4月11日(水)に発売となるコブクロのニューシングル「ONE TIMES ONE」のミュージックビデオが公開された。
この楽曲は、本日4月3日より放映となるコブクロ本人出演「アサヒもぎたて」の「2018宣言篇」新TVCMソング。
撮影は2月末に夕方から行われ、コブクロのミュージックビデオには珍しい夜間の外ロケ撮影となった。撮影当日はあいにく深夜から雨予報。撮影終了予定時刻は、深夜2時だったこともあり、予定されているロケ場所6箇所を時間を気にしながらの撮影だったという。
「ONE TIMES ONE」とは、「1×1」という意味で、1×1の答えは「1」ではなく、無限大。“人と人との出会いによって、可能性は無限大に広がる”といったメッセージが込められていることから、撮影は小渕と黒田、別々のシーンで多くが構成された。
小渕の撮影は人通りの少ない場所での撮影だったにも関わらず、黒田はなぜか、帰宅するサラリーマンが多い時間帯に人通りの激しい街中での撮影。「恥ずかしい…」と、とまどいながらも真剣にリップシンクし、ソロシーンの撮影にもお互い近くで撮影を見守り、2人の仲の良さが伺える撮影となった。
途中、様々なキャラクターのキャストが現れるのは、ファンタジーなキャストで楽曲の壮大感と、華やかさを表現。様々な出会いの中で、自分に足りない何かをくれる誰かと出会ったり、また誰かと気持ちや言葉、エネルギーを交換し合うようなイメージも表現されている。
撮影後半になると、あと2箇所で撮影終了というタイミングで雨に降られ、傘を刺しての撮影に。MV撮影で雨に降られるのは今年9月で結成20周年を迎える2人にとっても初の経験だったそうだ。しかし、歌詞の中に<歓喜の雨 共に浴びよう>というフレーズがある事から、“狙った通り”とポジティブに解釈。ラストのシーンでやっと小渕と黒田が合流し、雨の中高らかに大サビを歌い上げ、撮影は深夜2時半頃に終了した。
なお、iTunes Storeで6曲入りシングルをまとめて購入すると、昨年ツアーの1曲目に披露していた「君になれ」の、東京国際フォーラム公演のライブ映像+コメントムービーが特典映像として入手できる。リード曲「ONE TIMES ONE」と特典映像は、4月11日よりダウンロード可能となる。
■田辺秀伸 監督コメント
二人の持つ音楽性が掛け合わさることで想像できない世界が
広がるイメージを演出しました。
二人の音楽性を具現化したキャストは、男らしくも時には女性的繊細さがあり、
いろんな人たちの支えで作られた音楽という意図を込めました。