが11月21日にリリースするベストアルバム『Love Collection 2 ~pink~』『Love Collection 2 ~mint~』を記念した期間限定コラボカフェ「Love Collection 2 Cafe」を名古屋・大阪・福岡・札幌にオープンすることが決定した。

コラボメニューはスイーツ1品、ドリンク2品(各ICE/HOTあり)となり、それぞれが今回発売されるアルバムのタイトルにちなんで、【pink】【mint】を取り入れたカラフルなメニューとなる。

コラボカフェの店内は、 写真パネルの展示などにより『Love Collection 2』のアルバムの世界観で彩られる。 さらにコラボドリンクを注文すると『Love Collection 2』オリジナルコースターがプレゼントされる。

オリジナルコースター

オリジナルコースター

星野源 NHK連続テレビ小説『半分、青い。』主題歌「アイデア」が第98回ドラマアカデミー賞 最優秀ドラマソング賞を受賞

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社会的反響の大きかった連続ドラマを表彰する「ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」において、星野源の「アイデア」が「最優秀ドラマソング賞」を受賞したことが発表された。

NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の主題歌として、高視聴率を記録したドラマとともに大きな話題となった同曲は8月20日に配信リリースされた。各配信サイトでランキング1位を獲得、オリコンデイリーデジタルシングルランキングの史上最高記録を樹立した。

高橋 優、過去曲から最新アルバム『STARTING OVER』までの楽曲をストリーミング配信 映画『まく子』の主題歌も担当

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高橋 優の過去曲から最新曲までのストリーミング配信が解禁となった。

2010年に1stシングル「素晴らしき日常」でメジャーデビューを果たし、デビューから8年でこれまでに20枚のシングルと6枚のオリジナルアルバムをリリースしてきた高橋 優。今回のタイミングでメジャーデビュー8年分の楽曲がApple Music、Spotify、LINE MUSIC、AWA、Amazon Music Unlimited、Google Play Music、レコチョクBest、KKBOX、dヒッツ、うたパス ほか配信サイトよりストリーミング配信された。

さらに10月24日(水)に発売された6thアルバム『STARTING OVER』より収録曲「若気の至り」が2019年3月公開の映画『まく子』の主題歌となることが発表された。「若気の至り」は映画『まく子』の為に書き下ろされた楽曲であり、今回の主題歌発表に際して高橋 優からのコメントも届いている。

■高橋 優コメント
あれは夢だったのか。恋だったのか。
言葉で表し難い思いだけが胸に残っている。そこにあったハズの何もかもが思い出になっていく、それを一欠片でも消えないように必死にすくい上げたような映画。
この映画が人の心の中に残るとき、必要なのはどんな音だろう。どんな言葉だろう。
それを探し探し、必死にすくい上げるように「若気の至り」という曲を書きました。
ずっと大切にしたい、そんな作品に巡り会わせていただきました。

 

綾野ましろが配信中のカバー曲「GLAMOROUS SKY」のライブ映像で構成したミュージックビデオを公開

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綾野ましろが、現在配信限定リリース中のカバー曲「GLAMOROUS SKY」のミュージックビデオを公開した。

綾野ましろ「GLAMOROUS SKY」ミュージックビデオ

「GLAMOROUS SKY」はコミック原作『NANA』の実写映画で、中島美嘉がNANA starring MIKA NAKASHIMA名義でNANAに扮して歌った主題歌。作詞を作者の矢沢あいが手がけ、プロデュースと作曲をHYDEが手がけたパンキッシュな名曲。

綾野ましろは「アレンジは、ライブパフォーマンスを意識して制作した」と語っていた通り、初パフォーマンスとなった11月3日に行われたワンマンライブ『YOUR WORLD』では、幾度となく試行錯誤して完成させたという楽曲の世界観と、初めてとは思えないパフォーマンスで会場全体をロックした。

photo by Makiko Takada

photo by Makiko Takada

今回のミュージックビデオはそのワンマンライブ映像で構成されており、綾野ましろの堂々たるパフォーマンスと、観客をあおる姿が収められている。

photo by Makiko Takada

photo by Makiko Takada

「GLAMOROUS SKY」は綾野ましろのスタイルにあったロック曲で、今後もライブでボルテージを上げる曲として愛されていきそうだ。

キンプリ・あいみょんら初出場 『第69回紅白歌合戦』 出場歌手決定 椎名林檎と宮本浩次 刀剣男士たちも登場

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大みそか恒例の『第69回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が14日発表された。

平成最後となる今回の初出場組は白組King & Prince、Suchmos、純烈、YOSHIKI feat. HYDE。紅組はあいみょん、DAOKOとなった。復活組としては松任谷由実が7年ぶり、aikoが5年ぶり、今月“集牧”として活動再開したいきものがかりは2年ぶり、「U.S.A.」が大ヒットしたDA PUMPは16年ぶりの出場となる。

特別企画として椎名林檎と宮本浩次の出演も決定。宮本は昨年エレファントカシマシとして初出場したが、バンド、ソロでの2年連続出場となる。更に世界に人気のジャパンカルチャーコーナーとして、11月17・18日に東京ドームでのライブを控えるAqours(アクア)、2.5系ミュージカルから刀剣男士たちも出演する。

司会は紅組に広瀬すず、白組は櫻井翔(嵐)、総合司会は内村光良(ウッチャンナンチャン)とNHKの桑子真帆アナウンサーが務める。詳細は紅白公式サイトを参照してもらいたい。

https://www.nhk.or.jp/kouhaku/

『第69回NHK紅白歌合戦』は12月31日 19:15~23:45にNHK総合ほかで放送(一部ニュース中断あり)

Sasanomaly 1年5か月ぶり新曲「MUIMI」発表、ジョー・クルーズによるアートワークとMVも公開

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Sasanomaly(ササノマリイ)が、1年5ヵ月ぶりとなる新曲「MUIMI」を11月14日にリースした。

Twitter、インスタ、オフィシャルHP上で公開されたアートワークは、adidasやSTUSSY、New Balance、G-SHOCKなどを手がける、UKで活動するアーティスト、ジョー・クルーズ(Joe Cruz)が担当。ジャケット写真とアーティスト写真は、モノクロ写真をベースに、ローテクな画材を用いたアートワークが採用されている。

そしてミュージックビデオは、ビジュアル作品やインタラクティブアートを得意とする若手アーティスト集団・METACRAFTから、Victor Nomotoが監督を担当した作品となっている。

「MUIMI」は、サウンドプロデューサーとしても活動するSasanomalyの新たなスタイルが表現された楽曲となっており、Apple Music、Spotifyなどサブスクリプション、ダウンロードサイトでのリリースとなる。

 


サラ・ブライトマン×YOSHIKI、2019年4月に横浜アリーナで再共演予定

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11月9日に5年ぶりのアルバム『HYMN〜永遠(読み:とわ)の讃歌』を発売し、現在プロモーション来日中のサラ・ブライトマンが11月12日、東京国際フォーラムB7でYOSHIKIと共同記者会見を開催した。

YOSHIKI、サラ・ブライトマン (C)Ryota Mori

YOSHIKI、サラ・ブライトマン (C)Ryota Mori

YOSHIKI、サラ・ブライトマン (C)Ryota Mori

YOSHIKI、サラ・ブライトマン (C)Ryota Mori

会見では新譜『HYMN〜永遠の讃歌』について、また、同アルバムに収録されているYOSHIKIが作詞・作曲を手掛けた楽曲「Miracle」に関するエピソードが明かされたほか、この日が初公開となった「Miracle」フル尺版ミュージックビデオを上映。更にシングル版「MIRACLE」が11月16日から全世界デジタル配信リリースされることも発表。

また、サラの北米ツアー(ニューヨーク、ボストン、トロント、アナハイム、ラスベガス、サンフランシスコ、ロサンゼルス)にYOSHIKIがゲスト出演予定であることが明かされると共に、2019年4月に開催が決定したサラのジャパン・ツアー情報も公開。全国7公演を予定しているジャパン・ツアーの4月23日・24日の横浜公演では、YOSHIKIが出演することも発表された。

『YOSHIKI CLASSICAL 2018 〜紫に染まった夜〜 YOSHIKI with Philharmonic Orchestra』

『YOSHIKI CLASSICAL 2018 〜紫に染まった夜〜 YOSHIKI with Philharmonic Orchestra』

そして11月12日の夜、東京国際フォーラム ホールAで開催された『YOSHIKI CLASSICAL 2018 〜紫に染まった夜〜 YOSHIKI with Philharmonic Orchestra』第2部にサラ・ブライトマンがゲスト出演。

昼に行われた共同会見で、サラは「YOSHIKIさんを尊敬しているのでコンサートに参加できることを本当に楽しみにしています」、YOSHIKIも「あなたと仕事をする夢が叶ってとても光栄です」とコメントしており、その夜、5千人の聴衆を前にYOSHIKIとのコラボによる「Miracle」を日本でライブ初披露。YOSHIKIの繊細なピアノとサラのクリスタル・ボイス、そしてオーケストラとクワイアが織り成す幻想的かつ壮大な演奏に会場は息を呑んだ。

全プログラム終了後のカーテンコールでは、ゲストアーティスト達と共にサラがYOSHIKIと登場。興奮冷めやらぬ聴衆に笑顔で応え、コンサートは大盛況で幕を閉じた。

『YOSHIKI CLASSICAL 2018』のチケットは完売しているが、サラとYOSHIKIの共演ステージは、11月15日に『YOSHIKI CHANNEL』および公式YouTube『YOSHIKI CHANNEL International(有料・海外専用)』、またWOWOW、WOWOWメンバーズオンデマンドでも放送・配信されることが決定している。

 

THE CHARM PARK 新曲「タイムレス」のMV公開 人生を超えた魂の輪廻をダイナミックに表現

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THE CHARM PARKのメジャー1stアルバム『Timeless Imperfections』のDisc-2である『Timeless Imperfection [Side-B]』の新曲「タイムレス」のMVが公開された。

本MVは、永遠をテーマに壮大になっていくサウンドをバックに生命、宇宙、物体にまで及ぶ人生を超えた魂の輪廻をダイナミックに表現した内容となっている。

また、本日よりTimeless Imperfection [Side-B]が先行で配信された。

 

でんぱ組.inc、元旦発売の新アルバムの収録内容&ジャケット写真解禁

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2019年1月1日元旦にリリースされるでんぱ組.incの新アルバム『ワレワレハデンパグミインクダ』の収録内容、ジャケットビジュアルが解禁された。

浅野いにお×H ZETT M による「おやすみポラリスさよならパラレルワールド」から、玉屋 2060%による夏の新アンセム「プレシャスサマー!」までのシングル曲に加え、H ZETT M と再びタッグを組んだ「太陽系観察中生命体」、Shiggy Jr.原田茂幸による詞曲にShiggy Jr.メンバーが演奏した「世界が私の味方ならば…」、畑亜貴×小池雅也×ヒャダインで制作された「FD3, DEMPA ROCKET GO!!」、玉屋 2060%による「絢爛マイユース」を含む全12トラックを収録。

初回限定盤のDVDには、夢眠ねむの卒業が発表された『コスモツアー2018 ~沖縄特別編~』のライブ映像が卒業発表のMCも含めて収められ、2018年9月29日に豊洲 PITで行なわれた『でんぱ組.inc コスモツアー2018 ~既知との再会~』より、Wiennersとコラボレーションした「でんぱれーど JAPAN」、H ZETT M が演奏として参加した「おやすみポラリスさよならパラレルワールド」などのライブ映像も収録。

また、アルバムから「太陽系観察中生命体」の撮り下ろしMVが収録されることも決定した。

シド 5年ぶり台湾、香港公演開催決定

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シドが2019年2月にアジアツアーを開催することを発表した。

今回発表された台湾、香港公演は、『SID TOUR 2014 OUTSIDER』以来、実に5年ぶり。現在開催中の国内ツアーに続き『SID 15th Anniversary ASIA TOUR “THE PLACE WHERE WE LOVE MOST 2019”』と銘打ち、「シドにとってはアジアも“いちばん好きな場所”である」というアジアのファンへ向けた意味合いが込められているという。

なお、その他の公演については後日詳細が発表される予定。

シドは、来年2019年3月10日(日)、結成15周年のGRAND FINALとなる横浜アリーナ公演を行なう。

京都ちどりやの69周年記念『chidoriya rocks 69th』、第2弾発表で佐藤タイジとKenKen

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12月26日にロームシアター京都にて開催されるイベント『chidoriya rocks 69th』の第2弾出演者として、シアターブルックの佐藤タイジと、RIZEやDragon Ashなどで活躍するベーシスト・KenKenの登場がアナウンスされた。

同イベントは、(株)京都ちどりやの69周年を記念して開催されるもので、先日の開催発表とともに屋敷豪太、奥田民生、MANNISH BOYSの出演が発表されていた。今回の発表では屋敷(Dr)が率いるバンドメンバーも発表されており、小原礼(Ba)、佐橋佳幸(G)、西慎嗣(G)、斎藤有太(Key)、山本拓夫(Sax)という名うてのミュージシャンたちが集うこととなる。チケットの一般発売は、11月18日よりスタートする。

純烈 『紅白』初出場直前にスペシャルトークショー&コンサート開催

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大晦日に放送される『第69回NHK紅白歌合戦』へ初出場することが決定した純烈が、スペシャルトークショー&コンサートを12月17日(月)J:COM Wonder Studioで開催する。

純烈は、元戦隊ヒーロー出身の俳優を中心に結成された5人組ムード歌謡グループ。「夢は紅白!親孝行!」を合言葉に、スーパー銭湯や健康ランドでの“お客さまとの距離が近い”パフォーマンスが話題となっている。

今回のスペシャルトークショー&コンサートは入場無料となっており、イベント当日に参加整理券が配布される。

なお、12月8日(土)には、10月に開催された『新世代歌謡スター集合!GSスペシャルライブ』の模様がチャンネル銀河(J:COM TV 553 ch)にて放送される。

 

ハルカトミユキ インタビュー 新章突入へ――ニューシングル「17才」が予感させる、さらなる飛躍

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怒りをダイレクトに吐露し、同調圧力や集団心理にある怖さや虚しさを浮き彫りにして、マイノリティに希望の光を照らす――。ハルカトミユキがデビュー5周年イヤーである2017年にリリースしたアルバム、『溜息の断面図』が描き出す、生々しいサウンドと言葉に溢れた唯一の世界は、あまりにも強烈だった。そして迎えた2018年。まさにそんなイメージに応える濃厚なライブのなかで異彩を放っていた新曲が、今回リリースするシングル「17才」だ。まず、これまでリリースした曲のなかでも飛び抜けて明朗で、怒りやドロドロとした感情めいた何かがない。聞けば、アニメ「色づく世界の明日から」の主題歌だという。確かにいい曲だ。しかし、いわゆる“タイアップ”としてこれまでとは異なるタイプの曲を作った、となると若干のネガティブな疑問も浮かんだ。しかし、筆者のそういった印象は、実際に「17才」が、アニメの放送から流れた瞬間、見事に消えた。これは、まぎれもなくハルカトミユキのなかから出てきたエモーショナルな曲。タイアップという“条件”は“制約”ではなく、自分たちらしい進化を求める二人のポテンシャルを、大きく引き出したものであったのだ。


――今回のシングル「17才」の話をする前に、2017年~2018年の『種を蒔く』と、先日ファイナルを迎えた『解体新章』、二つのツアーについて話を聞きたいです。まず『種を蒔く』は、どんなツアーでしたか?

ハルカ:『種を蒔く』というツアータイトルは、その前に出した『溜息の断面図』というアルバムに入っていた「種を蒔く人」という曲から思いついたタイトルで。だから、私たちが二人だけで、ハルカトミユキを結成したばかりの頃のことまで掘り下げて、二人でいろんな土地を回る“種”編をまず開催しました。そこからサポートメンバーを加えた5人のバンドとしての姿を披露する“花”編を通して、ハルカトミユキの持つ二面性をみなさんに見せられたらいいな、と思ってたんです。私たちにしてはわりと真面目に(笑)、コンセプチュアルな意味を持たせたツアーでしたね。

――それが2018年の2月に終わってから2カ月のスパンで、また次のツアー『解体新章』が始まりました。

ハルカ:『解体新章』も『種を蒔く』と同様、まずは二人で、そのあとサポートメンバーを加えたバンド編成でツアーを行ないました。『種を蒔く』を経て、これまでやってきたことをいったん“解体”、すなわちぶっ壊して“新章”に入る、実験的なことをどんどんやっていこうという、意味がありました。

――具体的には、どんなことをやったのでしょう。

ハルカ:それこそ、最初はすべて新曲でもいいくらいに思ってたんです。だから、二人で回ったときは書き下ろした新曲を何曲かやったり、エレキを使ったりルーパー使ってみたり、二人でやれることのなかで、新たに何ができるかを考えてました。もしかしたら、お客さんが置いてけぼりになるかもしれないけど、「そういうものです」って振り切って。

――そこからのバンドセットでは、お客さんの心もえぐって解体してやろう、という意識も強く感じたのですか、いかがでしょう。

ハルカ:二人のときは、どんどん楽器を減らしていってアカペラにまで辿り着くといったように、『解体新章』というツアータイトルを物理的に体現するような部分もあって、そういう意味では、とてもパーソナルなものだったのかもしれません。そこから、バンドになったときには、聴いている人たちも解体するつもりで、私自身も聴いている人たちから解体されるつもりでやりました。そこで考えたのが歌について。今まで以上に大事というわけではないですけど、もっともっと、自分をさらけ出すべく考えて、作ったライブでした。

――『銀河鉄道999』~GALAXYOPERA~でメーテル役を演じたことや、劇団マハロでの女優活動を経て、変わったことはありますか?

ハルカ:『解体新章』のバンドツアーは、『銀河鉄道999』の舞台を終えて初めてのライブで。そのリハーサルで、久々に自分たちのバンドの歌を歌ったときに気がついたんですけど、自分で思っていた以上に、歌に変化が起っていました。歌い方が違うとか、上手くなったとか、そういうことではなくて、表現に対する考え方が深くなったというか。

――どう深くなったのでしょう。

ハルカ:振り返ると、今まではただ必死で書いた言葉を歌って伝えていたように思います。無自覚とは言わないけど、そんなに考えずともやれてると思ってたし、それがその時点でのやりたいことだったんです。でも、もっと自由な気持ちになれて、それが深みに繋がったような気がします。

――バンドのライブの場合、もし歌詞を間違えてもなんとかなる。でも、ミュージカルやオペラは、歌詞が抜けると物語が止まってしまう。

ハルカ:そこの責任感ですよね。はっきりと明確に物語がわかるように歌わなければいけない。そのためのオペラ調であるとか、歌い方で持っていくっていうイメージだったのが、そうじゃなくて、ポップスとかよりよっぽど歌詞に重点を置いていたというか。一つひとつの言葉に意味があって繋がっていくんです。「これは歌詞の意味がこうだから、この歌い方」とか、「なんでこういう歌詞なのかって、この後にこういう話になるから」とか。
ミュージシャンとして歌詞を書くことや歌を歌う上では、どちからというと線より点で考えてたので、そういうことは今まで考えたことはなかったんです。舞台を通して得たことが、自然とライブに応用されていたことは、新鮮だったし面白かったし、意味があることに縛られたというより、むしろ自由な表現に繋がりました。

ハルカトミユキ 撮影=大橋祐希

ハルカトミユキ 撮影=大橋祐希

――ミユキさんは、『解体新章』を振り返られて、いかがでしたか?

ミユキ:『解体新章』の二人で回ったツアーについて、私はこれまでのように“アコースティック”という言い方はしませんでした。ハルカが言ったように、二人でできるいろんな演奏形態にチャレンジしたし、アカペラの曲も作って披露しましたし。それがテーマでもあり私たちのやりたいことでもあった。なのに、いろいろ考えてやっていくなかで、「自分たちって結局何なんだろう……」って悩んだこともあって。でも、お客さんは私たちがやったことを、ちゃんと受け入れてくれて、「あそこはカッコよかった」とか「新しい一面が見られてよかった」とかって感想を言ってくれたんです。

――変わっていくこと自体は拒まれない。すなわち、良くも悪くもやったらやっただけの結果がフラットに出るというのは、とてもいい環境ですね。

ミユキ:だから、私たちのアイデンティティとか、そんなことを考えてた自分がバカみたいだなって。そういう意味で、『解体新章』の二人での演奏は、私に自信を与えてくれたんです。だから、続くバンドツアーも、とても充実していました。

――『解体新章』というタイトルは、『解体新書』(江戸時代の医学書)をもじったものだと思いますが、バンドでのライブはそれに倣って人体模型を置くなどの趣向も凝らされていました。そのなかでマネキンを振り回して5年前の曲「マネキン」を歌ってからの、群集心理を深くえぐる、ここ1年のライブにおけるハイライト曲のひとつ「近眼のゾンビ」への流れが素晴らしかった。今のモードをもって過去の曲に新しい光が当たった瞬間。

ハルカ:そこは自分でも面白いと思いました。『解体新章』とか謳っている以上、「近眼のゾンビ」はやりたいと思ってて、そこで、「そう言えば私、昔から“はらわた”とか“血がどうたら”とか、歌ってるわ」って思い出して「マネキン」をその前に持ってきて。根本的には、ずっと「近眼のゾンビ」に近い想いを歌詞や音にしてた。その象徴である過去の曲の一つが、今またこういう形で、新たな流れに組み込まれるっていう。変わってる部分と変わってない部分が共存して、一つのステージになったことにびっくりしたし、すごく良かったです。

――そんなライブのなかで、大きなポイントになっていたのが、今回リリースするシングル「17才」と、カップリングの「朝焼けはエンドロールのように」と「そんな海はどこにもない」だったと思うんです。ここでの新しい試みとなるとまず作曲について。デビューから長い間、作曲のほぼ100パーセントをハルカさんが担っていたのが、アルバム『LOVELESS/ARTLESS』からミユキさんも本格的に加わるようになった。そして、今回は3曲とはいえ、初めてひとつのパッケージ全ての曲をミユキさんが作曲したということ。まさに、新章に突入したのかなと。

ミユキ:ぜんぶ自分がやろうと思ったわけでも、ハルカからそういう話があったわけでもなく、たまたまそうなっただけなんですけど、『LOVELESS/ARTLESS』と『溜息の断面図』を通して、私も作曲をするということが、だんだんと定着していくなかで、今は「ミユキも作曲するんだ」みたいな話にすらならないようにって、思ってます。

――ハルカさんは、自分がイニシアチブを持つ領域には、基本的に誰も踏み込ませないイメージでした。それがだんだんと解けてきて、確かに今やミユキさんが作曲に関わることに違和感もないとはいえ、まさかすべてミユキさんが手掛けるとは。

ミユキ:おっしゃったように、ハルカは誰にも踏み込ませたくないっていう気持ちはありつつ、私だったら何やってもいいみたいな、感じになってきたのかな?  今回も、結果的にとはいえ、自分が全部作曲することになっても何も言わないし、そこは信頼関係が増してきたのかなって……思いたいですね(笑)。

ハルカ:思いたい(笑)。まず一つは、私が舞台以外に動くことがなかなか難しかった中で、楽曲制作もしなきゃいけないという物理的な状況がありました。そこでミユキがすごく頑張ってくれたし、安心して任せられましたね。あと、「17才」に絞って言うと、アニメ『色づく世界の明日から』のテーマソングとして作った曲で、そういう、いわゆるタイアップに対応できるというのは、私にはないミユキの強さだと思うんです。私はその時の自分、というベクトルでしか曲が書けないから。

ハルカトミユキ 撮影=大橋祐希

ハルカトミユキ 撮影=大橋祐希

――「17才」をライブで聴いたときは、今までのハルカトミユキにはなかった、すごく明るくていい曲だという印象でした。別にそれ以上、他には何もいらないしそれだけで充分なんですけど、アニメのタイアップと聞いて、なぜ他者の依頼を受けて、今までとは異なるタイプの曲を書いたんだろう?って、ちょっと思ったんです。でも、アニメの放送を観た瞬間、すべてが腑に落ちました。

ミユキ:もちろん、いい曲を作ったつもりだったんですけど、それがアニメの世界にはまっているのかどうかは、正直不安もあって。でも放送を観たときに、この曲を書いて本当に良かったって、思いました。「めちゃめちゃイカしてる」って、ドキドキしましたもん。

――魔法使いの家系に生まれながら魔法が使えず、また、幼い頃に色覚を失ってしまった主人公の少女・瞳美が感じる孤独は、大学の頃に4人や5人組のバンドに憧れつつ、周囲に馴染めず組めなかったという、ハルカトミユキのエピソードとも少し被る部分があるんですけど、いかがでしょう。

ハルカ:あらすじを読んだときに、自分たちの持っているものにすごく近いなって、思いました。単に雰囲気が合うとかではなく、ここまで運良く物語とアーティスト性がシンクロするものってないじゃないですか。丁寧に作られた、詩的で哲学的な要素もある物語。これは私自身を投影して歌詞が書けるかもって、思いましたね。

――歌詞について。ハルカさんの持ち味で、特に前作『溜息の断面図』には強く出ていた、辛辣なキラーフレーズがない。そこは意識しましたか?

ハルカ:いえ、私はさっきも言ったように、外からの力を意識して何かを生むことが、上手くできないんで、結果的にそうなっただけです。ただ、アニメの主題歌だし、私たちをまったく知らない人の耳にも届くことが多くなる可能性は、全体的な意識としてはありました。そこで、私自身が主人公の瞳美と近いものを持っていたから、自然にこれまで歌ってきたことを入れることができたし、タイトルや映像の鮮やかな色彩感や手触りも好きだったんで、そこもイメージしながら書いていったら、いい感じにはまったかと思います。

――ハルカトミユキのサウンドといえば、エモーショナルな生々しさが特徴でダークな曲のイメージが強い。しかし「17才」は、おっしゃった色彩感や手触りと呼応するようにサウンドも明るい。確かに、今までも「世界」や「HATE YOU」といった、曲調は明るくてカッコいい曲はありましたけど、それらともベクトルが違うような気がして。

ミユキ:今回は意識的に明るい曲を作った、というのはあります。そこで、私が今までに作曲したりアレンジに関わった明るめの曲と違うのは、自分が好きな洋楽のテイストとか、80年代のキラキラした感じとか、そういうことをあまり考えなかった点ですね。コードの展開とか、歌だとサビで転調させるとか、わりとそういうことに重点を置きました。

――サビ前のブレイクでアコースティック・ギターの印象的なフレーズが一つあって、サビでの転調。ここで一気に景色が開ける。

ミユキ:「こうやったら景色が開けるんだ」とか、どうやったらどうなるかという手法を、よりしっかりと実践できるようになりました。

――ベースの手数が極めて少ないことはどうでしょう。

ミユキ:そのほうがこの曲の世界観を引き立てられるし、なおかつ人を惹きつけやすいんじゃないかと思います。

ハルカトミユキ 撮影=大橋祐希

ハルカトミユキ 撮影=大橋祐希

――そして、アコースティックギターの音色とエレクトロニックの融合。

ミユキ:アコギとシンセとか、エレキとピアノ。電子的なものと生っぽいものが一緒にある感じは、ハルカトミユキらしさなのかなって。

――そして、これは「朝焼けはエンドロールのように」や、前の配信シングル「手紙」にも言えることなんですけど、ミユキさんのコーラスが強調されていることも特徴ですよね。ミユキさんのコーラスには、独特の浄化作用があって、とても効いていると思います。

ミユキ:ツアーで鍛えられた気はします。二人のツアーでは、ハルカの歌う主旋律に対して、単に「ウ~、ア~」みたいにハモるんじゃなくて、どっちもメインみたいな、そのくらいの気持ちでコーラスを入れて、歌の存在感を出そうとしてたんです。で、それを実際に作品にも入れたいと思って。「朝焼けはエンドロールのように」の、Bメロでの掛け合いとかも、そうですね。

――ミユキさんはご自身の声を、どう評価されてるんですか?

ミユキ:ハルカの声は芯が強いんですけど、私はそうじゃない。でも、その対比を最大限に活かせるコーラスを意識しました。

――「私はそうじゃない」と言いますと?

ミユキ:何て言うんだろう、私は空気成分が多いというか……(笑)。

ハルカ:シュワシュワしてる(笑)。

――もしリードボーカルをとるならシューゲイズっぽいものとかが合うような?

ミユキ:ポジティブに言うと、まさにそんな感じ。でも、昔はそこが嫌だったから、歌いたくなかったし苦手意識もあったんですけど、今はそんなことないです。

――「朝焼けはエンドロールのように」は、どういうイメージで作曲されたんですか?

ミユキ:どっちかと言うと、熱く光る曲というより、「ドライアイス」とか「Vanilla」とか、初期の曲をバージョンアップしたようなものにしたいと思ってたんです。でも、そこでがんじがらめになっちゃって。そんなときにアニメの話がきて、核は一緒なんだけど曲の方向性としては真逆にある明るい「17才」ができて、自分が勝手に考えてとらわれていたハルカトミユキらしさみたいなものが、バカらしくなって、そこからまた完成に向けて動くことができました。

――この曲のダイナミズムやダークネスって、ハルカさんが書いた「ドライアイス」とか「Vanilla」の世界観というよりは、すごくミユキさんらしい、ハルカトミユキの新機軸だと感じたんですけど、どうでしょう。

ミユキ:聴いてくれた人はそんな感じで「新しいね」って言ってくれるんで、いろいろ考えてたのは自分だけだったのかなって。で、制作過程の話に戻ると、一応曲は出来たんだけど、歌詞がはまらないままハルカの舞台が始まって、でもどうしても出したかったから、その間の数カ月間、練りに練って完成させたんで、個人的にはとても想い入れの強い曲です。
「17才」が開けた明るい曲なので、そこと対極にある世界を示すことができました。光と影、両方があってのハルカトミユキ。今回はアニメが入り口にあって、たくさんの方々に聴いていただける機会なので、そこであらためて、2曲合わせて私たちの自己紹介になっていると思います。でも、人からは「そんなに暗い曲じゃないよ」とも言われたり(笑)。

――「17才」も、私自身“明るい”とは言ってますが、世の中のポップ音楽として相対的にみたら、そこまで底抜けに明るいわけじゃない。

ミユキ:だからいろいろ自分で勝手に思ってるだけなんだって(笑)

――要するに、もう昔の人気曲を引きずらなくてもいい、そういうフェーズに入ったのかなと。

ミユキ:「17才」が出来て放送を見たときに、私もそう思いました。自分が解放された感覚というか。だから今は割と自由に、好き勝手直感的にやるモードに入ってるんですけど、まあ、そこも波みたいに、これからも、いろんな気持ちが寄せては返すんでしょうね。

――ハルカさんはどう思いますか?「ドライアイス」や「Vanilla」、ライブで最も盛り上がる「ニュートンの林檎」といった過去の人気曲と今のモードについて。

ハルカ:私の場合はさっきも話しましたが、出てくる曲とそのときの自分が密接なんです。「Vanilla」も「ドライアイス」もそう。だから、そういう曲とかそうじゃない曲とかっていうことを意識した時点で、何も書けなくなるので、やっぱり私はシンガーソング・ライターなんだろうなって、思います。作家ではなく。そこはきっと一生変われないから、もしかしたらいきなり「Vanilla」みたいな曲が出てくるかもしれないし、もっと他の、とんでもない何かが生まれるかもしれない。で、ミユキは、先にイメージがあって曲を書ける。でもミユキには「Vanilla」や「ドライアイス」みたいな曲は書けない。それは私自身だから。

ミユキ:うん、そうだね。

ハルカ:だから、私がミユキみたいなやり方で作っても、なんとなく“それっぽい”ものにしかならない。その2種類のソングライティングが、今のハルカトミユキらしさなのかなって思います。

ハルカトミユキ 撮影=大橋祐希

ハルカトミユキ 撮影=大橋祐希

――そして、今作の新しい試みのひとつであり、ハルカトミユキ史上最大のトピックとも言っていいのが、「そんな海はどこにもない」で、ハルカさんが作詞を他人に委ねたということ。でも、もし誰かに依頼するならこの方しかいないかなという、ハルカさんが歌詞を書くうえで最も影響を受けたと公言されている、穂村弘さん。しかし穂村さんは短歌の歌人であって、ミュージシャンではありませんよね。

ハルカ:穂村さんは、今まで歌詞を書いた経験は1回だけ。高校の合唱曲か何かで。「これは高校生だとわからないだろうな」という内容で、ご本人も、実際あまりいい評価はなかったって、おっしゃってました。でも、私は穂村さんのそういうところが好きなんです。

――ハルカさんの思う穂村さんの魅力とは?

ハルカ:すごく普通の感覚を持った人。でも、社会的な利便性とかでは掬いきれない、そんなことにいちいち躓いていたら、生きてくだけで大変になるような事象に、センサーが向いちゃって疲れちゃうような人なんです。そこがすごく好きで信用できるんですよね。

――歌詞を書いてもらうにあたって、穂村さんとはどんな話をしたんですか?

ハルカ:幼少期のこととか好きな食べ物とか、コンビニに行ったら何を買うかとか、些細な日常についてたくさん質問されました。そんなことを聞いて何を書くんだろうて思ったら、普段誰もが使うありふれた固有名詞を使いつつ、いきなり本質を突くようなことを言う、みたいな。そのやり方には、ハッとさせられましたね。
私は、どうしても歌詞だけですべてを完結させようとして話が難しくなる傾向があるんですけど、穂村さんは、メロディとか映像とか、そういうことに委ねられる余裕があるのかもしれません。その方が、かえって言いたいことは伝わりやすいんじゃないかとも思いました。またひとつ、新たな刺激を受けることができたので、これからはもっと自由に表現できるような気もしています。

ミユキ:私の立場から見ると、穂村さんは自分が歌うわけじゃないから、そこで生まれる言葉の使い方とかも、面白かったです。

――ミユキさんは、この曲のメロディーをどういうイメージ作ったんですか?

ミユキ:穂村さんの歌詞より前に出来てたんですけど、アカペラの曲だってことは決まってたので、楽器は使わず、家の周りや公園を歩きながら、鼻歌で作りました。

――鼻歌で作ってこのスリルは、とても興味深いです。

ハルカ:うん、確かに。

――そしてまた、2018年末から2019年を跨いで、二人でのツアーが始まりますね。

ハルカ:『解体新章』は、人体模型を置いたり血糊を吐いたり、そこを除いても事件性のあるライブだったって言われるんです。私もそういうものが好きだし、もう血糊は吐かないですけど(笑)、何かしら、ハルカトミユキとして、媚びない姿勢はみせていきたいと思います。


取材・文=TAISHI IWAMI   撮影=大橋祐希

ハルカトミユキ 撮影=大橋祐希

ハルカトミユキ 撮影=大橋祐希


『ベストヒットUSA』放送開始37年にして初のオフィシャルイベント開催間近、喜寿を迎えた小林克也が語る

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『ベストヒットUSA』初のオフィシャルイベント『ベストヒットUSA presents 「小林克也・祝喜寿 ~ベストヒットUSA・DJナイト~」』の開催を12月1日に控え、小林克也の公式インタビューが公開された。


12月1日、恵比寿ザ・ガーデンホールにて、「ベストヒットUSA presents 『小林克也・祝喜寿 ~ベストヒットUSA・DJナイト~』」が開催される。
日本でMTVの放送が始まるよりも前の1981年に放送スタート、日本中の10代20代に多大な影響を与えた洋楽番組である『ベストヒットUSA』は、一時的に番組が終了した時期や、放送局が変わった時期もあるが、2003年以降はBS朝日に固定、現在も放送中。番組スタートから37年にして初めての開催となるこのイベントは、石野卓球、DJ KAORI、TOWA TEI、屋敷豪太の4人のDJたちが、同番組が始まった時代であり、日本でもっとも洋楽が広く聴かれた時代でもある80年代の曲を中心にプレイする、という趣旨。番組内の人気コーナー『スター・オブ・ザ・ウィーク』を小林克也が再現する企画もあるという。そこでベストヒットUSAのVJであり、DJナイトにも出演する小林克也に、本パーティについて語ってもらった。

小林克也 撮影=堀 清香

小林克也 撮影=堀 清香

──どのように企画が立ち上がったんでしょうか。

小林:僕が今年喜寿で、番組サイドから「せっかくだから何かやった方がおもしろいですよね」という提案があって。たとえばこの間は、番組のオフィシャルCDを発売したりとか、そういうことはやって来たんですけどね。だからそれの一環みたいなものなんだけど、ただ、お客さんに参加してもらってイベントとして行うのは、初めてなので。今まで顔を見ることができなかったお客さんたちに会える、というのは、僕にとっては特別なものがありますね。

──『スター・オブ・ザ・ウィーク』もやるんですよね。これは出演者とトークショー?

小林:はい、そう考えてますね。

──小林さんの出番は、そこぐらい?

小林:それはまだわかんないですけど、今のところは……僕は1971年の終わりから、1976年までの5年間ぐらい、ディスコで皿回しをしていたんです。だから、DJも、やろうと思えばできるんですけど。ただ、僕らの時は、今のDJとはテイストが違って──。

──しゃべるんですよね、曲の間に。

小林:そう、しゃべりながらDJをやる。だから、今のDJとは違いますよね。あと、今と違うのは……その頃から80年代くらいまでは、「ディスコ・クラブ向けの音楽」っていうカテゴリー分けはなくて。とにかくダンサブルな音楽だったらなんでもいい、踊らせるのはDJの腕という。今なら考えられないような選曲で、たとえばママス&パパスだとか、イーグルスだとかも平気でかかる。大阪のディスコでは、みんな山下達郎で踊っていたし。今はもっと、クラブによって、DJによって、ヒップホップ、EDM、レゲエって音楽のテイストが分かれているし、お客さんの好みも細分化されているでしょ。でもこの『ベストヒットUSA』のイベントは、昔のようにノンジャンルな音楽がかかる、“Get together”っていう感じの時間になると思います。そこも、とても楽しみなんですよね。

取材・文=兵庫慎司 撮影=堀 清香

 

ザ・フーパーズ 初の“等身大”の歌詞に注目、新曲「Don’t know why?」リリックビデオ公開

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ザ・フーパーズ(THE HOOPERS)の約2年ぶりのアルバム『FANTASIC SHOW』(11月28日発売)から、新曲「Don’t know why?」のリリックビデオ(Short Ver.)が公開された。

新曲「Don’t know why?」は、夢への葛藤が描かれた楽曲。夢の世界へ誘うことをコンセプトに、テーマ性の高い作品でファンを魅了してきたザ・フーパーズだが、本作で初めて“夢を追う”若者として、等身大のメッセージソングを歌っている。

また、この後24:00より、新曲「Don’t know why?」の歌詞が歌詞検索サイト「歌ネット」(https://www.uta-net.com/song/258857/)にて先行公開される。


 

 

luzと奏音69によるユニット・Royal Scandal、初の全国ツアー開催決定

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Royal Scandal(luz / 奏音69)が初の全国ツアーを開催することを発表した。

ツアーは、12月9日(日) のZepp Osaka Bayside公演を皮切りに、12月30日(日) のZepp Fukuoka公演までの8公演行われる。

なお、チケットはTwitter先行受付がスタートしているのお見逃しなく。

luz

luz

奏音69

奏音69

ヴァイオリニストNAOTO、2年ぶりのオリジナルアルバム「Polyvalent」を2019年1月にリリース

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ヴァイオリニストNAOTOが、2年ぶりとなるオリジナルアルバム「Polyvalent」を2019年1月30日にリリースする。本アルバムには、NAOTOが音楽を歴任している、チケットが入手困難でライブ・ビューイングもあわせてTOTAL11万人を動員した「TEAM NACS」の最新舞台『PARAMUSHIR』のメインテーマ曲を、未発表のフルサイズverにて収録している。

NAOTO - PARAMUSHIR(TEAM NACS 第16回公演「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」メインテーマ) Live ver.

また、同舞台の劇中曲を、ピアニスト清塚信也が本作のために再編曲し客演として参加している。そして、テレビ朝日「関ジャム~完全燃SHOW~」でNAOTOが披露し話題となったTM NETWORK「Get Wild」をヴァイオリンのみで多重録音し、斬新なアレンジで新録。ほかにも元タカラジェンヌの柚希礼音コンサート用に書き下ろしたラテンナンバーや全国各地の番組テーマ曲やCM楽曲など、計12曲が収録されており、ライブを意識したNAOTO流バンドサウンドとなっている。

アルバムタイトルである「Polyvalent(ポリバレント)」とはサッカー界において、2006年当時の日本代表監督を務めたオシム監督が「複数のポジションと複数の役割を、状況に応じて臨機応変に対応することができる選手」を「ポリバレント」という言葉を用いて説明したことが始まりで注目された言葉だ。音楽業界において、幅広いジャンルに対応し、ミュージシャン、アーティストとしてだけでなく作曲家、プロデューサーとしても活動しているNAOTOが、まさにその存在であることから命名された。ジャケットのイラストは、本アルバムのためにイラストレーターYOHEYY氏が書き下ろししており、こちらも注目したい。

さらに、本作品をたずさえて東名阪ツアー『NAOTO LIVE TOUR 2019 “Polyvalent”』が開催される。チケット一般発売は11月17日(土)より開始。

EXILE ATSUSHI 新シングルに収録されるライブ2本分のティザー解禁

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11月28(水)にリリースとなるEXILE ATSUSHIとRED DIAMOND DOGS名義の両A面シングル「Suddenly / RED SOUL BLUE DRAGON」に収録される、『EXILE ATSUSHI PREMIUM LIVE 2018』と『DANCE EARTH FESTIVAL 2018』の2本のライブダイジェストを含むティザー映像が公開となった。

『EXILE ATSUSHI PREMIUM LIVE 2018』は、今年2月に京セラドームで開催された海外留学から戻って初の凱旋ライブ。ヒット曲「MELROSE ~愛さない約束~」をはじめ、ATSUSHIがダンサーとともにキレのあるダンスパフォーマンスを披露した「Colorful Love」、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの大ヒット曲をカバーした「R.Y.U.S.E.I.」、このツアーで初披露となった自身が日本語詞を書き下ろしたブルーノ・マーズの代表曲「Just The Way You Are」など、厳選された全14曲。

さらにもう一本のライブが収録される『DANCE EARTH FESTIVAL 2018』はATSUSHIのバンドプロジェクトであるRED DIAMOND DOGSとして出演した夏フェスのライブ映像。野外のリラックスした雰囲気の中、気の合う仲間とともに奏でる楽しげなバンドサウンドは、ドームでのライブとはまた違う形で楽しめるライブステージとなっている。2ndシングル「Stand By Me」をはじめ、親友である中日ドラゴンズの松坂大輔選手への応援ソングである「RED SOUL BLUE DRAGON」、サプライズで登場したEXILE AKIRA、TAKAHIRO、TETSUYA、そしてGENERATIONS、FANTASTICSのメンバーとともに披露したEXILEの「Rising Sun」など全6曲。

 

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