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BiSHアユニ・Dのバンド形態ソロプロジェクト・PEDROが田渕ひさ子を迎えた初ライブでNUBER GIRLカバー

“楽器を持たないパンクバンド”BiSHから、バンド形態のソロプロジェクト・PEDROとして完全無告知でデビュー・ミニアルバム『zoozoosea』をゲリラリリースしたアユニ・Dが、新代田FEVERにてPEDROの初ライブ『happy jam jam psycho』を開催した。

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PEDRO(アユニ・D/BiSH)

PEDRO(アユニ・D/BiSH)

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PEDRO(アユニ・D/BiSH)

PEDRO(アユニ・D/BiSH)

ライブは、CD購入者限定の抽選チケット購入応募ながら3000通の応募が殺到。貴重なチケットを入手できた300人のファンを前に、アユニ・D(Ba/Vo)、田渕ひさ子(Gt)、毛利匠太(Dr)のトリオ編成でライブが行なわれた。

「PEDROです、宜しくお願いします」というアユニの挨拶から、アルバム同様「ゴミ屑ロンリネス」からライブがスタート。全7曲の作詞をアユニ・Dが手がけた『zoozoosea』の全収録曲のほかに、「最近、頭に焼き付いて離れない女の子がいるんですよ、私が思うに、例えばあの子が透明少女」というMCから、田渕ひさ子が所属したNUMBER GIRLの大名曲「透明少女」のカバーを披露。

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PEDRO(アユニ・D/BiSH)、田渕ひさ子

PEDRO(アユニ・D/BiSH)、田渕ひさ子

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PEDRO(アユニ・D/BiSH)

PEDRO(アユニ・D/BiSH)

ベースを弾きながらパンキッシュなボーカルを披露するアユニ・D、スリーピースバンドでギターを弾くのは初めてという田渕ひさ子の、時にソリッド、時に激しく、時に繊細にギターを掻き鳴らすにオーディエンスも熱狂。アンコールでは、アユニが作詞したBiSH「本当本気」のカバーを披露し、初ライブは熱狂のうちに幕を閉じた。

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PEDRO(アユニ・D/BiSH)

PEDRO(アユニ・D/BiSH)

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田渕ひさ子

田渕ひさ子

PEDROオフィシャルTwitterでは、「本当本気」のライブE映像に合わせ「Thank you,tonight. PEDRO Still goes on.」のメッセージが表示され、今後もPEDROの活動が続いていく事を暗示している。

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田渕ひさ子、PEDRO(アユニ・D/BiSH)、毛利匠太

田渕ひさ子、PEDRO(アユニ・D/BiSH)、毛利匠太

 


KANA-BOON 地元大阪・堺で4年ぶり『ただいまつり!』大成功

今年でメジャーデビュー5周年を迎え、5シーズンにわたり、5リリース・5イベントを進行中のKANA-BOON。9月24日(月・休)には、シーズン3の“イベント”として、地元大阪・堺での野外ワンマンライブ『ヨイサヨイサのただいまつり!2018 in 堺』を開催した。

『ただいまつり!』はメジャーデビュー翌年の2014年8月に、大阪・泉大津フェニックスにて初めて開催された野外ワンマンライブ。今年は場所を大阪府堺市・大浜公園へと移し、4年ぶりの開催となり、晴天の中、約5,000人を動員し大成功をおさめた。

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KANA-BOON

KANA-BOON

オープニングは4年前の『ただいまつり!』と同様の流れを踏襲。ソーラン節をSEにメンバーが登場し、アマチュア時代からのライブでの人気曲「A.oh!!」で幕を開ける。「タイムアウト」、「1.2. step to you」とアッパーな楽曲を立て続けに披露し、会場はヒートアップ。

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KANA-BOON

KANA-BOON

約2時間のライブでは、記念すべき5周年タイミングでの凱旋ライブらしく、最新楽曲に加え、デビュー当時の楽曲や、さらにそれ以前に地元大阪で行った5ヶ月連続リリース企画の集大成となった楽曲「Construct Connect」なども盛り込まれた、この日ならではのセットリストを披露。演奏する側も、観る側も5年の歩みと成長を噛みしめるような特別なライブとなった。

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KANA-BOON

KANA-BOON

本編ラストは、こちらも前回の『ただいまつり!』と同様、リクエストワンマン時のファン投票でも1位を獲得する人気曲「眠れぬ森の君のため」を披露。

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KANA-BOON

KANA-BOON

アンコールでは、デビューシングル「盛者必衰の理、お断り」をこの“祭り”の日のスペシャル演出として、和楽器スペシャルバンドとともにパフォーマンス。先日リリースされたB面集第2弾『KBB vol.2』に収録された新録版、「盛者必衰の理、お断り (和和和 version)」を再現するかたちでファンの熱狂を誘う。

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KANA-BOON

KANA-BOON

つづく「ないものねだり」では、定番となったコールアンドレスポンスでKANA-BOONが投げかける「ただいま!」に対して、ファンは盛大な「おかえり!」コールで応え、この日のライブはいよいよクライマックスを迎える。最後は、こちらも『KBB vol.2』に収録された最新楽曲「夜の窓辺から」をライブ初披露。

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KANA-BOON

KANA-BOON

谷口鮪(Vo / Gt)はMCでこの曲に込めた想いを、しっかりとファンに語りかける。もともとは『ただいまつり!』でファンに感謝の気持ちを伝えるために制作を開始したこと、そんな中、7月上旬に起こった西日本の豪雨災害を目の当たりにし、そこで馳せた想いも歌詞に込めていったこと。自分たちは音楽で何を伝えられるのか、皆のために何ができるのか、そんな根本的な問いとも向き合った楽曲であることを伝えた。そうして初披露された「夜の窓辺から」では、ステージを見つめるファンから「ラララ ララ」の合唱が起こり、一体感ある感動的な光景でライブは幕を閉じた。

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KANA-BOON

KANA-BOON

シーズン3を終えたKANA-BOONは、10月1日からは自身初となる念願の47都道府県ツアーを行う。

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KANA-BOON

KANA-BOON

 

INORANの生放送番組『INORAN Bar Season 2』第3回、ミヤ(MUCC)とOLDCODEXを迎えて9月26日に緊急放送

ソロアーティスト、そしてLUNA SEA、Muddy Apes、Tourbillonのギタリストとして活躍するINORANの動画番組『INORAN Bar Season 2』。その第3回目が、9月29日に行なわれるバースデーライブ直前スペシャルとして9月26日(水)21時~放送されることが緊急決定した。

前回、第2回目はX JAPANのYOSHIKIとのコラボレーション放送となったが、今回はゲストに『LUNATIC FEST. 2018』のステージで共演し、過去にも楽曲提供等のコラボレーションを行った盟友・OLDCODEX、そして同じく『LUNATIC FEST. 2018』で共演したMUCCからミヤ(Gt)が登場。

さらに、INORANと親交の深い、世界最大の寝具メーカーであるマニフレックス社のアジア総代理店・株式会社フラグスポート代表取締役社長の山根氏が登場。異色のトップ対談が実現する。

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ミヤ(MUCC)

ミヤ(MUCC)

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OLDCODEX

OLDCODEX

 

ポルノグラフィティ『しまなみロマンスポルノ』初日ライブを全国の映画館で上映、一晩限りのスペシャル生演奏も

9月8日、9日の2日間、ポルノグラフィティの岡野昭仁(Vo)と新藤晴一(Gt)の出身地・因島のある広島県尾道市の広島県立 びんご運動公園 陸上競技場にて開催予定だった野外ライブ『PORNOGRAFFITTI しまなみロマンスポルノ'18~Deep Breath~』。その公演2日目が、周辺地域の大雨による避難勧告・警報が発令されたことにより残念ながら中止となり、およそ30,000人がポルノグラフィティのライブを味わうことができなくなってしまった。そこで急遽、10月20日(土)に全国100館の映画館で『しまなみロマンスポルノ'18~THE LIVE VIEWING~』を上映することが決定した。

この上映では、9月8日に開催された『しまなみロマンスポルノ'18 ~Deep Breath~』初日ライブの模様をディレクターズカットで上映。さらに上映中には、ポルノグラフィティの一晩限りのスペシャルな生演奏も中継される予定とのこと。

なお、当初予定されていた9月のライブは、メジャーデビュー20周年に突入という記念すべき節目を地元で盛大に盛り上げたいとの思いから、広島での初の大規模な野外ライブの開催となった。このライブ前には、ライブ収益と本公演のオリジナルグッズの収益全額を「平成30年7月豪雨」の災害復興のための支援金として寄付することも発表しており、さらにこの上映イベントの収益も寄付される予定だという。

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ポルノグラフィティ

ポルノグラフィティ

■メンバーコメント
あの日の悔しい思いを晴らすべくの1日にしたいと思います。
楽しみにしといてください。
岡野昭仁

自分たちにとってもライブ・ビューイングは初めての試みです。
全国の映画館の皆さんとどれだけ距離を縮められるか楽しみです。
新藤晴一

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ポルノグラフィティ

ポルノグラフィティ

 

SEKAI NO OWARI、ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』主題歌を書き下ろし 放送同日に配信リリース

SEKAI NO OWARIが、10月11日にスタートするテレビ朝日系木曜ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(毎週木曜21:00〜21:54放送)の主題歌を書き下ろしたことが発表された。

また、同日にこの楽曲が配信シングルとしてリリースされることも決定したという。放送を楽しみにしていよう。

■SEKAI NO OWARI コメント
今回、ドラマのお話を頂き、炎で燃やされても残ることが出来るくらいの強さと、色んな意見を聞いて決断するという優しさ、その選択を後押し出来る曲にできたらと思いこの歌を作りました。
いろんな人のいろんな瞬間や景色に重なり合う歌になってもらえたら嬉しいです。

 

RADWIMPS、浦島坂田船など【9/25(火)のオススメ音楽記事】

SPICE・9/25(火)オススメの音楽記事



↓記事はこちらをチェック↓
▼RADWIMPS、1,000人の18歳世代と作り上げた「RADWIMPS18祭(フェス)」がNHKでオンエア決定
https://spice.eplus.jp/articles/209595

▼浦島坂田船「目指せ10周年!」 企画コーナーやライブでとことん楽しませた初の『ファン感謝祭』をレポート
https://spice.eplus.jp/articles/209616

▼V6、新曲「Super Powers」が『ワンピース』の新主題歌に決定
https://spice.eplus.jp/articles/209597

▼BLUE ENCOUNT、辻村勇太(Ba.)が大阪マラソンに挑戦 田邊駿一(Vo.)は応援ソングを制作
https://spice.eplus.jp/articles/209561

▼fox capture plan 強烈なアンサンブルで魅せた『CAPTURISM TOUR -KICK OFF LIVE-』東京公演をレポート
https://spice.eplus.jp/articles/209617

▼セントチヒロ・チッチが語る、ソロデビュー曲「夜王子と月の姫」に込めた想いとこれからのBiSHについて
https://spice.eplus.jp/articles/208525


▽そのほかの記事はこちらから▽
https://spice.eplus.jp/articles/music

吉岡聖恵(いきものがかり)、「ラグビーワールドカップ2019」公式ソングを歌唱 日本人歌手起用は史上初

吉岡聖恵(いきものがかり)が、2019年に日本で開催される「ラグビーワールドカップ2019」のオフィシャルソング「World In Union」を歌唱することが決定した。

世界三大スポーツイベント(夏季オリンピック・FIFAワールドカップ・ラグビーワールドカップ)での日本人歌手起用は史上初となり、吉岡聖恵の歌声が全世界40億もの人々が視聴者に届くことになる。吉岡の「World In Union」を聴くことができる公式映像も本日公開されたので、是非チェックして欲しい。また、この楽曲は、10月24日にリリースするソロヴォーカリストとして初のアルバム『うたいろ』に収録されることも発表された。


 
■吉岡聖恵 コメント
2019年に日本で開催される「ラグビーワールドカップ2019」のオフィシャルソング『World In Union』を、歌わせていただく事になりました。本当にどうもありがとうございます。

今回この曲を英語で歌うという事で、とても恐縮してしまいドキドキしましたが、皆さんも良く知っているこの曲の壮大なメロディに体を委ねて歌いました。

普段の自分よりも、身も心も大きくして挑んだので、大変力強くて前向きな曲に仕上がったと思います。

開催まで一年を切りました「ラグビーワールドカップ2019」を、私が歌う『World In Union』で盛り上げていければと思います!

吉岡聖恵(いきものがかり)

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION、シングル「ボーイズ&ガールズ」MVを公開 ベスト盤リリースツアーが映像作品に

ASIAN KUNG-FU GENERATIONが、9月26日にリリースしたシングル「ボーイズ&ガールズ」のミュージックビデオを公開した。

この作品は、前作「荒野を歩け」以来約1年半ぶりとなるシングルで、この時代を生きる人々に希望を贈る歌詞が胸を打つ、プリミティブなミドルテンポナンバーとなっている。今回のMVの監督は、「Easter / 復活祭」「Opera Glasses / オペラグラス」「ブラッドサーキュレーター」などのMVを手がけた大喜多正毅が務めた。本MVでは今を生きる、自由で多様な人々のエネルギーを肯定するように様々な若者の姿が映し出されている。

さらに、10月31日にライブ映像作品『映像作品集14巻 ~Tour 2018『BONES & YAMAS』~』をリリースすることも発表となった。この作品には、後藤(Vo./Gt.)が選曲したベストアルバム『BEST HIT AKG Official Bootleg "HONE”』『BEST HIT AKG Official Bootleg "IMO”』を引っ提げてのツアー『Tour 2018「BONES&YAMS」』より、新木場STUDIO COAST公演が収録されており、懐かしい曲も聴けるセットリストとなっている。

ASIAN KUNG-FU GENERATION「ボーイズ&ガールズ」

 


『MEN ON STYLE 2018』に山崎育三郎の出演が決定 竜星涼、瀬戸利樹、山本涼介ら若手俳優が出演

12月28日(金)、12月29日(土)の2日間に渡って行われるイベント『MEN ON STYLE 2018』に、山崎育三郎の出演が決定した。

このイベントは、唐沢寿明、反町隆史、竹野内豊、速水もこみちなどが所属する研音の俳優が多く出演する。気になる人はチケット情報をチェックして欲しい。

■山崎育三郎 コメント
毎年の恒例イベント「MEN ON STYLE 2018」に出演が決まりました。2016年にゲスト出演の際は、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の”民衆の歌”をMEN ONメンバーと歌わせて頂きましたが、それぞれの俳優の新たな一面が見え、大変楽しむ事が出来ました。
果たして、今回はどのようなエンターテインメントが生まれるか。誰もが知る音楽からミュージカルナンバー、MEN ON メンバーそれぞれの個性を出せるような異色のコラボレーションを楽しみにしていて下さい。

 

Da-iCE、5周年イヤー第3弾シングル「雲を抜けた青空」をリリース 工藤、花村、大野が作詞を担当

Da-iCEが、11月21日に5周年イヤー第3弾シングル「雲を抜けた青空」をリリースすることを発表した。

これは、9月25日に行われた過去最大規模の全国ツアー『Da-iCE 5th Anniversary Tour -BET-』幕張公演のアンコールにて発表されたもので、新曲「雲を抜けた青空」は、「恋ごころ」以来約2年ぶりとなるバラードシングル。5周年イヤーのラストを飾るこのシングルは「自分たちの言葉で、聴いてくださる皆さんにメッセージを届けたい」という強い希望のもと、シングル表題曲では初めてDa-iCEの工藤大輝、花村想太、大野雄大の3名が作詞を手掛けた。

新曲発表にあたり今回の歌詞を手がけたメンバー3人の中から楽曲のコンセプトを考案した花村は、「どんなに嵐でも、どんなに雨が降っていても、雲を抜けたらそこに青空がある。だから、僕と一緒に青空まで高く飛び立たとう、という意味を込めて書いた曲です。実は、ファンの皆さんからよく『結婚式でかける音楽は無いですか』という声を聞くようになり、今回はその声をモチーフに新曲を書かせていただきました。自分のターニングポイントだったり、大好きな人、大切な人に贈る曲として、ぜひたくさんの人に聞いていただければと思います。」 と新曲に込めた想いを語った。

なお、このツアーは来年1月13日・14日の大阪城ホール2daysまで続く。気になる人はチケット情報をチェックして欲しい。

aiko、本人デザインによる『Love Like Aloha vol.6』グッズ通販がスタート

aikoが、8月30日にサザンビーチちがさきにて行ったフリーライブ『Love Like Aloha vol.6』のライブグッズの通信販売がaiko official site内「aiko online store」にて、本日9月26日(水)18時より開始される。

このフリーライブは2003年より不定期で開催され、デビュー20周年を迎える今年2018年に6回目の開催、平日にもかかわらず過去最大となる3万7千人ものファンが、サザンビーチちがさきに集結した。

aikoは、ライブグッズのデザインを毎回手掛けており、行列を成す人気アイテムばかり。定番のTシャツやタオルに加えて、今回はタトゥーシールなど『Love Like Aloha』ならではの個性的なグッズも揃っている。各商品販売予定数量に達し次第終了となるので早めにチェックしよう。

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aiko『Love Like Aloha vol.6』のグッズ通信販売開始

aiko『Love Like Aloha vol.6』のグッズ通信販売開始

Superfly、250組のカップルの前でスペシャルライブ 『ゼクシィ 25周年記念イベント Superfly “Bloom” Special Party』に出演

Superflyが、STUDIO COASTで開催された『ゼクシィ 25周年記念イベント Superfly “Bloom” Special Party』に出演した。

このパーティーは、Superflyが6月にリリースした「Bloom」がゼクシィ25周年「愛を、祝おう。」のテーマソングとなっていることから開催された一夜限りのスペシャルライブ。この日はドレスコードが白ということで、イベントには、婚約中のカップルおよび夫婦250組500名が「白」を基調としたコーディネートで来場した。

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Superfly

Superfly

広いフロアの中心に観客とほぼ同じ目線の高さで設えられたステージはSuperflyとして初のスペシャルな演出。観客たちの期待が高まる中BGMが止み、温かい声援でむかえられながらSuperflyが白いワンピースでステージに登場。「一夜限りのスペシャルなライブにするので、最後まで思いっきり楽しみましょう!」と挨拶をして、「Beautiful」でライブはスタート。それまでの柔らかなMCから一転して、伸びやかなハイトーンボイスと力強いバンドサウンドが会場に鳴り響き、オーディエンスは手拍子でそれにこたえた。

続いて、もはや説明不要の結婚式の定番ソング「愛をこめて花束を」を披露。イントロのピアノが鳴った瞬間に会場からは歓声がわき、サビでは手をあげてウェーブを作り、みんなが歌詞を口ずさむ会場の様子は、この曲にオーディエンスがそれぞれの思い出を重ねているようにも見えた。

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Superfly

Superfly

「近いからお客さんのことがよく見えてますよ。皆さんの記憶に残る一日になるようにドレスコードを白にしたんだけど、ごめんね雨で(笑)」と、今日の企画にこめた思いを語ると、ジャズアレンジが施された「やさしい気持ちで」を披露。ゆったりとしたアンサンブルの中でブラス隊とピアノが自由に響く。「あなたがいて、わたしになる 幸せにはきっと、ひとりきりじゃつかめないもの」という歌詞が印象的なこの曲は、まさにこの日のテーマにピッタリだ。

「女子ー!男子ー!ゼクシィー!」というコール・アンド・レスポンスを挟んで、次のセクションへ。伸びやかなシャウトが映える「Alright!!」のサビでは観客も叫び、Superflyも観客席にギリギリまで近づいてそれにこたえ、「タマシイレボリューション」では観客と一緒にジャンプしたりと、さきほどのセクションとは裏腹に力強いステージングをみせた。

本編最後に披露されたのは、ゼクシィ25周年「愛を、祝おう。」のテーマソングとなっている「Bloom」。「誰かの一歩とか、新たな始まりを祝福できるような曲」と語り、ステージ後方のスクリーンには集まったお客さんから集められた結婚式の写真や映像、さらに当日会場で撮影されたカップル達の笑顔が映し出された。「光りに包まれて あなたと手を取って 眩しい未来へと あなたと歩いてゆく」という歌詞と、ファンファーレのように響くトランペットの余韻をのこして本編は幕を閉じた。

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Superfly

Superfly

アンコールに登場すると、「昔の曲なんですけど、今日一夜限りのアレンジにさせていただきました」と語り、当日が満月なことにもちなんで、ピアノとサックスのみで「輝く月のように」を披露し、スペシャルなステージは幕を下ろした。

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MAMAMOO、シングルCD購入者対象のハイタッチ会の実施が決定

MAMAMOOが、10月に開催する日本初コンサートツアー会場にて、シングルCD購入者対象のハイタッチ会の実施が決定した。

これは、10月3日に日本デビューシングル「Décalcomanie –Japanese ver.-」(読み:デカルコマニー)をリリースすることを記念して行われるもので、イベントに行けない方に少しでもメンバーとコミュニケーションを取るチャンスを設けようと、急遽決定したという。ただ、各会場実施時間が限られるため、各コンサート会場でCDを購入した方且つ先着順となるとのこと。各会場でのCD販売時間も発表されたので、コンサートに行く予定の人は是非チェックしてみて欲しい。

OGRE YOU ASSHOLE×D.A.N.、イベント『Optimo』京都・東京で開催 小林うてなの新プロジェクトも出演

OGRE YOU ASSHOLEとD.A.N.によるイベント『Optimo(オプティモ)』が、今年も開催されることが決定した。

昨年の開催では、東京は追加公演も即完となり話題となったこのイベントは、今年は京都・東京の2都市で開催される。東京・リキッドルーム公演にはゲストとして小林うてな、Julia Shortreed、ermhoiによる新プロジェクト・Black Boboiの出演も決定している。チケットは、オフィシャルweb先行予約がスタートしているので、気になる人はチェックしてみよう。

女王蜂、完全生産限定盤シングル「催眠術」ミュージックビデオのティザー映像を公開 新アー写も

女王蜂が、10月3日にリリースする完全生産限定盤シングルの、表題曲「催眠術」ミュージックビデオのティザー映像が公開された。

あわせて、この作品のアーティスト写真第2弾も解禁された。このシングルには、他にTVアニメ『東京喰種トーキョーグール:re』エンディングテーマ「HALF」を、元SOUL’d OUTのDiggy-MO'がRemixした「HALF Diggy-MO' Remix」、「デスコ」を再録音した「DISCO」が収録される。

さらに、毎年恒例となっているアヴちゃん聖誕祭の開催も発表となった。今年は初めて大阪での開催も決定し、東京・大阪の2会場での開催となる。詳細は公式サイトをチェックして欲しい。

 


アイナ・ジ・エンドを“女の子”にしてくれた、自作曲「きえないで」誕生の背景、そしてBiSHとしての決意

BiSHのツートップ、セントチヒロ・チッチとアイナ・ジ・エンドが両A面シングル「夜王子と月の姫/きえないで」でソロデビューした。その個性的なハスキーボイスで、これまでTeddyLoid(EP『SILENT PLANET2 EP vol.4 feat.アンナ・ジ・エンド』、MONDO GROSSO(「偽りのシンパシー」)、KenKen(LIFE IS GROOVE、RIZE)&鎮座DOPENESS(「PS4 Lineup Music Video『Boost Your Play』」)の作品にフィーチャリングで次々と参加。hideトリビュートアルバム『hide TRIBUTE IMPULSE』ではUK(MOROHA)とのスペシャルユニット・SEXFRiENDとして「Bacteria」を、ディズニーのカバーアルバム『Thank You Disney』では映画『リトルマーメイド』から「Part of Your World」をそれぞれカバーするなど、BiSHのなかでもその存在感ある声があちこちから高く評価されてきたアイナ。彼女がBiSH参加前に作っていた楽曲であり、ソロデビュー曲となった「きえないで」を自ら作詞・作曲した背景、歌詞に込めた思い、今作でアレンジ、プロデュースを担当した亀田誠治との制作について、深掘りした。

――フィーチャリングをはじめ様々なところで引っ張りだこのアイナがソロデビューするということで。いまはどんな心境ですか?

いままではBiSHというものを背負った状態でいろんな方とのフィーチャリングでお仕事させていただいてたので、BiSHに貢献できるものを探して頑張ってたんですね。

――そこまで考えてたんですか?

わりと考えてましたね。まずは、その曲を良くするというのが大前提にありながら、その裏側で回り回ってBiSHになにか貢献できたらいいなっていう風に思って、外のお仕事はやらせてもらってたんですよ。でも、今回はそういうのを1回振り払ってみようと思って。そうしたら表現の幅がすごく広がって、やってて楽しかったです。BiSHの前に、アイナ・ジ・エンドの前に、私は一人の女性、その気持ちだけで今回は歌いました。

――ああー。だから、率直な意見をいわせてもらうと、今回の歌はアイナの見ちゃいけない部分まで見ているよるな気分になるんですよ。

あははは(笑)。分かります。生々しすぎますよね、ちょっと。でもこの曲を書いたのは18歳ぐらいのときなので。だから、いまと心情は全然違うので、私もなんか見ちゃいけない部分を見てる気がします。

――今回ソロをやるにあたって、作家さんに書いてもらうのではなく、なぜ18歳の頃に作った自作曲をわざわざ引っぱり出して歌おうと思ったんだろう?

最初に“ソロの曲をいっぱい作ってるんでしょ?”とavexの人に聞かれて、実際作ってるので、どれを出そうかってなったときに私は即答で「きえないで」がいいですっていったんです。18歳のときに作って、大切に大切にしてきて、これまで友達とかには歌ったりしてたんですけど。私には親友が一人いて。その親友のお母さんが亡くなっちゃったんですね。そのときに、友達のなかで一番最初に私に電話をかけてきてくれて。その子は電話口でヘラヘラしがら“お母さん死んじゃったわ”っていってきたんですよ。でも絶対その子は泣いてて。ヘラヘラしてるのに涙声なんです。親友の親が死んだ、ましてやそれが自殺だったとか……私はそういう経験が初めてだったから、なにもいえなくて。その子に“「きえないで」歌って”って頼まれたんですけど、私は震えが止まらなくて歌えなかったんですね。そのあと、火葬するときも一緒にいたり、ずっとその子に寄り添ってたんですけど。なにをしてても“あのときに歌ってあげられなかった”というのが悔いとして残ってて。いつか絶対その子の前でちゃんとこれを歌わなきゃって思っていたので、今回ソロを出すって決まったとき、その子に届いたらいいなと思って「きえないで」を選びました。それだけ私が一人に対して歌える曲であれば、誰かの心にも強く刺さるんじゃないかなと思って。そういう根拠のない自信だけでこの曲を推しました。

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アイナ・ジ・エンド(BiSH) 撮影=大塚秀美

アイナ・ジ・エンド(BiSH) 撮影=大塚秀美

16~17歳ぐらいの頃に好きになった人のおかげで、“男の人って怖くないんだ”って思えて。その人に私は“女の子”にしてもらった気がした。

――そもそも「きえないで」は、どういう気持ちで作った曲だったんですか?

これは……すごく元をたどっていくと、私にはトラウマがあって、男性に対して。友達とかはいいんですけど、男の人に関して“絶対無理っ”みたいに拒絶反応してた時期があったんですね。そういう時期は、好きな人も彼氏もできずだったんですけど。16~17歳ぐらいの頃に好きな人ができて。その人のおかげで“男の人って怖くないんだ”“優しいんだ”って思えて。その人に私は“女の子”にしてもらった気がしたので、その人のことを思って書きました。私が死に絶えてもあなたには生きててほしい、だからきえないで、女の子にしてくれてありがとうって。

――その人に対する純粋な想いを綴った曲なんですね。

うん、そうですね。

――曲はどうやって作っていたんですか?

18歳の頃だからお金がなくて。DTM初心者だから、最初にLogicをダウンロードして。MIDIキーボードも欲しかったんですけど、その頃はメルカリとか分からなかったので、中古屋を巡って“これ、ただで貰えませんか?”ってお願いしまくって(笑)。当然“無理です”っていわれるんですけど、そのうちショップの人とも仲良くなって、そうしたら結局貰えちゃって。まさかの(笑)。

――さすがBiSHだわ(笑)。

でも貰ったものの、自分では弾けず。だから、曲はコードっぽいものを自分で探して当てて、流れを作って。それを鍵盤を弾ける友達に送ってピアノを入れてもらって。次にギターを弾ける友達のところにそれを持って行って“これにギター入れてみてよ”って入れてもらって、トラックは作りました。でも、次に歌をどうやって入れるのかが分からなかったから、パソコンにイヤフォンをつないで、イヤフォンマイクに向かって歌って。超ノイズ入りまくりの「きえないで」ができたんです。

――それを、今回亀田さんにアレンジ、プロデュースをしてもらった訳ですけど。どうでしたか?

当時から、ここにドラムとかベースが入ったら絶対にもっとよくなるって思ってたんですけど、どうしても入れ方が分からなくて。ぐちゃぐちゃのまま完成してた曲だったので、その夢が今回叶いました。ベースもガンガン入ってて、サビにドラムがガツーンと入ったら絶対いいって思ってた妄想が、思ってた倍の倍以上の形になって、楽曲が生まれ変わった気持ちになりました。嬉しいというよりか、感無量という言葉が似合うんですかね。

――亀田さんとお話しはしました?

私がさっき話したトラウマのことや、親友に歌いたいということも伝えたら、亀田さんが“気持ちは受け取りました。僕なりに形を持っていきます”と。その一言ぐらいですかね。あまりどうしたいとかは聞かれず。

――歌についてはどうだったんですか?

ボーカルディレクションもほぼなかったです。最初はパートごとに分けて録ってたんですけど、私は分けて歌うと感情の起伏が繋がらないと感じたから、そこそこ録ってたにも関わらず“フルで歌いたい”っていったら、その私のわがままをきいてくれて。しかも亀田さん、私が“(歌の)修正をできるって知らなかったから、昔はピッチがズレたらジャストになるまで歌ってたんですよね”って話したら、“じゃあそれで限界までやろう。付き合うよ”っていってくれて。すっごい寄り添ってくれる方で。

――アイナのやり方に合わせてくれた。

そうなんですよ。同時進行でいろんなお仕事をやってるのに。すごい人だなと思って。亀田さんはそうやって(私の)感情を大事にしてくれてました。本当にいいテイクがとれたときは“イェーイ!!”ってガッツポーズして叫んでくれるから、一緒にいるだけで明るくなるし。亀田さんには、音楽って楽しいんだっていうことを改めて教わった感じです。

――歌詞は今回レコーディングするにあたって直したりしたんですか?

直してないです。だから、本当に未熟で、未完成っぽいところもあるのは自分でもわかってるんですけど。あえてそのままで。

――この曲って、サビはどこなんですか?

そう思いますよね(苦笑)。“恋が終わる~”からの、やたらうるさくなるところからがサビです。A⇒B⇒サビとか曲の構成なんも分からずに作ったんでぐちゃぐちゃなんですけど、誰かに評価されたいわけじゃなくて、親友のその子に届けばいいからそのまんまなんです。

――どこまでもその気持ちを強く貫いたんですね。

はい。そうすれば、さっきもいいましたけど、一人に届けば絶対他の誰かにも刺さると信じているので。でも、自分がいいっていうものを貫いただけでは、一歩間違えると独りよがりみたいになっちゃう。その配分は亀田さんとかが調整してくれて。だから、決して自分だけの独りよがりではない、と言い切れます。歌も楽曲もパフォーマンスもMVも。

――歌のサビの最後、<借りてきた言葉を貰って言います>のところを、歌では“ゆいます”と歌ってるじゃないですか? あそこはなにか意図があったんですか?

大阪出身で、18歳のころはまだ“いう”っていう言葉をあんまり使ったことがなかったんですよ。向こうだと“いまからゆうわ”で、“いまからいうね”とかないんで(笑)。その名残でそう歌ってました。そこ、誰も気づいてないですよ。いまいわれて初めて“ここ関西弁で歌ってるわ”って知ったので(笑)。

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アイナ・ジ・エンド(BiSH) 撮影=大塚秀美

アイナ・ジ・エンド(BiSH) 撮影=大塚秀美

――歌うときに心がけたことはありますか?

レコーディングブースの右の壁に、指で“絶対きえないで”と書いて、そこに集中してから歌いました。

――なんでそんなことを?

なんでだろう。自分のスイッチなんですかね。初めてでした、そんなメンヘラチックなことをしたのは。だから、わりとBiSHを忘れて歌った感じはしますね。

――BiSHではいつもどんな風に歌おうと心がけているんですか?

私のなかの、これ以上ないぐらい全力で歌って、命削ってる感じで歌います。いまここで喉やってもいいわっていう気持ちで歌っちゃうんですけど。今回は、そうじゃない。技術的にうまく歌わない。棒読みというか……鼻歌感覚で歌うというのか。おうちでボーッとしながら歌ってる人、みたいな感じで歌いました。

――だから、BiSHのアイナでもないし、これまでのフィーチャーリングやカバーで聴いてきたアイナとも違いますよね。

これまでMONDO GROSSOさんとか、hideさんのトリビュートをやらせていただいたときも、わりと歌のディレクションは多かったんですよ。そのオーダーに対して120%で返すというのが自分のソロのスタンスだったんですけど。今回はディレクションがほぼなかったので、自分のなかのBiSHでもなく、アイナ・ジ・エンドでもなく、一人の女の人で歌ってました。

――ノーディレクションだったからこそ、歌でも“女の子にしてくれたね、あなたのおかです”が実現したんだ!

私が本当に男の人が嫌いだったときは、髪もショートカットにして、それこそ自転車も可愛い自転車は乗らずマウンテンバイクとかに乗ってて。口調も男の子っぽくしたりして。そうしないと男の子にやられるって気持ちが強かったんですよ。“女を出したら負け”っていう気持ちが、小5ぐらいからずっと自分のなかにはあって。だから、学校の男の先生にも面倒くさがられてたんです。私、やたらいじられキャラだったので、授業中よく当てられてたんですけど。当てられても“ゆわれへんわ、ボケ!!”っていう感じでずっと反抗してて、男の先生だけには。でも、この人に出会ってからは、女の子になってもやられるわけじゃないんだっていう、当たり前のことに気づいたんです。だから、ここでいってる“女の子”っていうのは性に対してというよりは、髪の毛を伸ばしてもいいしメイクしてもいいし、女の子っぽいことをしたら楽しいなっていうことに気づかせてくれた、という意味ですね。

――なるほど。そうやって女の子になってからの人生のほうが、アイナは楽しいですか?

そうですね。息苦しかったので、ずっと。だから当時反抗していた学校の先生には申し訳ないです。だって、高校のときとか絶対的に赤点で、補習を受けなきゃいけない点数しかとれてないのに、男の先生がアイナと二人っきりで補習授業をするのが嫌すぎて、点数を上げてくれてましたから(笑)。

――(笑)。それからもう一つ。歌詞のなかにたらこパスタが出てくるでしょ? アイナの好物なんですか?

うちのお母さん、料理があんまりうまくなくて。だいたいうちの料理は味がなかったんですよ。ご飯自体、あんまり作らない人で。帰ったら500円玉が置いてあって、隣りにオリジン弁当のメニューがある、みたいな毎日だったんです。けど、たまーにパスタを作ってくれて、“やったー!!”って食べてみたら“味ねぇ!”っていう(笑)。歌詞に書いたのは、上京して一人暮らしをしだした頃だったから、あんなに味のないお母さんの料理も美味しかったんだな、愛があったんだなって気づいた時期で。だから歌詞に入れたんだと思います。

――泣いちゃうね、お母さんがこれ読んだら。

はははっ(笑)。


――MVもリリカルな仕上がりになっていましたけど。どんなテーマで作ったんですか?

大喜多(正毅)監督という、BiSHの「オーケストラ」や「My landscape」という大きな曲を撮ってもらった人に撮ってもらったんですけど。テーマは、大喜多監督には“BiSHだとメンバーが女の子っぽい子が多いから、アイナはいつも男の子側に寄ってるよね”といわれて。

――ああ、そうかも!

私も気づいてなかったんですけど、そうかもと思って。“だから、パフォーマンスもわりと女性的じゃない方が多いよね? だったらBiSHではない、アイナの女の人としての一面を見せたらいいんじゃない?”と監督から提案されて。それで作りました。

――それで今日もこんなフェミニンな衣装なんですね。

これも衣装の外林(健太)さんが作ってくれて。おしゃれな部屋着みたいな感じで。

――普段おうちではこういうワンピースを着てるんですか?

着ないですね。だから嬉しいです。

――踊るシーンはあまりなかったですね。

はじめはダンスの振りを作ってたんですよ。でも当日現場に行ったら、大喜多監督がいろんなものを用意してくれていて。例えば、机の上にお皿が2枚あって、その上には食べかけのパンと、もうひとつはパンを食べきってる空のお皿。その他にはペンと紙。床には毛布が置いてあって。これは使うしかないと思って、作ってきた振りを全部現場で変えて。スタッフさんがカメラや照明の調整してる間に、ずっと床にゴロゴロ転がりながら新しい振りを考えてやった感じです。ほぼ1カットで撮りましたね。

――歌、歌詞、MV全編を通して、この作品で自分の女性的な部分をみんなに見られることに対して、抵抗はないですか?

正直、ないですね。これで“うわ、無理”って思って受け止められない人もいるかもしれないけど。それでいい、じゃなくて、いつかその人たちも迎えにいくんで。いまは受け止められないでもいいよ、という感じです。そこまで、これを出すって決めてから腹はくくってます。


一人ひとり個性の強い最強集団になる。それがBiSHという塊になれたらいいな。自分を含め大事なのは、BiSHがあるからソロができるっていうこと。

――分かりました。ところで、チッチのソロは聴いた?

聴きました。何回も聴いてます。めっちゃいいなと思いました。

――アイナはチッチに対して、ライバル心みたいなものはあるんですか?

正直1度も思ったことないんですよ。

――チッチとは声質も対照的だけど、アイナは自分のハスキーな声、いまは好きになりました?

昔はめっちゃ嫌いだったけど、誰かに響いてるかもしれないって思った瞬間は、好きになりました。「プロミスザスター」を歌ってるときに、たまに好きになれるぐらいですかね(笑)。だから、好きか嫌いでいったら、ずっと嫌いなのかも。でも、自分のどこのパーツよりも、歌はまだましなのかなと思います。

――そんなに自分に自信ないの?(笑)

だって、二の腕のプニプニがよくてとか、顔がよくてとか、おっぱいが大きくてとか、美脚でとか、私にはそういうのがまったくないんで。声が唯一、人から“いい”っていわれる部分なので、他の部分よりはましなんだろうなって思ってます。でも、最近思うんですけど、TVとか出たときに“こんな気持ちじゃダメだ”と思って。自分のことを受け入れて、向き合わないといけないだろうなっていう時期ですかね、いまは。好きになるとかじゃなくて、受け入れて武器として扱って戦っていかなきゃいけないんだろうなって。だから、またこれから変わるかもしれないです。

――では、ここからはBiSHについて聞きたいんですけど。BiSHは横浜アリーナをソールドアウトさせて、ライブも成功させましたよね? メンバー内では、音楽でソロ活動をする人もいれば、本を出す人もいて。アイナは今後のBiSHについて、どんな未来図を考えていますか?

そうだなぁ。次はヌード写真集でも出しますか?

――それ、需要ある?

ないですね(笑)。いま思ってるのは、ソロでやるメンバーはそれをもっと伸ばして突き抜けるところまでやる。そうやって突き抜けた人たちが集まったとき、一人ひとり個性の強い最強集団になる。それがBiSHという塊になれたらいいなって、最近は思います。でも、自分を含め大事なのは、BiSHがあるからソロができるんだよっていうこと。それを忘れないでやれたら、きっと最強の集団になれるんじゃないかな。

――BiSHはこの後ホールツアーが始まり、ファイナルは横アリ超えの幕張メッセ国際展示場9~11ホールが待ち構えています。自信はりますか?

絶対に埋めなきゃっていう気持ちが強いです。もしここでメッセが埋まらなかったら、“野音のBiSHよかったね”とか“横アリのBiSHよかったね”っていわれだして、自分たちもそう思ってしまうんじゃないかと思って。いけるところまで快進撃を続けたいから、そのためにもチケットを売り切って、メッセのステージに立ちたいんです。そのためにも今回任されたソロでできる限り突き抜けて、BiSHの幅を広げたい。アイナ・ジ・エンドを、チッチを、アユニを、いいなと思った人にはBiSHを聴いて欲しいし、モモコ(グミカンパニー)の本を読んだらライブに行ってみたいなと思って欲しい。

――でもアイナのソロやチッチのソロを聴いて、BiSHを聴いたりライブに行ったら……。

“全然違かった!”ってなるんですけどね(笑)。でも本当に、メッセは売り切りたいです。

――分かりました。それでは最後に、読者のみなさんにメッセージをお願いします。

今日ここで話した、ここにある言葉は嘘偽りないので、これを読んで少しでも気になる部分があったら、会えたらもっと好きになってもらえるかもしれないので、会いに来て欲しいですね。幕張メッセに。


取材・文=東條祥恵 撮影=大塚秀美

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アイナ・ジ・エンド(BiSH) 撮影=大塚秀美

アイナ・ジ・エンド(BiSH) 撮影=大塚秀美

>>【インタビュー】セントチヒロ・チッチが語る、ソロデビュー曲「夜王子と月の姫」に込めた想いとこれからのBiSHについて

米津玄師、初のアリーナツアーの詳細発表 ご当地情報を各地電車中吊りポスターで解禁

米津玄師にとって初となるアリーナツアーが決定し、そのツアーの全貌が解禁となった。

ツアータイトルは『米津玄師 2019 TOUR / 脊椎がオパールになる頃』。日程は、来年1月から3月まで全国8会場16公演、自身過去最大規模になる。

今回のツアー発表は、異例のご当地電車中刷り解禁となった。本日・9月26日朝より、全国の各開催地ごとにご当地の開催日程と会場が主要駅から各会場へと続く電車路線の中吊りでそれぞれ発表された。

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米津玄師

米津玄師

また、このツアーについて、10月31日にリリースされる両A面シングル「Flamingo / TEENAGE RIOT」の初回特典として、チケット最速先行抽選応募券が封入されることも決定。チケットの申し込みは10月30日(火)12:00から11月4日(日)23:59までとなり、「Flamingo / TEENAGE RIOT」のフラミンゴ盤、ティーンエイジ盤、通常盤、全形態の初回プレス分に封入となる。

各地沿線の路線と、掲出日程は以下の通り。

徳島県 >JR四国 高徳・牟岐・徳島線 掲出日程:9/26-10/1
神奈川県 >東横線・目黒線・池上多摩川線・みなとみらい線  掲出日程:9/26-9/27
宮城県   >東北本線 黒磯・郡山~仙台~一ノ関(一部、仙台~坂元、仙台、愛子)  掲出日程:9/26-10/1
福岡県 >福岡地下鉄空港線、箱崎線 掲出日程:9/26-9/28
北海道 >JR北海道 小樽~札幌~旭川・室蘭、札幌~北海道医療大学 掲出日程:9/26-10/1
福井県 >JR西日本 北陸本線 普通電車 掲出日程:9/26-10/7
大阪府 >JR西日本 普通電車 環状/桜島・東海道/山陽・福知山・片町・東西・阪和・関西・奈良各線(*321系車両覗く) 掲出日程:9/26-10/2
千葉県 >京成全線 掲出日程:9/26-9/27

 

ぼくのりりっくのぼうよみ、”辞職”前最後のツアーがスタート「このタイミングで完結させることが一番、素晴らしいことなんじゃないかなって」

先日、「辞職」を発表したばかりのぼくのりりっくのぼうよみが、9月25日、渋谷にて行ったライブのオフィシャルライブレポートが到着した。

2018.09.25
ぼくのりりっくのぼうよみ 「僕はもう……」
東京・渋谷WWW X

「ぼくのりりっくのぼうよみというアーティストを葬ろうと思っております」
9月21日にオンエアされた日本テレビ系報道番組『NEWS ZERO』の特集で衝撃の決意を告げていた、ぼくのりりっくのぼうよみ。《私はぼくのりりっくのぼうよみを辞職します。自分で作り上げたこの偶像を破壊することで、3年間の活動を全うしたいと思います。終幕までぜひお楽しみください》とのコメントとともに、来年=2019年1月をもってその活動に幕を下ろすことを発表した。

それから4日後、9月25日。ぼくのりりっくのぼうよみの全国ワンマンツアー「僕はもう……」の初日公演が、東京・渋谷WWW Xにて開催された。

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ぼくのりりっくのぼうよみ(撮影:川崎龍弥)

ぼくのりりっくのぼうよみ(撮影:川崎龍弥)

上記の「辞職宣言」以降初のライブの場ということで、ソールドアウト満員のフロアには期待感以上にただならぬ緊迫感が立ち込める中、19時定刻にライブはスタートした。これまでドラム/ベース/パーカッションなども加えて多彩な編成でライブを行ってきたぼくりりだが、今回のツアーではお馴染みのサポートメンバー=DJ HIRORON(DJ)&タケウチカズタケ(Keyboard)に加え、佐々木秀尚(Guitar)を擁した新たなバンド編成でステージに臨んでいる。

フロアの張り詰めた熱気をあえて交わすように、序盤はゆったりとした雰囲気の中で1曲1曲じっくりと披露していくぼくりり。「今日はみなさん、『どんな気持ちで来ればいいんだ?』みたいな感じだと思うんですけど……僕もだいたい似たような感じなので(笑)。よろしくお願いします」というMCの言葉に、会場には安堵感と同時に抑えきれない寂しさがあふれたような、独特の空気感に包まれていく。

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ぼくのりりっくのぼうよみ(撮影:川崎龍弥)

ぼくのりりっくのぼうよみ(撮影:川崎龍弥)

「結構アコースティックな感じで、いろいろ変えてやっていこうかなと思っておりますので」とぼくりり自身も話していた通り、アコギ/セミアコ/テレキャスとギターを持ち替えつつしなやかなフレーズを繰り出す佐々木のプレイが、精緻に研ぎ澄まされたぼくりりの楽曲群と相俟って、そのアンサンブルに豊潤な包容力と奥行きを与えていたのが印象的だった。
WWW X一面のクラップを巻き起こした「朝焼けと熱帯魚」のボサノヴァ風アレンジなど、サウンド面でも新たな趣向が随所に盛り込まれていたことで、ぼくりりの歌声のやわらかな質感、切れ味鋭いラップの訴求力が、よりいっそうくっきりと浮かび上がってくる。

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ぼくのりりっくのぼうよみ(撮影:川崎龍弥)

ぼくのりりっくのぼうよみ(撮影:川崎龍弥)

「ダウナーな曲が多かったんで、ここからはアゲぽよな感じで(笑)」という言葉をきっかけに、ライブは一気に熱を帯びていく。「CITI」のビートの躍動感がフロアを震わせ、シリアスな寓話の如き物語性を帯びた「Butterfly came to an end」で観客の手がリズムに合わせて高く揺れる。

先日配信リリースされたばかりの「輪廻転生」「僕はもういない」といった最新楽曲、ぼくりりの起点とも呼ぶべき楽曲「sub/objective」をはじめ、3年間の道程を自ら総括するかのように『hollow world』『Noah’s Ark』『Fruits Decaying』のアルバム3作品から重要曲をセレクトしていたこの日のアクト。
ライブ中盤、「ぼくりりは、来年の1月をもちまして終了いたします。それに伴いまして、今回のツアーで最後に全国各地を回ってこようかなと――」と語りかけるぼくりりに向けて、「ええーっ!?」とオーディエンス一丸の悲しみの声が湧き上がる。

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ぼくのりりっくのぼうよみ(撮影:川崎龍弥)

ぼくのりりっくのぼうよみ(撮影:川崎龍弥)

「僕がひとりの人間として生きていく上で、ぼくのりりっくのぼうよみっていう存在を、このタイミングで完結させることが一番、僕の人生にとって素晴らしいことなんじゃないかなって」――そんなふうにぼくりりは、改めて自らの言葉で「辞職」の理由を伝えていた。

「『誰よりも自由に自分は生きてますよ』っていうふうに見せてたんですけど。『自由になろう』とすることって、不自由だからそうしてるわけで。自分が何をしたいのかよくわからなくなってきてしまって」
「『ぼくりりってすごいじゃん』みたいなものをあえて捨てることで、逆に『ぼくのりりっくのぼうよみって本来こういうアーティストだぞ』っていうアティテュードを大胆に示せるのかなって思いました」

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ぼくのりりっくのぼうよみ(撮影:川崎龍弥)

ぼくのりりっくのぼうよみ(撮影:川崎龍弥)

淀みなく語られる内容からも、ぼくりり終幕へ向けての覚悟がリアルに伝わってきて、フロアの寂寞感は刻一刻と濃密さを増していく。そんな中、「輪廻転生」でオクターバーを駆使して低音を重ねた歌声が天使と悪魔のユニゾンの如く不穏に響き、「僕はもういない」のタイトなアンサンブルと《怠惰な 怠惰な 予防線》という辛辣なリリックが強烈なビート感をもって観客の頭と心を震わせていった。
真摯な批評精神とポップの極みを最短距離で結びながら、ひとりひとりの想いと密接にリンクする――そんな唯一無二の表現者・ぼくりりの在り方が、この日のライブにも如実に表れていた。

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ぼくのりりっくのぼうよみ(撮影:川崎龍弥)

ぼくのりりっくのぼうよみ(撮影:川崎龍弥)

全8公演にわたって行われるツアー「僕はもう……」はこの後、新潟/仙台/札幌/名古屋/大阪/福岡の各都市を巡った後、10月30日の東京・恵比寿LIQUIDROOM公演にてファイナルを迎える。そして、12月12日にはラストオリジナルアルバム『没落』とベストアルバム『人間』が同時リリースされる。

(文:高橋智樹)

SIX LOUNGE、初回限定盤付属DVDに収録のライブ映像「ふたりでこのまま」を公開

SIX LOUNGEが、10月17日にリリースするミニアルバム『ヴィーナス』の、初回限定盤付属のDVDに収録されるライブ映像を公開した。

公開されたのは、恵比寿リキッドルームでパフォーマンスされた「ふたりでこのまま」。この楽曲は、インディーズ時にリリースしたアルバム『東雲』に収録された楽曲で、ライブでも人気の楽曲。初回限定盤には、この楽曲を含めてライブ映像が13曲のボリュームで収録される。

なお、リリース後は12月より『SIX LOUNGE ONEMAN TOUR “LOVE” 2018〜2019』を開催する。気になる人はチケット情報をチェックして欲しい。

 

THE BOHEMIANS 初ベスト盤収録「ダーティーリバティーベイビープリーズ」MV収録現場オフショット

今年2018年、結成11年目を迎えたTHE BOHEMIANSがキャリア初のベストアルバム『That Is Rock And Roll ~Best Of THE BOHEMIANS~』を7月25日にリリースした。生真面目に、自分たちが信じるロックンロールを演り続けてきた彼らが“現在のベストなセットリスト”だと断言する今作。

現在THE BOHEMIANSが所属するDELICIOUS LABEL主宰者であり、THE BOHEMIANSの良き理解者でもある山中さわお(the pillows)いわく、「全部良い曲だからどの曲を選んでも問題ねぇやって。そう思ったときに、具体的な絵が浮かんだのがこの曲だった」という理由により撮影されることになったミュージックビデオは、数ある楽曲の中でもバンドの変遷と可能性を如実に表しているだろう「ダーティーリバティーベイビープリーズ」だった。

現在のバンドのライブ感をたっぷりと体現しながら、THE BOHEMIANSというバンドの細かなこだわりと、メンバーの素朴な人となりが見える撮影現場の様子を、チラッとだけお見せしよう。


撮影が行われたのは梅雨明け前、薄曇りのちょっぴり肌寒い6月20日のことだった。場所は、“芳しき歴史、香しき自然、風薫るロマンのまち”千葉県夷隅郡の大多喜町 中央公民館。THE BOHEMIANSのメンバーは午前11:00に会場入りすると、各々準備をしつつ、スタッフが楽器や撮影用小物のセッティングをする様子を見学していた――。

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▲MVを彩る小道具たち

 
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▲舞台袖に置かれたアップライトピアノで“何かの曲”を弾くビートりょう(Gt)

 
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▲セットの壁に飾られている絵に見入る平田ぱんだ(Vo)。美大出身の血が騒ぐ!?


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▲カメラを向けられると、思わずポーズをキメてしまう星川ドントレットミーダウン(Ba)【Part1】


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▲カメラを向けられると、思わずポーズをキメてしまう星川ドントレットミーダウン(Ba)【Part2】「シェー」


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▲木馬のお尻をしれっとタッチする本間ドミノ(Key)


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▲シンバルの裏に何かありましたか?


 

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と、待ち時間にはそれぞれの過ごし方をしていたメンバーたちだが、本番となるとさすが、孤高のオーラが現れる。

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▲孤高のオーラ、からのオフショット。何の曲を叩いていたかは不明です。

 

ということで、大きなトラブルもなく、終始、和やかでいながらも心地よい緊張感のなか撮影されたミュージックビデオの完成版をどうぞ!

 

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